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「醤油らぁ麺」@らぁ麺 すぎ本の写真2022年6月5日(日)

本日は高津で友人とランチをしてから1人でこちらの店を訪問です。

店主は「ラーメンの鬼」と呼ばれた「故・佐野実」氏の最後の弟子である「杉本康介」氏です。

今年4月にラーメンの内容から器に至るまで大胆にリニューアルされたと聞いて訪れてみました。

尚、コンセプトは現代の素材や技術で再現された鵠沼時代の「支那そばや」の味わいとの事です。

私は鵠沼時代の味わいを経験した事がないものの、ネットで調べてみると確かに器まで今回食べた一杯と同様でした(笑)

13時54分に到着すると、店の前では8名の先客が入店待ちの状況です。

外待ちの間に食券の購入を求められ、先ずは「醤油らぁ麺」の食券を購入しました。

そして、外で待つ事19分ほどで店内に案内され、席に着いて8分ほどで待望のラーメンが到着です。

透明な醤油スープには薄らと鶏油が浮いていて、シルキーな中細麺の上にはチャーシュー、メンマ、海苔、刻みネギが乗っています。

先ずはスープを飲んでみると、適度でいて膨よかな醤油の風味や塩味と共に、重厚でいて複雑な出汁の味わいが口の中に広がります。

出汁は恐らく鶏や豚の動物系に魚介節や昆布と思われますが、それら素材とは異なる別の旨味も密かに介在している様な気がします。

慎重に味わうと微かに乾貝や生姜と思しき風味を感じるものの、他の旨味と被っている事から明確に判別する事は出来ず終いでした。

尚、スープには鶏や魚介節の旨味が隙間なく溶け込んでいて、それらが醤油の豊潤な風味と重なる事で味わいに厚みを与えています。

次に麺を食べてみると、多加水寄りの中細麺が適度な硬さに茹でられていて、滑らかな啜り心地と共に仄かな小麦の風味を感じます。

そして、靭やかな麺にはスープが潤沢に絡み込み、小麦の甘味とスープの複雑な旨味が重なる事で味わいに一段と膨らみが増します。

次にチャーシューを食べてみると、豚ロース肉の焼豚が些か厚めに切られていて、一方豚肩ロースの煮豚が若干薄めに切られています。

焼豚からは燻香が一切と言って良いほど感じられず、また赤身が若干パサ付いている事から肉質の旨味が些か舌に伝わり難い印象です。

一方、煮豚は赤身が極めて柔らかく仕上がっていて、噛み締めると肉質の旨味と共に脂身のコクや甘味が舌に至って明確に伝わります。

食べ終えた感想ですが、油分の量を抑えながら出汁の濃度を保つ事でレトロさと現代的な味わいが見事に両立されている様に感じます。

ただ、リニューアル前にも感じた事ではあるものの、私には味わいのアイコンとなる特徴に些か欠けている印象が否めませんでした。

とは言え、鵠沼時代の「支那そばや」の味を再現出来ているならば、店にとってはこの味が揺るぎない正解であるのかも知れません。

改めて訪れる機会があれば、次回は「塩らぁ麺」を是非試してみたいと思います。

ご馳走さまでした。

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