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11:10頃訪問。他客7-8名。店内は程好いスペースを有し、カウンターとテーブル席が適度に設けられている。清潔にされていて居心地の良い空間だ。男女各数名による切り盛りで、接客は良好。

秋冬限定という本メニューを選択。背脂の量を訊かれて2番目の多さとなる「こってり」を指定。ランチタイムは麺大盛りとごはんがサービスとの事で、後者のみ頼んだ。暫く待って配膳。

スープは、穏やかな色合いに茶濁。程々の粘度が感じられる。
飲んでみると、味噌の味わいがしっかりと主張。目立った特徴は無いが、まろやかな味わいに仕上げられている。塩分濃度は適度。過度のトガりは抑えつつ十分なキレを生み出しており文句無し。
一方、豚骨、鶏等の出汁感は濃厚という程では無いが、キッチリとベースを形成しており、味の厚みは十分。また、こってり指定の割には重さが控えめという印象だが、特に不満は覚えなかった。
全体としてクラシカルという印象を受けるが、バランス良く組み立てられており、多くの人に受け入れられそうな味わいだ。ただ、味噌ラーメンに関わらず熱々で供されなかった点が少し残念。
途中、店員さんに頼んで出して貰ったニンニクを幾つかクラッシュして投入すると、良いパンチをもたらしてくれた。さらに、カウンター上の油唐辛子を多めに使用したが、油に通されているという事で、スープと一体化しつつ辛味とコクがもたらされる印象だ。

麺は、軽いうねりを有する加水率高めの中太麺。
食べてみると、程好いコシと歯応えが残された茹で加減。ツルツル&モッチリ食感が心地良く、咀嚼と喉越しを十分に楽しめる。風味という点で物足りなさが残るが、この一杯に於けるマッチング性は良好。
量は普通位。ごはんと合わせると、自分には十分な満腹感が得られた。

具として、中央に適量の茹でモヤシが盛り付けられ、さらにその上に細長く刻まれた葱が多めに乗せられるが、いずれも味と食感の両面で良い役割を果たしてくれる。
チャーシューは、小ぶりの薄い豚バラ肉が2枚。端部に炙りが入ったもの。柔らかく、味付けは適度で美味。
半味玉は、黄身トロりの仕上がりで中々旨い。
他に、粗く刻まれた茹でニンニク、少量のコーンというところ。
また、カウンター上にはピリ辛モヤシが設置されており、これもラーメンに乗せて頂いた。

目新しさは無いものの、バランス良く作り上げられた一杯を、しっかりと楽しむ事が出来た。老舗系列店としての安定感は流石。根強い人気ぶりにも頷けるというものだ。

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