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世間は盆休みですが、今日も今日とて休日出社(16日)。お昼に銀座のホコ天を見渡せば、いつもよりグッと少ない人通り。しかし、飲食店も夏季休業の店がチラホラあって、営業中の店に客が集中、どのラーメン屋も混んでます。ちょいと日比谷まで歩いて、「ひむろ」に落ち着きました。 数寄屋橋から日比谷ガード下へつながる通り沿い、以前このあたりは露店形式の飲み屋が軒を連ねる一画で、私もずいぶん飲んだくれましたが……ここ数年、「康竜」や「ひむろ」など資本系のラーメン屋が進出してきて、街の趣も少し変化。「ひむろ」系列では、以前味噌を食べたことがありますので、今日は「旭川醤油らーめん」(650円)で。丼は約4分で到着。 では、スープを一口……一般に、旭川醤油は豚骨醤油が基本で、これに魚介系を加えて強調するタイプと、ほとんど魚介を感じさせないタイプがありますが、この一品は後者。ベースの豚骨は結構コクがあり、どこか野菜の旨みのような透明感もあります。さらに、背油・油分も適度に強調され、カエシも突出させず、なかなかマイルドな仕上がり。全体がシナジーして新たな世界を切り開くほどのパワーはありませんが、一つ一つの基本はシッカリ抑えてあり、「真面目さ」を感じるスープです。 さて、この一品の特筆は麺。見かけは黄色い中太縮れ、コイツを頬張りますと……モサモサとした口あたりにボソボソとした歯切れ、そして素朴な甘みと、「旭川麺」の特徴がキッチリ出ています。「この店のメインは札幌味噌なんでは?」と隣客の麺と見比べると、明らかに違う麺の色と縮れ。どうやら、「旭川醤油」は麺をかえているようですな……資本系の店にしては芸が細かい。 具材はチャーシュー、メンマ、海苔にネギ。チャーシューは、比較的大判ながら薄いスライスの肩ロース、プリプリした食感はまずまずですが、味付け自体は味噌に合わせてある印象で、この醤油に対してはアクセントとしてイマイチ弱い。笹切りのネギはややスジばったもので、食感・風味ともこの麺・スープには合いません。 ―――スープ、麺など「旭川スタンダード」の要所をキッチリとおさえながら、ソツなくまとめられた一品。それにこの価格……この界隈、見かけは開放的・庶民的で、スッと入りやすそうなお店が多いのですが、実はどの店も結構高い。日比谷ガード下なんか、ビールケースを積んだテーブルなど店の雰囲気は安そうですが、焼き鳥の値段は「銀座」クラス。そんな中にありながら、多少量は少なめですが1杯650円とは大健闘。資本系ゆえ他店共通の値付けなんでしょうが、場所により価格をイジるタチの悪い系列もあることを思えば……終始、「真面目さ」が印象的に残る、一杯でした。
数寄屋橋から日比谷ガード下へつながる通り沿い、以前このあたりは露店形式の飲み屋が軒を連ねる一画で、私もずいぶん飲んだくれましたが……ここ数年、「康竜」や「ひむろ」など資本系のラーメン屋が進出してきて、街の趣も少し変化。「ひむろ」系列では、以前味噌を食べたことがありますので、今日は「旭川醤油らーめん」(650円)で。丼は約4分で到着。
では、スープを一口……一般に、旭川醤油は豚骨醤油が基本で、これに魚介系を加えて強調するタイプと、ほとんど魚介を感じさせないタイプがありますが、この一品は後者。ベースの豚骨は結構コクがあり、どこか野菜の旨みのような透明感もあります。さらに、背油・油分も適度に強調され、カエシも突出させず、なかなかマイルドな仕上がり。全体がシナジーして新たな世界を切り開くほどのパワーはありませんが、一つ一つの基本はシッカリ抑えてあり、「真面目さ」を感じるスープです。
さて、この一品の特筆は麺。見かけは黄色い中太縮れ、コイツを頬張りますと……モサモサとした口あたりにボソボソとした歯切れ、そして素朴な甘みと、「旭川麺」の特徴がキッチリ出ています。「この店のメインは札幌味噌なんでは?」と隣客の麺と見比べると、明らかに違う麺の色と縮れ。どうやら、「旭川醤油」は麺をかえているようですな……資本系の店にしては芸が細かい。
具材はチャーシュー、メンマ、海苔にネギ。チャーシューは、比較的大判ながら薄いスライスの肩ロース、プリプリした食感はまずまずですが、味付け自体は味噌に合わせてある印象で、この醤油に対してはアクセントとしてイマイチ弱い。笹切りのネギはややスジばったもので、食感・風味ともこの麺・スープには合いません。
―――スープ、麺など「旭川スタンダード」の要所をキッチリとおさえながら、ソツなくまとめられた一品。それにこの価格……この界隈、見かけは開放的・庶民的で、スッと入りやすそうなお店が多いのですが、実はどの店も結構高い。日比谷ガード下なんか、ビールケースを積んだテーブルなど店の雰囲気は安そうですが、焼き鳥の値段は「銀座」クラス。そんな中にありながら、多少量は少なめですが1杯650円とは大健闘。資本系ゆえ他店共通の値付けなんでしょうが、場所により価格をイジるタチの悪い系列もあることを思えば……終始、「真面目さ」が印象的に残る、一杯でした。