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秋なのに、ちょっと夏っぽい日差しの月曜日(28日)、用事を済ませて池袋「我空」へ。 入口右手の券売機で、筆頭ボタンの「掛け豚そば」(800円)をポチッとな、奥へと進みますと……お店は5メートル以上はある廊下の先、その廊下は間接照明でムード満点、スロットマシンなどしゃれた小道具も配置され、なかなかしゃれた店づくり。店内も打ちっぱなしコンクリートの壁に黒のカウンターで、「隠れ家的バー」といった風情。暖簾の「俺の空」の3文字から、「劇画調の熱血店」をイメージしていたため、その落差に唖然としていると、約4分と意外に早く、志野焼の洒落た白い丼が到着。 では、スープを一口……うん、なかなか面白い。濃い豚骨と魚介のWスープと思われますが、魚介出汁の風味が独特。ハッキリとした酸味がありますが、出汁の取り方に問題があるわけではなさそうで、どうやら食材のクセを敢えて強調している模様。例えばマグロ節を使うと、たしかこういう「クセ」を出せますが……高田馬場・本店では使っているという情報もあり、あるいは。しかし魚介系は、基本的にはスープにも浮くカツオ節が主体の味わいで、コクのある豚骨とも実に綺麗に馴染んでおり、旨みのバランスも見事。また、スープに浮かぶ刻み玉葱がシャッキリとした風味を間欠的に与えるあたりも、なかなか洒落た演出です。 麺は意外にも、細麺ストレート。食感的には「バリカタ」程度に仕上げた博多麺のようですが、かなり「サバけた」甘みがあって、「ハイブロー」系のスープとは、ちょっと極端な組み合わせ。麺箱には「大進食品」とありましたが……おそらく麺については、かなり思い切ったチョイスを敢行した模様。 具材は、チャーシュー、万能ねぎ・刻み玉葱、海苔のみと、かなりシンプル。しかし、チャーシューはほぐれた状態でタップリ入っており、刻み玉葱同様に、事実上スープ・麺と一体化しています。素材自体の美味しさがよく活かされた一品ですが……単調さを防ぐには、ここは一番、なんかアクセントを加えるべきかな。だって、他に具もないし…… ―――「ハイブロー」なスープに「庶民派」の麺、その激しいコントラストに、玉葱・ほぐしチャーシューがからむという……どこか「実験的」とも思える、思い切りの良さ。しかし強いて難を言えば、ちょっと「風呂敷広げすぎ」じゃないかな……スープの仕上がりから実力店だと思えばこそ、この食材の「バラつき感」はちょっと残念。もっと「コンパクト」に焦点を絞って仕上げれば、恐るべき一品になると見た、オジさんなのでした。
入口右手の券売機で、筆頭ボタンの「掛け豚そば」(800円)をポチッとな、奥へと進みますと……お店は5メートル以上はある廊下の先、その廊下は間接照明でムード満点、スロットマシンなどしゃれた小道具も配置され、なかなかしゃれた店づくり。店内も打ちっぱなしコンクリートの壁に黒のカウンターで、「隠れ家的バー」といった風情。暖簾の「俺の空」の3文字から、「劇画調の熱血店」をイメージしていたため、その落差に唖然としていると、約4分と意外に早く、志野焼の洒落た白い丼が到着。
では、スープを一口……うん、なかなか面白い。濃い豚骨と魚介のWスープと思われますが、魚介出汁の風味が独特。ハッキリとした酸味がありますが、出汁の取り方に問題があるわけではなさそうで、どうやら食材のクセを敢えて強調している模様。例えばマグロ節を使うと、たしかこういう「クセ」を出せますが……高田馬場・本店では使っているという情報もあり、あるいは。しかし魚介系は、基本的にはスープにも浮くカツオ節が主体の味わいで、コクのある豚骨とも実に綺麗に馴染んでおり、旨みのバランスも見事。また、スープに浮かぶ刻み玉葱がシャッキリとした風味を間欠的に与えるあたりも、なかなか洒落た演出です。
麺は意外にも、細麺ストレート。食感的には「バリカタ」程度に仕上げた博多麺のようですが、かなり「サバけた」甘みがあって、「ハイブロー」系のスープとは、ちょっと極端な組み合わせ。麺箱には「大進食品」とありましたが……おそらく麺については、かなり思い切ったチョイスを敢行した模様。
具材は、チャーシュー、万能ねぎ・刻み玉葱、海苔のみと、かなりシンプル。しかし、チャーシューはほぐれた状態でタップリ入っており、刻み玉葱同様に、事実上スープ・麺と一体化しています。素材自体の美味しさがよく活かされた一品ですが……単調さを防ぐには、ここは一番、なんかアクセントを加えるべきかな。だって、他に具もないし……
―――「ハイブロー」なスープに「庶民派」の麺、その激しいコントラストに、玉葱・ほぐしチャーシューがからむという……どこか「実験的」とも思える、思い切りの良さ。しかし強いて難を言えば、ちょっと「風呂敷広げすぎ」じゃないかな……スープの仕上がりから実力店だと思えばこそ、この食材の「バラつき感」はちょっと残念。もっと「コンパクト」に焦点を絞って仕上げれば、恐るべき一品になると見た、オジさんなのでした。