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2023年5月28日(日)この日はラー娘とサテンで休憩した後に1人でこちらの店を初訪問。こちらは酒田を代表する名店が60週年の節目に出店した都内唯一の支店です。尚、こちらの名物は日本一と言っても過言ではない薄皮で包んだワンタンです。15時40分に到着すると、中途半端は時間である事から店内には先客が疎らな状況です。先ずは「ワンタンメン」の食券を購入し、席に着いて食券を渡すと5分ほどでラーメンが到着です。淡色の醤油スープには殆ど油分が浮いておらず、艶やかな中細麺の上にはチャーシュー、ワンタン、メンマ、刻みネギが乗っています。先ずはスープを飲んでみると、軽やかに効いた醤油の風味や塩味と共に、淡麗寄りでいて奥行きに満ちた出汁の旨味が口の中に広がります。出汁は恐らく鶏主体の動物系に乾物魚介や昆布と思われますが、微かに酸味を纏った魚介類の風味が味わいの背骨を構築している印象です。また、煮干しの背後からは仄かにアゴの風味を感じると共に、動物の旨味や昆布の甘味がそれらの輪郭を明確に縁取っている様に感じます。尚、スープからは根菜由来と思しき極自然な甘味を感じるものの、刻みネギから滲み出たエキスが根源である可能性も強ち否定出来ません。一方、塩味に対して醤油の風味が幾分控えめである事から、タレには恐らく塩或いは薄口醤油も少なからず使用されている様な気がします。総じて言うと、分かり易いインパクトは皆無ではあるものの、有り触れた構成をバランス面から研き上げた老舗の貫禄が伺える味わいです。次に麺を食べてみると、多加水寄りの中細麺が適度な硬さに茹でられていて、モッチリとした歯応えと共に瑞々しい小麦の風味を感じます。そして、滑らかな麺肌にはスープが潤沢に絡み込み、小麦の甘味とスープの旨味が重なる事で味わいにさり気ない奥行きが生み出されます。次にワンタンを食べてみると、醤油ダレで味付けされた少量の豚挽肉餡が極薄の皮で包み込まれています。皮は箸で持ち上げた瞬間に破れるほど極薄に伸ばされていて、啜り込むと未だ嘗て経験した事のない滑らかな食感が舌に明確に伝わります。次にチャーシューを食べてみると、豚腿肉から豚ロース肉辺りの小振りな煮豚が薄めにスライスされています。ただ、赤身は固くパサ付いていて、尚且つエキスが幾分抜け気味である事から、噛み締めても尚肉質の旨味が些か舌に伝わり難い印象です。食べ終えた感想ですが、昔ながらの在り来りな味わいではあるものの、長年培われた技術から醸し出される密かな凄味を秘めた一杯でした。尚、7月中旬の山形ツアーでは酒田での宿泊も計画している事から、その時には念願であった本店の味わいを是非堪能してみたいと思います。ご馳走さまでした。
この日はラー娘とサテンで休憩した後に1人でこちらの店を初訪問。
こちらは酒田を代表する名店が60週年の節目に出店した都内唯一の支店です。
尚、こちらの名物は日本一と言っても過言ではない薄皮で包んだワンタンです。
15時40分に到着すると、中途半端は時間である事から店内には先客が疎らな状況です。
先ずは「ワンタンメン」の食券を購入し、席に着いて食券を渡すと5分ほどでラーメンが到着です。
淡色の醤油スープには殆ど油分が浮いておらず、艶やかな中細麺の上にはチャーシュー、ワンタン、メンマ、刻みネギが乗っています。
先ずはスープを飲んでみると、軽やかに効いた醤油の風味や塩味と共に、淡麗寄りでいて奥行きに満ちた出汁の旨味が口の中に広がります。
出汁は恐らく鶏主体の動物系に乾物魚介や昆布と思われますが、微かに酸味を纏った魚介類の風味が味わいの背骨を構築している印象です。
また、煮干しの背後からは仄かにアゴの風味を感じると共に、動物の旨味や昆布の甘味がそれらの輪郭を明確に縁取っている様に感じます。
尚、スープからは根菜由来と思しき極自然な甘味を感じるものの、刻みネギから滲み出たエキスが根源である可能性も強ち否定出来ません。
一方、塩味に対して醤油の風味が幾分控えめである事から、タレには恐らく塩或いは薄口醤油も少なからず使用されている様な気がします。
総じて言うと、分かり易いインパクトは皆無ではあるものの、有り触れた構成をバランス面から研き上げた老舗の貫禄が伺える味わいです。
次に麺を食べてみると、多加水寄りの中細麺が適度な硬さに茹でられていて、モッチリとした歯応えと共に瑞々しい小麦の風味を感じます。
そして、滑らかな麺肌にはスープが潤沢に絡み込み、小麦の甘味とスープの旨味が重なる事で味わいにさり気ない奥行きが生み出されます。
次にワンタンを食べてみると、醤油ダレで味付けされた少量の豚挽肉餡が極薄の皮で包み込まれています。
皮は箸で持ち上げた瞬間に破れるほど極薄に伸ばされていて、啜り込むと未だ嘗て経験した事のない滑らかな食感が舌に明確に伝わります。
次にチャーシューを食べてみると、豚腿肉から豚ロース肉辺りの小振りな煮豚が薄めにスライスされています。
ただ、赤身は固くパサ付いていて、尚且つエキスが幾分抜け気味である事から、噛み締めても尚肉質の旨味が些か舌に伝わり難い印象です。
食べ終えた感想ですが、昔ながらの在り来りな味わいではあるものの、長年培われた技術から醸し出される密かな凄味を秘めた一杯でした。
尚、7月中旬の山形ツアーでは酒田での宿泊も計画している事から、その時には念願であった本店の味わいを是非堪能してみたいと思います。
ご馳走さまでした。