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「味噌らーめん」@東京味噌らーめん 鶉の写真とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2026/01/26/000000
とまそんのYouTube: https://youtu.be/VZTiB8hup0c

 冬の武蔵境・・・心ほどける味噌の香りが包み込む!2026年1月23日、冬晴れの冷たい昼前。東京都武蔵野市・武蔵境駅の改札を出ると、澄んだ青空の下に吹き抜ける冷たい風が頬を撫でます。そんな中、心のどこかが自然と惹かれるように足が向いたのは、TRYラーメン大賞・味噌部門で堂々第2位を獲得した名店「東京味噌らーめん 鶉(うずら)」。

 武蔵境駅から数分歩いた先に佇むその店構えは、落ち着いた佇まいと木の温もりが融合した空間。白い暖簾が風に揺れ、通りを歩く人々の視線をさりげなく惹きつけています。暖簾をくぐると、香ばしい味噌とごぼう油の香りがふわりと包み込み、まるで異空間に踏み込んだような錯覚を覚えました。




<全体> スープに立ち上がる牛蒡の塔!素朴さと芸術性!迫力と繊細の共演!

  運ばれてきた味噌ラーメンを目の前にし、思わず声が漏れそうになりました。丼の中心に聳え立つのは、鋭く積み上げられた素揚げ牛蒡。その存在感は圧倒的で、まるで丼の中に塔が築かれているかのよう。

 スープは透明感と濃厚さを併せ持ち、湯気の中に輝いています。トッピングには炙られたチャーシューが二枚、ふっくらと折り重なり、炒めもやしと刻みネギが丼の縁を彩ります。レンゲと箸を手にする前から、視覚と嗅覚が食欲を刺激し、否応なしに期待が高まります。




<出汁> 複層的な出汁と厳選された味噌!そして牛蒡油が生み出す唯一無二の滋味!

 レンゲで一口すくって口に運べば、たちまち広がる濃厚な旨味の波。豚ガラと鶏ガラを丁寧に炊き上げた動物系スープに、乾物・・・例えばこれは完全な妄想ですが、鰹節・鯖節・煮干し・昆布・まさか干し椎茸???・・・といった和の乾物系素材が重なり、重層的な深みを構成しています。

 そこに合わせられる味噌は、いずれも名の知れた醸造元による逸品。ここからは、さらに妄想の極みです。糀屋三郎右衛門が手がける白味噌「すずしろの里」や「京の里」が織りなす上品でやさしい甘み、鎌倉味噌醸造の深みある味わい、信州「うき麹」の赤味噌がもたらす重厚なコク、そして愛媛・マルヤスの麦味噌による香ばしく力強い香り──。それぞれの持ち味が見事に調和し、ひと口ごとに変化と奥行きを感じさせてくれます。

 さらに特筆すべきは、店独自の「牛蒡油」。素揚げされた牛蒡から抽出されたこの香味油は、植物由来の土の香りを思わせる芳ばしさをまとい、味噌スープ全体をふわりと包み込む存在。鼻を抜ける余韻が心地よく、冷えた身体がじんわりと温まりました。まさに、五感すべてで味わうスープです。




<麺> 手揉みが生む自然な捩れ!食感と香りが融合する!これは生きた麺なのだ!

 丼の中にたゆたう平打ちの中太麺は、ただの麺ではありません。「ゆめちから」「きたほなみ」「はるゆたか」、そして伝統品種である「農林61号」──4種類の国産小麦が独自比率でブレンドされ、手揉みによって自然なねじれが加えられた特注の多加水麺です。加水率が高いため、噛みしめると小麦の甘みと香りがじんわりと滲み出し、もちもちとした弾力とともに、どこか懐かしさすら覚える豊かな口当たりを感じさせます。

 湯の中で踊るように熟成された麺は、スープと一体化するように絶妙に絡み合い、啜るたびにスープの旨味と小麦の香ばしさが交互に押し寄せます。手揉みによる太さのムラが、啜るテンポに変化をもたらし、食べていてまったく飽きさせません。まるで麺が生きているかのように、ひと口ごとに異なる表情を見せてくれる・・・そんな楽しさと美味しさを兼ね備えた、主役にふさわしい麺でした。




<素揚げ牛蒡> 香ばしさと造形のインパクト!味と演出を兼ね備えた主役級の存在!

