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「煮干し醤油」@メヂカそば 吟魚の写真2022年8月12日(金)

昨日は2軒目に最近リニューアルを果たしたこちらの店を初訪問。

元々は「うお青」と言う屋号で営業していましたが、5月にメニューをリニューアルすると共に屋号も一新された模様です。

13時31分に到着はしたものの、盆の期間は平日も土曜と同様に14時まではネットで予約済の客のみを受け付けているとの事でした。

では、14時まで店先で待とうと思ったものの、席に余裕があるとの事からご好意で店内に通して頂きました。

尚、こちらのメインはメジカ節のラーメンではあるものの、この日は煮干しの日との事から「煮干し醤油」の食券を購入しました。

そして、店内で待つ事12分ほどで席に案内され、着席して待つ事6分ほどで一新されたラーメンが到着です。

仄かに濁ったスープは薄茶色に染まっていて、整った細麺の上にはチャーシュー、味玉、大葉、赤酢に漬けた玉ネギ、刻みネギが乗っています。

先ずはスープを飲んでみると、適度でいて至って円やかな醤油の風味や塩味と共に、重厚でいて雑味の無い出汁の味わいが口の中に広がります。

出汁は煮干しと鶏が軸であると思われますが、自ら味わう限りではそれらの他にもイカの内臓を若干彷彿とさせる極めて独特なコクを感じます。

イカの煮干しが使われている可能性も強ち否定は出来ないものの、何方かと言うとイカを主体とした魚醤に限りなく近い味わいである印象です。

一方、煮干しのコクが効きつつも苦味やエグ味は控えめである事から、煮干しの中でも恐らく大羽が圧倒的な割合を占めている様な気がします。

次に麺を食べてみると、エッジが保たれた細麺が硬めに茹でられていて、噛み締めると極めて靱やかなコシと共に明確な小麦の風味を感じます。

直感的に低加水麺である様に感じるものの、粉っぽさが希薄でいて弾力に満ちている事から、加水は決して極端に低い訳では無い様に感じます。

そして、細麺にはスープが存分に絡み込み、噛み締めると小麦の甘味とスープの旨味が重なり合う事で味わいに豊潤な膨らみが生み出されます。

次にチャーシューを食べてみると、低温調理で仕上げられた豚肩ロースが適度な厚みにスライスされています。

肉質は微かに胡椒の風味を帯びていて、噛み締めるとムッチリとした弾力を感じると共に、滲み出た肉質の旨味が舌に至って素直に伝わります。

食べ終えた感想ですが、魚醤を彷彿とさせる実に個性的な味わいで、そこに煮干しを無理なく重ねている点からは店主の高度な技術が伺えます。

ただ、私個人的は「うお青」時代のオーソドックスな構成の中で極限まで研き上げられた正統的な味わいの方が自分好みである様に感じました。

改めて訪れる機会があれば、次回はメインメニューである「淡麗メヂカ醤油」を是非試してみたいと思います。

ご馳走さまでした。

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