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「背脂煮干しそば」@拉麺 瑞笑の写真2022年1月12日(水)

昨夜は「くにを」を出てから2軒目にこちらの店を初訪問。

18時22分に到着すると、店内には先客が僅か1名のみの状況です。

先ずは「背脂煮干しそば」の食券を購入し、席に着いて食券を渡すと待つ事5分ほどでラーメンが到着です。

色が濃いめな醤油スープには背脂と微塵切りの玉ネギが浮いていて、艶やかな細麺の上にはチャーシュー、メンマ、刻みネギ、海苔が乗っています。

先ずはスープを飲んでみると、適度でいてキレを帯びた醤油の風味や塩味と共に、雑味が除かれつつも重層的な出汁の味わいが口の中に広がります。

出汁は鶏や豚の動物系に煮干しや魚介節と思われるものの、煮干しの雑味が綺麗に除かれている事から煮干しの存在感は至って希薄である印象です。

一方、出汁は煮干し一辺倒ではなく動物や魚介節が旨味の層を構築していて、淡麗寄りの仕上がりながらも味わいに一際深い奥行きを与えています。

ただ、豚の風味に関しては背脂のコクや甘味が占めている事から、出汁と背脂の何方から来る風味かについては判断が些か難しいのが正直な所です。

また、醤油ダレはキレと共に仄かな香ばしさを帯びている事から、恐らく火入れ醤油の他にも生揚げ醤油が若干ながら使われている様な気がします。

次に麺を食べてみると、多加水寄りの細麺が適度な硬さに茹でられていて、噛み締めると靱やかなコシと小麦粉の風味をバランス良く保っています。

そして、細麺にはスープが充分に絡み込み、噛み締めると麺の甘味とスープの旨味が口の中で混ざり合う事で味わいに一段と深い奥行きを与えます。

次にチャーシューを食べてみると、小振りでいて醤油ダレが少々深め染み込んだ豚バラ肉と豚腿肉の煮豚が何れも若干厚めにスライスされています。

醤油の風味が背景となって豚バラ肉からは脂身の甘味を感じるものの、豚腿肉は赤身がパサ付いていて肉質の味わいが些か舌に伝わり難い印象です。

食べ終えた感想ですが、旨味の出し方が相当技巧的ではあるものの、煮干し系と思って食べると些か期待と違った味である印象が否めませんでした。

改めて訪れる機会があれば、次回は煮干し系と言う先入観を振り払いつつ別のメニューにチャレンジしてみたいと思います。

ご馳走さまでした。

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