 この一杯における象徴的な存在、それが「素揚げ牛蒡」です。繊維に沿って細く長く切られた牛蒡が、高温の油でカリッと揚げられ、丼の中心に天を突くように盛り付けられています。その姿はまるで焔が立ち上るかのようで、他に類を見ないビジュアルインパクトを放っています。

 一口かじれば、外はカリッと、中はほんのり柔らかく、口いっぱいに土の恵みと香ばしさが広がります。牛蒡油としてスープにも使用されており、ダブルでその魅力が発揮されている点も見逃せません。味覚だけでなく、視覚・嗅覚までも魅了する、唯一無二の名脇役です。




<チャーシュー> じんわりと広がる肉の旨味と炭火香!釜焼きチャーシューの真骨頂!

 トッピングされたチャーシューは、国産豚の肩ロースを使用し、特製の醤油ダレに漬け込んで釜焼きにしたもの。表面は香ばしく炙られ、芳しい香りが鼻腔をくすぐります。中はしっとりと仕上がっていて、箸で持つとほろりと崩れる柔らかさ。

 噛めばじんわりと広がる肉の甘みと、漬けダレの奥深い旨味が絶妙に調和しており、厚みも食べ応えも十分。スープに軽く浸せばさらにコクが増し、肉の脂がほんのりと味噌に溶け出す瞬間がたまりません。




<もやし> 素揚げ牛蒡と炒め野菜が奏でる!香ばしさと瑞々しさの二重奏!

 もやしは軽く炒められ、シャキッとした食感を残しつつ甘みが引き立っています。その上には、見事に積み上げられた素揚げ牛蒡が天を指すように盛り付けられ、ビジュアル的にも食感的にも強烈なインパクトを与えてくれます。ごぼうは一口噛むとカリッと音を立てて砕け、口の中でほのかな苦味と土の香りが広がります。野菜の瑞々しさと牛蒡の香ばしさが交差し、スープの濃厚な旨味を時折リセットしてくれる、絶妙な役割を果たしています。




<味変化> 七味の辛味と山椒の清涼感が織りなす味噌の新たな表情!

 中盤以降に試してみたいのが卓上の味変アイテム。まずは七味唐辛子を一振り。その瞬間、香ばしさの中に鋭い辛味が立ち上がり、味噌の甘みが引き締まります。続けて粉山椒をひとつまみ加えると、ピリッとした痺れと柑橘を思わせる爽やかな香りが口の中を駆け抜け、スープに新たな層をもたらしてくれます。こうした細やかな味変により、一杯の中で何通りもの味の風景が楽しめるのです。




総じまして・・・「余韻まで美しい冬の記憶に刻まれる味噌らーめん!」

 東京味噌らーめん鶉の味噌ラーメンは、寒さを忘れさせてくれる温もりと、口いっぱいに広がる複雑な香味が同居した、まさに「癒やし」の一杯でした。濃厚でありながら透明感あるスープに、手揉み熟成麺のしなやかな存在感。香ばしさが際立つ釜焼きチャーシューと素揚げ牛蒡の迫力、そして香味油としても使用された牛蒡油の土の芳ばしさ・・・すべての要素が調和しながらもそれぞれの役割をしっかり果たし、完成度の高いラーメンに仕上がっています。

 味噌ラーメンの可能性を拡張しながら、奇をてらうのではなく、丁寧に丁寧に作り上げたその姿勢が、食べ終えた今も心に沁み渡ります。寒い冬にこそ味わいたい、滋味深くも軽やかな逸品。これはもう、激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと詠って、いつものように締めたいと思います!


   あたたかい
    味噌の香りに
     風冷えて

    背中のこわばり
     やわらぎにけり


 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!

投稿 | コメント (4) | このお店へのレビュー: 55件

コメント

どもです。
一目で鶉と分る美味しそうな味噌ですが
どうやら未訪問で終わりそうです。
無理してでも行っとくんでした。

おはようございます!
チャーシューも美味いですよねぇ、あぁ辛味噌食べたい。

雨垂 伊砂 | 2026年1月26日 10:46

こんにちは。
ここは長らくBM中です。
やはりうまそうですね、今、シーズン中に伺いたいです。

kamepi- | 2026年1月26日 16:01

今回は基本形ですね
ゴボウが本日も良きそそり立ちっぷりです
冬空だから味噌󠄀ラーメンより美味さ増しますね~
どうでもよいですが、花月さん、味噌󠄀なら次はこちらとのコラボを画策中なんでは?
とか勝手に妄想してますw

スージーのなのなQ | 2026年1月26日 19:28