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「濃厚つけめん 大(880円)」@つけめん桜坂の写真平日帰宅時。所用で聖蹟桜ヶ丘で途中下車した際、コチラの前を通りかかったときに、ふとデフォルトの豚魚つけ麺を食べてみたくなりました。鶏出汁、鴨出汁や煮干出汁の清湯醤油に中細ストレート麺を合せ、穂先メンマと低温調理のレアチャーシューをトッピングしたスタイルのラーメンが幅を利かせる中、却って新鮮に感じられるまたおま豚魚w 10年以上前に初めて食して以来、同店では10数年振りとなる「濃厚つけめん」の大盛(並盛と同価格 880円)の食券を買って18時半頃に入店。

先客数名と、この時間にしては寂しい店内。コロナ禍による営業時短要請の影響を受けているに違いないですよね。政治も市井の人々も、誰かを悪者にして叩かなければ気が済まないのだろうか。食べ物商売の人たちは、ホント、堪ったもんじゃないよな。そりゃコロナは怖いけど、食べたいものは食べるよ儂ゃ。と誰にともなく毒づきながらカウンターに着席。店主と男女店員の計3名大勢。ヒマそうですが、同店独特の太麺仕様につき、たっぷり10分かかって我が一杯が10数年振りに目の前に登場しました。

黒い陶器製の腰高なつけ汁丼には、お馴染みの魚粉たっぷり、濃厚豚骨魚介醤油のつけ汁が表面にみじん切りネギを浮かべています。一方、ベーシックな白無地白磁の反り丼には、これまたお馴染みの角断面の太ストレート麺。その麺が麺線を整えて折り畳まれた上には、豚肩ロースのレアチャーシュー、鶏ムネ肉のチャーシューが2枚、穂先メンマに三つ葉があしらわれています。

一昔前にいただいた同店の同メニューは、麺丼の方の麺の上には何も載っかっておらず、チャーシューやメンマは汁丼の方に入れられて底に沈んでおり、見た目には、麺の上にチャーシューやメンマが盛付けられた今のスタイルの方が、豪華かつ高価そうに見えますw 同じメニューでも同一箇所に留まらず、常に進化の努力を続けているという証左でしょうか。ではいただきましょう。

まずはつけ汁から。鰹魚粉フィーチャーの豚骨魚介醤油に、軽く酸味を利かせた、今となっては懐かしささえ感じさせる味わい。10年前は最先端を行く味だったんだよなと思うと、世の移ろい易さを実感しますが、今、口にしても決して悪くはないです。て言うか美味しい。

麺は、相変わらずの同店らしい特徴的な食感の太ストレート麺。とてもコシが強く、弾力というか咀嚼時に歯にかかる反発力が半端ない麺です。同店でこの麺を食する度に思うのですが、単純に小麦だけじゃなく何かこの弾力・反発力を実現するために練り込んでいるのではないかと。代々木の豚骨魚介系の名店・いそじのようにタピオカ粉とか。咀嚼に骨が折れるのでアゴが疲れますが美味しい。

さてトッピング。麺は、見てくれから食感に至るまで、昔から全く変りませんが、大きく変ったのはトッピング類。昔は、それこそ短冊切りのチャーシューと細切りのメンマが水面下丼底に沈んでいて、ラーメンに比べると物量的にも物足りなさがありましたが、2種類のチャーシューと穂先メンマと、見栄えはずいぶん良くなりました。加えて、なんとなく薄味でパサついたイメージのあった鶏ムネ肉のチャーシューが、しっかり塩味の施されたしっとりしたもので、改めて見直したところです。豚肩ロースのもの共々美味しい。

まぁ、久しぶりの懐かしい味でしたので、半ばでカスタマイズすることも忘れて啜り続けていたら、気がついたら麺もトッピングもなくなっていましたw 残ったつけ汁に、店内備え付けのポットに入った割りスープを足し、慈しむようにレンゲで口に運ぶと、長ネギのみじん切りだけかと思ったら刻みタマネギもつけ汁に入っていました。ショリっとした独特の食感と甘みが好ましいものでした。程なく完飲完食にて食了。

今のラーメンシーンを見ていると、冒頭に述べたような清湯醤油+レアチャー・穂先メンマな一杯が席巻している感があり、一時期の豚骨魚介系のように今時のまたおまなんて呼ぶ方もチラホラw 人が何と思おうが、また何と呼ぼうが、良いものは生き残ってゆく、それだけのことだよななどと、食後の余韻のなかで考えてしまった10年振りの一杯でした。

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