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平日 晴天 12:45 先客3名 後客1名〝ニューオープン 探検記〟本日も駒込のサウナ上がりに見つけた新店めぐりを決めた。テレビドラマの影響で上野のサウナがマナー知らずの若者に侵略されてしまっているので、安らぎを求めて昨晩は駒込のサウナにやって来た。駅改札から近くカプセルホテルもある便利なサウナだが、流行りに乗った若僧たちに汚されてない地元客に愛されているサウナだ。そんな楽園を、よそ者である私も最近は良く利用させてもらっている。あくまでも大人しくサウナを含めた大浴場で肉体をととのえ、お決まりの食事処の冷えたジョッキの生ビールで精神もととのえるだけなのだ。これを言うと、まるでア◯中患者みたいで申し訳ない。こちらの施設は地下水を地中深くから汲み上げているので、水には強いこだわりを持っている。全ての基本である水が美味いとなれば料理の味にも違いが出てくるのは当然で、それは朝定食の味噌汁を飲めば明らかな違いが分かる美味さだ。今朝も、ゆっくりと朝風呂と朝食を楽しんでから正午のチェックアウトまで新店情報を漁ってみた。すると千葉県柏市で産声を上げたコチラを見つけ、さらに詳しくお店情報を見てみる。今月初旬にオープンしたばかりで、本日で開店四日目のようだ。※ レビューを挙げるのを忘れていたのでタイムラグがありますそこで正午過ぎにホテルを出発すると山手線にて日暮里まで行き、常磐線に乗り換えると最寄りの柏駅まで40分ほどで着いた。南口を出て〝あさひふれあい通り〟とある商店街を歩いて行くと3分で、開店祝いの花と同時に「こってり」と書かれた看板の文字が目に入った。店頭には新装開店を知らせる赤い幟旗が置かれ、道行く人にオープンをアピールしている。お昼すぎの来店となったが行列もなく店内には空席が見えたので、白い暖簾をくぐって店内に入った。入口右手に設置された券売機から筆頭を飾っている表題に「あじたま」と平仮名で書かれたボタンを押した。空調の効いてない暑苦しい店内のL字カウンターに腰を下ろし、店内を見渡してみる。古材や漆喰壁風の内装の店内を、本日は二人体制で回している。新しい板張りのカウンターなどは新店らしさを感じるが、調理場内の厨房機器や備品には相当な年季が入って見える。店内のBGMには店主さんのスマホが使われているので、時々ラインの着信音も聴こえてくる。お冷を汲み忘れたので客席奥のウォーターサーパーで。水を入れて席に戻ってくるタイミングで我が杯が到着した。着席して5分もかからなかっただろう。その姿は青磁の高台丼の中で、先ほど見た表看板の「こってり」を具現化したような脂ぎった表情で威嚇してくる。器の口縁に飛散した背脂が、その事実の全てをアピールしているようだ。漢らしいと言えばそうかもしれないが、斬罪とも思える盛り付けに美意識高い系おじさんのテンションは下がる。そんな気分を、ぶちアゲる為に別皿で供された味玉を器の中にインサートして記念撮影をしてみたが、黄身が流れ出してしまい、さらにテンションは急降下した。墜ちた気持ちを奮い立たせるように、朱赤色のレンゲを手に取った。まずは表層を覆った豚背脂をかき分けてスープの色調を確認すると、霞のある丁子茶色スープが現れた。出来るだけ背脂の影響が及んでなさそうな液面に、レンゲを素早く沈めてすくってみる。瞬時に立ち昇った湯気には、かなりの高温を示唆する真っ白な蒸気が目に見える。それは丼に入れたカエシも温めてあるのでスープの温度が下がらないように、熱さを保つ工夫が功を奏している。その湯気の中には、豚背脂特有の甘みを思わす香りも含んでいる。最小限に抑えたつもりでもレンゲの中には厚めの油膜が見え、ある程度の油っぽさを覚悟して口に含んだ。液体の濃度としてはサラリとして高くはないが、動物性コラーゲンの粘着質が唇を通り口中に膜を張った。油脂の甘みに隠れてはいるが、かなりの塩気の強さが舌を襲い味覚の判断が鈍る。