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この日は営業車で直帰になり、都心方面から世田谷に向けてのドライブ。

自分の帰宅ドライブルートを大別すると、新宿方面経由R20(首都高④)ルートと
渋谷方面経由R246(首都高③)ルートの2つになるのだが、ちょうど新宿近辺が
混雑とのことで、青山通りから表参道を横目に渋谷近辺に流れるルートを選択した。

この流れでラー食を考えると、特にJ系を欲する際には、かなり魅惑的な4択に頭を悩ますことになる。

R246から山手通りを右折し、東北沢方面に流れれば左手に、最近SRSメンバーを幻惑し倒しの千里眼。
サンチャまでR246で引っ張った後に世田谷通りに入り、さらに松陰神社駅の方へ右に突っ込めば辰屋さん。
そこで脇に突っ込むのをガマンして、世田谷通りをひたすら行くと、10分足らずで左手に見えるは我らが陸ちゃん。
ガンバって浮気をせずに環七手前までR246を行けば、左手にぼんやりと黄色く浮かぶ蓮彌さんこま。
あ・・・そういえば岩男クンもR246からすぐだったか...こりゃ失礼。

・・・ということで、こういうパターンでJ-feelな時にはいつも青山から渋谷にかけては、
頭の中がどこにしよっか?で一杯になってしまうのである^^

この日も同じように悩んでいたのだが、渋谷を越えたあたりで、
・・・あれ?実は今日、Not J-feel?という、ここに来て自分でもまさかの
根本的スタンスの変更発生^^で、さぁ~どーしたもんかね...と。

もう少し早いタイミングなら、「づゅる青山」だとか「櫻坂」だとか、いろいろリカバリーのしようもあるのだが、
すでに通り越してんじゃん・・・ということで、なら、環七周りの「ふくもり」あたり・・・とも思ったのだが、
それこそ神が降りたようにコチラのお店の存在を突如思い出し、んじゃま、せっかくだしね・・・という流れに。


「くじら軒」といえば、ラ族ならその名を知らぬ者はいないであろうほどの名店。

「武蔵」や「青葉」と並ぶ、96年開店の「3羽ガラス」などとも称され、港北ニュータウンの玄関ともいえる
「センター北」駅周辺が、神奈川県内随一のらーめん激戦区に成長した原動力の一つで、
いわゆる「神奈川淡麗系」と呼ばれるジャンルの始祖ともいえる存在であり...
・・・と、まさにレジェンドと称すべきエピソードの枚挙にいとまがないというホンマもんの名店。

1996年なんていえば、社会人になって2~3年の一番チョーシこいてる時期だな・・・^^;

当時からラーメン店巡りを趣味としていた禅魔師だが、基本的に行動範囲内のお店でヨチヨチ遊んでいたので、
都筑に「くじら軒」ありとの名声は聞こえていたものの、結局、本店には伺えぬまま13年余りの歳月が・・・嗚呼。

そんなワタシが「くじら軒」とお初に接触したのは、確か4~5年前ぐらい?・・・「品達」に出店していた頃に一度。

個人的に「品達」ではゆったり麺をすすったことがなく、その際もツレとの会話に重点を置いていたこともあってか、
さっぱりしたラーメンなのね・・・ということを確認しただけの印象しか残っていない。

それがボケッとRDB見ていたら、五本木なんていうド渋いロケーションに「くじら軒」が!と。
店名は「学芸大学店」だが、最寄駅としては祐天寺なんだか学大なんだか、ビミョーなトコロ。
ふーん、今度機会あれば行ってみよっかねぇ...

・・・と、秋頃にぼんやり脳裏を掠めた思いが、年を越しての如月に渋谷近辺で降臨してきたワケで。


五本木の交差点から程ない通り沿いに、ぽつねんとお店の灯が夜の帳に浮かぶ。
先客はゼロ。いわゆる貸切である。
男女2名の店員さんが、温かく「いらっしゃいませ~」と迎えてくれた。
店内はカウンターのみの造りだが狭苦しい感じはなく、暖色灯の醸す柔らかな雰囲気も心地よい。

カウンターに座り、メニューを拝見・・・あらら、予備知識も記憶も何も飛んじゃったな。
しゃーないからまずは基本からかな...なんて思いきや、おおっと見っけちゃったよ!パー♪コー♪メーン♪
KMさんの排骨紀行を拝見して以来、出会った時には必ず・・・なんて思ってたら、意外と早く再見しちゃった!

