麺 ひしおのキセキの他のレビュー
とまそん@ラーメン食べて詠いますさんの他のレビュー
コメント
どもです。
醤油好きなんでここは気になってまっした。
ひしおって醤油のことですよね。
うらたが美味しかったです。
ラーするガッチャマン(通院中) | 2025年12月12日 10:36レポありがとうございます。
この店、とまそんさんのレポでしか出会ったことなくて、本日見て、あ!そうだ、と思い出しました。
実に大人びた麺顔、正にそうですね。16歳では出せない大人の色気を感じます。
自由が丘、気がついたらワンレベル上のお店が増えてきましたよね。
昔はよく行ってたけど今が縁なくなり残念すぎます、、、
スージーのなのなQ | 2025年12月12日 20:09こんばんは!
自由が丘は全然行けないのに名前だけ覚えてました(笑)
ホタテのトッピングのサイズが意外過ぎて、最初に拡大して確認しましたよ(笑)
いや〜美味しそうです、白醤油系好みです、行きたいです。
雨垂 伊砂 | 2025年12月12日 21:34
とまそん@ラーメン食べて詠います

meak_noodles
ノリダー
水商売
kaz-namisyusa





とまそんのYouTube: https://youtu.be/Vw6TCyXAOcw
師走の忙しさ!平日昼下がりの自由が丘で空腹のあまり下車!
冬晴れの陽射しがビルのガラスに反射して、街全体が少しまぶしく揺れている。師走特有のせわしない空気に背中を押されながら午前中の仕事を片づけ慌てて外出移動。もうすっかり時計の針はすでに14時をまわっています。お腹はすっかり「昼ご飯の権利」を主張!。これはもう、きちんと一杯向き合うしかありません。
人波のピークを過ぎた自由が丘駅周辺を歩きながら、ふと路地の先に見つけたのが「麺 ひしおのキセキ」さん。店名に込められた“ひしお”の文字から、醤の旨味を軸にした丁寧な一杯が出てくることを直感します。カウンター中心の清潔な店内には、遅い昼を楽しむお客さんが数人。慌ただしい外の世界と切り離された、小さな避難所のような空気が流れていました。
券売機で選んだのは「特製淡麗白醤油らーめん」。仕事の合間、師走の喧騒のど真ん中で、心を鎮めてくれそうな一杯を求めてのセレクト・・・と言いたいところですが、最近のタッチパネル式の券売機に、今だに慣れないものですから、出て来る画面で「白醤油」か「黒醤油」かを選んだつもりが、それがおすすめ画面で「特製」だった。だからこれ。でもね、自由が丘という場所柄で、特製1300円は、とても頑張ってる!。応援気分で注文選択変更せずに、そのまま突っ走る!。
<全体> 穏やかな琥珀の海に低温チャーシューとホタテが浮かぶ和の端正な麺顔がいいね!
まず飛び込んでくるのは、澄み切った琥珀色のスープ表面に、きめ細かな鶏油の粒が幾重にも重なっている光景です。レンゲをそっと沈めると、表層の油膜がふわりと揺らぎ、まるで冬の小川の水面を覗き込んでいるような静謐さ。
その上に、淡いピンク色が美しい豚肩ロースの低温チャーシュー、しっとりと白く輝く鶏胸チャーシュー、ころんとしたホタテ貝柱、そして半熟味玉がゆったりと並びます。中央には白髪ネギとカイワレが小さな丘を形成し、麺線は器の奥で整列して出番を待つ――全体として、攻撃的な派手さではなく、「丁寧さ」と「清廉さ」で魅せる、実に大人びた麺顔です。
<出汁> 穏やかな白出汁感!白醤油の香りと魚介&野菜の旨味が折り重なる!和風の落ち着き!