店内には「味が濃いと感じたら調整致します」との貼り紙がちゃんとあったが、今回は基本の味を知るために敢えて薄めずに食べ進んだ。続いて麺上げまでジャスト180秒の麺を引き上げると、黄色みを帯びた中太麺が箸先に重圧をかけてくる。シャープな切刃の角を残した麺肌からも、強靭なグルテンに満ちているのが分かる。食べなくとも加水率の高さを感じる男っぽい麺を一気にすすり上げると、スクエアな口当たりが唇を通過していく。麺肌にハリがあり凹凸が少ないので強気なスープを引き寄せて来ないのが幸いして、麺自体の小麦の香りを楽しめた。噛めばゴワッとした硬さの中にも、モッチリとした歯切れがあり咀嚼に応えてくれる。つまりは力強さの中にも優しさのある、気は優しくて力持ちタイプの〝ドカベン 山田太郎〟のような麺だ。具材のチャーシューには、豚ロースと豚バラの部位違いの煮豚が盛り付けてある。感心したのは提供直前に電動スライサーで切り立てチャーシューを盛り付けていた点だ。肉汁は抜け気味でパサついた歯触りではあるが、どちらの部位も赤身を中心にしたチャーシューなので食べ応えはある。もう少し肉汁の旨みを内に秘めた仕上がりならば、スープに負けずに存在感があったと思う。追加した味玉は白身の上辺だけが色の付いた残念な仕上がり具合で、染みているのは色だけの半熟たまご。漬けダレの浸透は皆無なので、好みの熟成感も全くない。さらには味玉の冷たすぎる温度が、先ほどカエシを温めていた一仕事の意味を台無しにしているようだ。具材としても彩り要員の役割も兼ねているワカメは戻しワカメなので食感も乏しく、ワカメ自身が塩気をもっているのでスープと重なると手に負えない。薬味の白ネギは強気なスープの中でも、自然な香りと辛味で抵抗してくれた。中盤からも麺はコシの強さを残し続けてダレる事なく食べ進められたが、スープとワカメは残してしまい箸とレンゲを置いた。獣臭さのない豚骨醤油系スープだったので、カエシの調整をしてもらえば良かったのだろう。今回は初訪問だったので敢えてチャレンジしたが、次回の訪問があればカスタマイズして自分好みの味にしてみたいと思った一杯でした。
〝ニューオープン 探検記〟
本日も駒込のサウナ上がりに見つけた新店めぐりを決めた。
テレビドラマの影響で上野のサウナがマナー知らずの若者に侵略されてしまっているので、安らぎを求めて昨晩は駒込のサウナにやって来た。駅改札から近くカプセルホテルもある便利なサウナだが、流行りに乗った若僧たちに汚されてない地元客に愛されているサウナだ。そんな楽園を、よそ者である私も最近は良く利用させてもらっている。あくまでも大人しくサウナを含めた大浴場で肉体をととのえ、お決まりの食事処の冷えたジョッキの生ビールで精神もととのえるだけなのだ。これを言うと、まるでア◯中患者みたいで申し訳ない。
こちらの施設は地下水を地中深くから汲み上げているので、水には強いこだわりを持っている。全ての基本である水が美味いとなれば料理の味にも違いが出てくるのは当然で、それは朝定食の味噌汁を飲めば明らかな違いが分かる美味さだ。今朝も、ゆっくりと朝風呂と朝食を楽しんでから正午のチェックアウトまで新店情報を漁ってみた。すると千葉県柏市で産声を上げたコチラを見つけ、さらに詳しくお店情報を見てみる。今月初旬にオープンしたばかりで、本日で開店四日目のようだ。※ レビューを挙げるのを忘れていたのでタイムラグがあります
そこで正午過ぎにホテルを出発すると山手線にて日暮里まで行き、常磐線に乗り換えると最寄りの柏駅まで40分ほどで着いた。南口を出て〝あさひふれあい通り〟とある商店街を歩いて行くと3分で、開店祝いの花と同時に「こってり」と書かれた看板の文字が目に入った。店頭には新装開店を知らせる赤い幟旗が置かれ、道行く人にオープンをアピールしている。お昼すぎの来店となったが行列もなく店内には空席が見えたので、白い暖簾をくぐって店内に入った。
入口右手に設置された券売機から筆頭を飾っている表題に「あじたま」と平仮名で書かれたボタンを押した。空調の効いてない暑苦しい店内のL字カウンターに腰を下ろし、店内を見渡してみる。
