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「神山らー麺」@麺屋武蔵 神山の写真 4月に入り仕事も本格化(4日)、土曜昼にプラプラ食べ歩けるのも、しばらくは無理になりますな……ちょっとブルーな気持ちで、神田某店へ。
 JR神田駅に降り立ち某店に向かう前に、恒例となった「神山」の「行列見物」に。14時半過ぎ、暖簾越しに店内をのぞきますと……あれ、8割ほどの客入りで空席がチラホラ。予想外の展開に思わず入店、ちょっとうれしくて、入口右手の券売機で「神山らー麺」(1,000円)をポチッとな。
 厨房の店員はキビキビとした働きぶり、つけ麺用とラーメン用で、大型の麺ゆで機2台がそれぞれ常時5、6玉をゆで中という「量産体制」、気合いのこもった掛け声の湯切りもお約束。ちょっと目を引くのは、チャーシューの仕上げ。バラ肉チャーシューをブロックのままドップリとタレにつけ、大型の赤外線ヒーターで表面にタレを焼き付けてから、ダンッダンッとブツ切りにするという工程。こりゃ結構美味そうですな……丼は約7分で到着。
 では、スープを一口……透明な魚介の旨みがクッキリと引き立った豚骨魚介。動物系は豚骨・鶏ガラのようで、丸みを帯びた優しいコクのあるサラリとしたもの。これをサバ節で受けるかと思いきや……魚介系はカツオ節の風味を中心に据え、煮干・昆布など奇をてらわないオーソドックスな構成で、「大上段」に構えた旨みの「切れ味」。強いカツオ節を動物系に合わせると、ドライに尖った風味が全体から浮いてしまいがちですが、敢えてその力をアクセントとして、上手く「使いこなし」ています。さすが「武蔵」さん、ソツがありませんな。
 麺は中太ストレート。例によって食感・味とも申し分ない逸品です。ツルリとした口あたり、コシ・弾力、そして実に明快なスジの通った味わいで、ホレボレする出来栄え。具材は、チャーシュー、味玉、メンマ、海苔にネギ。チャーシューの表面に焼き付けられたタレがグッと香ばしく、ガブッとかぶりつくと、照焼風の甘辛な醤油味をまとった肉汁が口の中に溢れ、単体としては実に美味ですが……しかし、チャーシュー「ひとり」が、自分の世界に浸っている印象で、全体からは完全に浮き気味。まるで、「ラーメン」と「チャーシュー」という、二つの料理が目の前にあるような気分です。一方、メンマは非常に風味が良いもので、さすがのクォリティ。味玉は黄身を固ゆでしたタイプ、表面の味付けも薄味で、黄身のホッコリした甘さがスープによく合い、これはこれで「アリ」ですな。
 ―――単品メニューとして、十分「独り立ち」可能なクォリティとボリュームのチャーシュー。そしてチャーシュー抜きでも万全のクォリティ、いやむしろチャーシュー抜きの方がまとまりの良いラーメン。この二つが丼で合わさると、さらに満足度を高める「シナジー」が生まれるかと言えば……「両雄並び立たず」ということもあるようで。このスマートなラーメンを活かすにしては、このチャーシューはちょっとキャラが立ちすぎ。やや薄めで固いモモ肉チャーシューなんかの方が合うんじゃないかなぁ……ちょいと安くなるだろうし。そんな気がした、オジさんなのでした。

投稿 | コメント (2) | このお店へのレビュー: 1件

コメント

こんにちは。
ここ行く予定のお店です…武蔵系列の制覇のために(^^;
麺は相変わらず武蔵系は美味しそうです!
チャーシューの存在感が強く、値段は高めの設定ですが、満足度はあるようですね。

どんぐり | 2009年4月11日 12:24

どうもです!!
こちらの行列の噂に怯んで気になりつつもまだ未訪です(汗)
休日出勤の帰りがけにでもお邪魔してみようと思っております。
>「両雄並び立たず」
う~ん。。。
でも気になります(笑)

| 2009年4月12日 15:01