琥珀色に透き通るスープの表面には細やかな油の雫が輝き、ひと口目からとにかく「優しい」印象です。ただ、その優しさは決して淡白ではありません。微かなとろみを感じさせるまろやかな口当たりとともに、白出汁を思わせる丸みのある甘味の層に、白醤油ならではのふくよかな醤油の香りが静かに寄り添い、まるで舌の上でそっと解けていく雪の結晶のようにゆっくりと広がっていきます。
スープの芯にはしっかりと鶏の旨味が通っており、その土台の上で昆布や節系魚介の出汁が奥行きを与えています。さらに、香味野菜に由来するほのかな甘味と香りが、まるで見えないヴェールのようにスープ全体を柔らかに覆っています。塩の角はほとんど感じられず、醤油・魚介・野菜それぞれの旨味が調和しながら味をまとめ上げているため、飲み進めるほどに体の芯からじんわりと温まっていきます。
師走の静けさに包まれた冬晴れの昼下がり、冷たい空気にさらされた身体は冷えと空腹で少しこわばっていました。けれど、この丼を抱えひとさじすくうごとに、その身体がゆっくりと解凍されていくような感覚さえ覚えました。
<麺> 美しい麺線!序盤は素地風味を淡く感じ、中盤以降は出汁と一体となり解けるう旨さ!
箸で持ち上げた瞬間、「あ、このお店は麺にも相当こだわっているな」と確信しました。細めのストレート麺は、一本一本がピンと揃っており、麺線の美しさだけでご飯一杯いけそうなほど。
加水は中程度で、噛み込むと最初に感じるのは小麦の素地感。ざらつきではなく、あくまで上品な粉の香りが鼻に抜け、噛むほどにスープを含んだ部分が中心へと移っていきます。啜り心地はするりと軽やかでありながら、噛み締める段階では程よいコシと弾力を保っているので、「淡麗なのに物足りなさがない」――そんなバランスの妙を楽しむことができます。
時間経過とともにスープをたっぷり吸い、後半はさらに一体感が増した「白醤油味の小麦そば」へと変化していくのも実に楽しいポイントです!。
<チャーシュー> 低温調理の2種肉!豚肩ロースと鶏胸肉!それぞれの個性が出汁を滲ませ引き立てる!
まずは目を奪われる、淡いロゼ色の豚肩ロースチャーシュー。薄めにスライスされているものの、肉の繊維はしっかりと存在感を保ち、脂身はとろりと溶ける寸前の温度帯。噛み始めると、肉汁にスープの旨味が合流し、赤身の旨味と脂の甘味が同時に拡散していきます。低温調理ならではのしっとり感と、白醤油スープの穏やかな塩気が見事に噛み合い、気づけばもう一枚、もう一枚と箸が止まりません。
対照的なのが鶏胸チャーシュー。こちらも低温調理ながら、パサつきとは無縁のしっとりと柔らかな仕上がりで、噛むとふわりと鶏の甘味が広がります。豚よりも脂控えめな分、スープの上品な旨味をよりダイレクトに引き受けてくれる存在で、丼全体のバランスを整える“縁の下の力持ち”的ポジションでした。
<ホタテ貝柱> ぽってり厚みのある貝柱が海の甘味で一杯にアクセントを添える!
特製トッピングの中でも、ひときわ存在感を放っていたのがホタテ貝柱。箸で持ち上げると、ぎゅっと詰まった身がぷるんと震え、その断面には細かな繊維が幾重にも重なっています。ひと口かじると、まずはホタテ特有の優しい甘味がふわり。その後から、スープの熱でほどけた旨味がじわじわと染み出してきて、噛むごとに「海のエキス」が口内を満たします。淡麗スープがベースでありながら、このホタテが加わることで、丼全体にほんのりと海のニュアンスが広がり、味わいに奥行きと贅沢感をプラスしてくれていました。
<メンマ> 太さと柔らかさが共存した自家製メンマが静かな主役級の仕事ぶり!
