なんとかデータベースラーメンカレーチャーハンぎょうざうどんそば
 

「全部のせらー麺(細麺・硬め)+卵かけご飯(再仕込み醤油)」@麺匠 喜楽々の写真限定メニュー・今月のご飯を狙っての訪店でしたが、
新たなメニューはなく(こがし醬油つけ麺ってのはありましたが)、
今月のご飯も売り切れ、日曜の夜はこうなんですね.....。

というわけで、表題の、ある意味、原点的なメニューをオーダー。

らー麺は、写真画像から「塩じゃないの?」と指摘を受けそうな、
うっすら白濁、濃いレモン汁程度の透明度すらあるスープ。
メニュー看板に、「白い醬油ラーメン」と謳われている一杯です。
いわゆる「白醤油」というものを使っているのかどうかまで確かめなかったのですが、
普段口にする黒い醬油のような塩気やコクというものをグッと感じることはありません。
「白醤油」は、素材の味を引き出す名脇役的醬油と言われているようですが、
こちらのスープも、独特の鶏の使い方、
醤油もそれをクリアなライトで照らすかのような役割を演じているのでしょうか。

その鶏の使い方は、いわゆる鶏の旨味の塊を、ズシッとグイッと押し出すものではなく、
鶏の旨味の軽やかなシャボン玉を作って、フワッと宙に浮かせ、
プチンと口の中で弾けさせるようなチューニング。
弾けた後は、サーッとスモークのように淡い旨味が広がって、フェイドアウトしていく感覚。

硬めオーダーしたとは言えども、麺素地自体がサックリ軽めの低加水の麺は、
ホックリした噛みごたえ、どこか菓子然とさえしていて、
スポンジケーキと生クリームのように、上述のスープとは不思議とマッチ。

これまたホックリ解れる、やや厚切りのチャーシュー、
どこかケーキを思わせるような柔らかでホッコリ、噛むとフシャッと砕け、淡く旨味が広がります。
割りとドサッと乗せられた薬味も、ツイッと風味を加えるものの、
この独特のフェザーライクワールドを掻きまわすものではないです。

全体として、フワーッと気体的な味わいの、独自のワールド、
ちょっと掴みどころのなさ、足が地に着かないようなもどかしさも感じますが、
面白いワールドではありますね。


卵かけご飯は、醤油を3種から選択できます。表題のものをチョイス。
卵は、黄身・白身がプリッと弾力に富んでいて、箸を突き刺し、掻きまわしても
なかなかジェル化してしまわない。
醬油は、塩気に尖りがなく、再発酵させた「甘露醤油」ということですが、
甘味のようなものを感じることもなく、非常にこなれた味。
ご飯と混ぜても、卵のゼラチン感のようなものは残り、
米の表面にまとわりついて、ご飯の粒々感と卵のニュルニュル感が絶妙のハーモニー。
たっぷりの鰹節粉もかけて、美味しく頂きました。


さて、始めのうちは、塩と間違うような味わいだったスープも、
後半になるにつれ、やっぱり醬油だなあ、という独特のコクを感じ始めます。
巧く表現できないのですが、塩じゃなく、醤油の、あの「底がせり上がってくるようなコク」、
それが、強力ではないものの、たしかに備わっている。
ここでちょっといたずら。
卵かけご飯セットの余った醤油を、残りスープに垂らしてみると、
むふふ、期待通り!ちょいコクが増し、軽やかながら複雑化した旨味が感じられますよ。
などと、最後ちょっと遊びを加えながら完食。

限定を食べられなかったのは残念でしたが、今年のこのお店での〆といたしましょう。
来年も、また色々と楽しませていただけることを期待しつつ、
ごちそうさまでした。

投稿(更新) | コメント (2) | このお店へのレビュー: 11件

コメント

醤油というには、確かに色が薄いですね。
やはり白醤油なんですかねぇ?
そもそも、白醤油がこんな薄い色になるのかも不明ですけどw
鶏を活かすのであれば、黒よりは効果ありそうなのは何となくわかります。
白醤油を使う辺り、やはり実力あるお店なんですねぇ。
自分は味噌カレー牛乳しか食べてないから、真の実力はわかりませんけどw

corey(活動終了) | 2009年12月28日 13:32

corey(活動終了)さま、
ええ、そうなんです。醤油マジックでやめときゃいいのに、
味噌カレー牛乳なんて出したりするもんだから、
真の実力が伝わりにくいw
まあ、ちょっと表面を美しくするのにこだわりすぎているので、
下地を強化することもやってほしいと思うのですが。
けっきょく一年中、味噌カレーやってたなあ、今年は。

GT猫(ひっそり活動中...) | 2009年12月29日 00:25