古材や漆喰壁風の内装の店内を、本日は二人体制で回している。新しい板張りのカウンターなどは新店らしさを感じるが、調理場内の厨房機器や備品には相当な年季が入って見える。店内のBGMには店主さんのスマホが使われているので、時々ラインの着信音も聴こえてくる。お冷を汲み忘れたので客席奥のウォーターサーパーで。水を入れて席に戻ってくるタイミングで我が杯が到着した。着席して5分もかからなかっただろう。
その姿は青磁の高台丼の中で、先ほど見た表看板の「こってり」を具現化したような脂ぎった表情で威嚇してくる。器の口縁に飛散した背脂が、その事実の全てをアピールしているようだ。漢らしいと言えばそうかもしれないが、斬罪とも思える盛り付けに美意識高い系おじさんのテンションは下がる。そんな気分を、ぶちアゲる為に別皿で供された味玉を器の中にインサートして記念撮影をしてみたが、黄身が流れ出してしまい、さらにテンションは急降下した。墜ちた気持ちを奮い立たせるように、朱赤色のレンゲを手に取った。
まずは表層を覆った豚背脂をかき分けてスープの色調を確認すると、霞のある丁子茶色スープが現れた。出来るだけ背脂の影響が及んでなさそうな液面に、レンゲを素早く沈めてすくってみる。瞬時に立ち昇った湯気には、かなりの高温を示唆する真っ白な蒸気が目に見える。それは丼に入れたカエシも温めてあるのでスープの温度が下がらないように、熱さを保つ工夫が功を奏している。その湯気の中には、豚背脂特有の甘みを思わす香りも含んでいる。最小限に抑えたつもりでもレンゲの中には厚めの油膜が見え、ある程度の油っぽさを覚悟して口に含んだ。液体の濃度としてはサラリとして高くはないが、動物性コラーゲンの粘着質が唇を通り口中に膜を張った。油脂の甘みに隠れてはいるが、かなりの塩気の強さが舌を襲い味覚の判断が鈍る。店内には「味が濃いと感じたら調整致します」との貼り紙がちゃんとあったが、今回は基本の味を知るために敢えて薄めずに食べ進んだ。
続いて麺上げまでジャスト180秒の麺を引き上げると、黄色みを帯びた中太麺が箸先に重圧をかけてくる。シャープな切刃の角を残した麺肌からも、強靭なグルテンに満ちているのが分かる。食べなくとも加水率の高さを感じる男っぽい麺を一気にすすり上げると、スクエアな口当たりが唇を通過していく。麺肌にハリがあり凹凸が少ないので強気なスープを引き寄せて来ないのが幸いして、麺自体の小麦の香りを楽しめた。噛めばゴワッとした硬さの中にも、モッチリとした歯切れがあり咀嚼に応えてくれる。つまりは力強さの中にも優しさのある、気は優しくて力持ちタイプの〝ドカベン 山田太郎〟のような麺だ。
具材のチャーシューには、豚ロースと豚バラの部位違いの煮豚が盛り付けてある。感心したのは提供直前に電動スライサーで切り立てチャーシューを盛り付けていた点だ。肉汁は抜け気味でパサついた歯触りではあるが、どちらの部位も赤身を中心にしたチャーシューなので食べ応えはある。もう少し肉汁の旨みを内に秘めた仕上がりならば、スープに負けずに存在感があったと思う。
追加した味玉は白身の上辺だけが色の付いた残念な仕上がり具合で、染みているのは色だけの半熟たまご。漬けダレの浸透は皆無なので、好みの熟成感も全くない。さらには味玉の冷たすぎる温度が、先ほどカエシを温めていた一仕事の意味を台無しにしているようだ。
具材としても彩り要員の役割も兼ねているワカメは戻しワカメなので食感も乏しく、ワカメ自身が塩気をもっているのでスープと重なると手に負えない。薬味の白ネギは強気なスープの中でも、自然な香りと辛味で抵抗してくれた。
中盤からも麺はコシの強さを残し続けてダレる事なく食べ進められたが、スープとワカメは残してしまい箸とレンゲを置いた。獣臭さのない豚骨醤油系スープだったので、カエシの調整をしてもらえば良かったのだろう。今回は初訪問だったので敢えてチャレンジしたが、次回の訪問があればカスタマイズして自分好みの味にしてみたいと思った一杯でした。