ビジュアル的には控えめながら、食べてみると印象に残るのがメンマ。太めにカットされた自家製タイプで、箸で割ると繊維がほろほろと解けるほどの柔らかさです。味付けは驚くほど穏やかで、決して前へ前へと出てこないのに、噛み進めるうちにじんわりと染み込んだ出汁と醤油の風味が顔を出します。強烈な個性ではなく、あくまでスープと麺を尊重しながら、食感のリズムとほのかな香りを添える“裏方名脇役”。この一杯が「抜かりなく丁寧」であることを、静かに物語るパーツだと感じました。
<味玉> 殻剥きの素朴さもまた一興!そんな個性を味の深みがそっと包み込む小さな宝石の存在感!
薄茶色に染まった味玉は、殻を剥いた跡が小さなクレーターのように所々に残り、立ちのぼる湯気の中で静かに輝いています。和風出汁が白身の隅々までじんわりと染み渡り、噛むほどに穏やかで優しい旨みが静かに広がっていきます。箸先を入れると半熟の黄身がとろりとあふれ出し、出汁の旨味が芯まで行き届いた深く重厚なコクが口いっぱいに満ちてきます。
熱々のスープに温められた味玉を口に運べば、柔らかな白身がほろりとほどけ、麺やスープのハーモニーにそっと寄り添うようにその風味が溶け合います。和風出汁のほのかな余韻は冬の夜の静けさの中にそっと溶け込み、心にぽっと灯る温もりとなって、いつまでも続いていきます。
<その他具材> カイワレ菜と白髪ネギ!清涼感とシャキシャキ感で淡麗出汁に立体感を付与する!
丼の中央にこんもりと盛られた白髪ネギと、その隙間から顔を覗かせるカイワレ菜。まずはネギをスープにしっかりと沈めてから麺と一緒に啜ると、シャキッとした食感と、軽い辛味が淡麗スープに立体感を生みます。
カイワレは、口に含んだ瞬間に広がるわずかな苦味と青い香りがポイント。スープの甘味と重ね合わせることで、味わいにキレを持たせてくれます。全体として、優等生的にまとまった一杯の中で、野菜コンビがそっと「遊び心」とリズムを添えてくれているようでした。
<味変化> ブラックペッパー!最終盤に振り淡麗出汁に刺激をふんわりと足す妙技!
終盤、卓上のブラックペッパーを少量レンゲに落とし、スープと一緒にそっと混ぜてからひと口。これが想像以上に相性抜群でした。穏やかな白醤油スープに、ブラックペッパーのシャープな香りとピリッとした刺激が加わることで、味の輪郭がくっきりと浮かび上がります。口の中が一気に引き締まり、どこか洋風スープのようなニュアンスすら感じさせる変化ぶり。器の底が見え始める頃にこの味変を投入すると、「もう少し飲みたい」という欲を程よく刺激してくれて、気づけば最後の一滴まできれいに飲み干していました。
総じまして・・・「 師走の喧騒を忘れさせる!自由が丘の片隅に佇む白醤油淡麗オアシスなる一杯!」
自由が丘という華やかな街のイメージとは裏腹に、「麺 ひしおのキセキ」の特製淡麗白醤油らーめんは、きわめて静かで、凛とした佇まいの一杯でした。白出汁を連想させる穏やかな甘味と白醤油の円やかさ、そこに中加水ストレート麺の心地よいコシと小麦の風味が寄り添い、豚肩ロースと鶏胸肉の低温チャーシューが主張しすぎない範囲で華を添える。さらにホタテ貝柱や自家製メンマ、味玉といった名脇役たちが、それぞれのポジションで丁寧に仕事をしてくれるおかげで、丼の中には一切の隙がありません。食べ進めるほどに「もう一口」「もう一杯」と欲しくなる、じんわり染み入る系の淡麗ラーメン。師走の忙しさに心がささくれ立っている時こそ、こういう一杯に救われるのだと、改めて実感させてくれました。激しくオススメ!。旨し!なので・・・とっとと詠って、いつものように締めたいと思います!。
冬晴れや
師走の多忙
離れきて
白き醤油の
キセキ啜りぬ
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!