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「焼き豚塩」@仙臺 くろくの写真2022年7月15日(金)

昨夜は仕事を終えてから仙台まで移動してこちらの店を初訪問。

店主は高田馬場の「渡なべ」出身であり、尚且つ「渡辺樹庵」氏の一番弟子との事です。

20時27分に到着すると、店内には先客が誰も見当たらない状況です。

先ずは「焼き豚塩」の食券を購入し、席に着いて待つ事3分ほどでラーメンが到着です。

澄み切ったスープには油分が煌びやかに浮いていて、細麺の上にはチャーシュー、メンマ、刻みネギ、糸唐辛子が乗っています。

先ずはスープを飲んでみると、適度でいて丸みを帯びた塩味と共に、重厚でいて一体感に満ちた出汁の味わいが口の中に広がります。

出汁は鶏や貝類との事ですが、自ら味わう限りでは昆布と思しき甘味と共に揚げた海老の香ばしい風味が混在している様に感じます。

ただ、海老の風味はスープを飲み続けるに連れて弱まる事から、出汁ではなく海老を揚げた白絞油で与えられている様な気がします。

また、貝類が入っている割には琥珀酸の渋味が希薄である事から、浅利や蛤ではなく貝柱の乾貝が主体で使われていると思われます。

一方、塩ダレにはイエローソルトが使われている様ですが、ヒマラヤ岩塩の特徴である丸みやミネラル感が存分に発揮されています。

鶏を基軸とした近年流行りの構成かと思いきや、様々な旨味が巧妙に一体化する事で味わいにさり気ない厚みを与えている印象です。

次に麺を食べてみると、若干低加水寄りの細麺が適度な硬さに茹でられていて、噛み締めると微かな粘りと共に鮮明な小麦の風味を感じます。

そして、細麺にはスープや油分が存分に絡み込み、小麦の甘味に鶏油のコクや海老の風味が重なる事で味わいに豊潤な膨らみを生み出します。

次にチャーシューを食べてみると、バーナーで炙られた豚バラ肉の煮豚が結構厚めにスライスされています。

肉質は触れると崩れるほど柔らかく煮込まれてはいるものの、醤油の塩味が強過ぎる事から脂身のコクや甘味が些か舌に伝わり難い印象です。

食べ終えた感想ですが、緻密な計算に基づいた完成度の高い味わいで、店主の高度な技術が至る所に垣間見える極めて秀逸な仕上がりでした。

私個人的には感動を覚えると言うよりも、寧ろ食べると思わず唸ってしまいそうな感心を抱く味わいでした。

因みに、私が食べ終えた時には店内が何時の間には満席になっていて、尚且つ店から出ると外では8名の客が並びつつ空席を待つ状況でした(汗)

改めて訪れる機会があれば、次回は「醤油らぁめん」を是非試してみたいと思います。

ご馳走さまでした。

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