そこで迷わずパーコーお願い!と頼むと、ラーメン・支那そば・塩の3種からベースも選んでちょうだい!とリターン。
ラーメンと支那そば、どっちがどっち?ってビミョ~!と思いつつも、とりあえず上に書いてあるラーメンをチョイス。

メニューのくだりによれば、ラーメンは薄口醤油ベースのスタンダード、支那そばが濃口醤油のさっぱり味だそうで。
確かに塩分は薄口醤油の方がキツかったりするのだが、雰囲気的に「濃口さっぱり」にはちょっとした違和感。

「揚げたてでパーコーを乗せるので、多少お時間頂戴しますけど、よろしいですか?」と女性の店員さん。

丁寧に聞いていただくのは、すこぶるカンジ良しなんだけど、たいていの方はオーダーを口に出した時点で
すっかりそのモードに突入しちゃってるハズだから、えぇー!なんて思いつつ、心ならずもOKしちゃう場合も
多いと思うので、できればその辺の情報はメニューに注意書きで入れておいてもらった方がベターかと。

ま、結果的に時間は全く気にならなかったんだけど・・・^^

さて、店内お一人様ですから、自ずとお店の全精力がワタシの一杯に注ぎ込まれるワケで・・・^^
パーコーが揚がって、目の前でズァックズァック♪と軽快極まりないサウンドを発しながらカットされ、丼へオン!

さーお待たせいたしました。
この辺でいよいよお待ちかね、本日のゲストをお呼びいたしましょう!
本日のゲストは・・・おなじみのこの方・・・鯨パーコさんです!!



(中略)^^

・・・ふうっ、美味しかった♪

ごちそうさんです!とお店を出る。
パーキングまでの道のりで今日の一品への感想含め、いろいろ複雑な思いが錯綜した。


①:やはり貴様に淡麗系は理解できないのか・・・禅魔師よ!

気づけばいつもラーメンに新たな刺激を・・さらなる刺激を求めているワタシの味覚とココロ。
夜のしじまに浮かび上がる湖の美しさよりも、投げ込まれた石の波紋に揺れる情景に惹かれてしまうというか・・・。

くまなく均等に敷き詰められた美味しさの価値をこの頃、見い出すことができていないような気がする。
すべての要素が、目立たぬように~♪はしゃがぬように~♪と渋く働く河島英五の世界観よりも、
ことラーメンに関しては、丼の中で何かがアゲ♂アゲ♂になっているDJ OZMAの世界観に共感してしまう。

もちろん美味しいことは間違いないんだけど、一抹の物足りなさを常に感じてしまうのだ。

今回はパーコさんに加わってもらったことで、自分的に足りない一歩はある程度補完された感じもするが、
淡麗好きの方からすると逆に、アゲアゲの参戦はとんだ蛇足となってしまうのかもしれない。

この辺は今に始まった話ではないのだが、今回の訪店で改めて痛感させられた禅魔師の嗜好本質だった。


②:やはり支店では本質は評価できないのか・・・?

残念ながら、今回五本木で出会った一杯からは
かつて大行列を形成していた名店の片鱗を窺い知ることはできなかった。
近所にあれば、雰囲気も悪くないので、たまに立ち寄りたくなりそうなお店ではあるのだけれど。

もちろん、個人的な嗜好とアンマッチになってしまった点も大きいのだが、そういう場合でも大抵は
ココがツボなんだろーな...という人気の理由は垣間見えるものなんだけどね・・・。

いわゆるフランチャイズチェーンではなく、本店の暖簾分けみたいな形で2~3軒程度の支店が
展開されているパターンは他にも散見されるが、そういった支店で、本店と同等以上の味に出会える確率は
ほぼ絶望的といっても過言ではないと思うのだが、いかがだろう?

あくまで個人の体感的・経験的なものだから、あんまりツッコみ喰らっても困るところだし、
明確な根拠もない中で、そう無責任なことはいえないのだが、そんなに的外れではないように思う。
反面、こんな感覚も何もぶっちぎりの、あの黄色い系列のパワーには敬服せざるを得ないのだが・・・^^

結局、何がいいたいかといえば、最終的に自分の中で「くじら軒」のラーメンを語り尽くすには、
やっぱり港北ニュータウンまで出張っていかなきゃいけないのかな...という思い。

本店も本店でレベル下がっただの何だの、いろいろ言われているらしいけれど、
いずれにしろ、やはり本家に行って確かめないことには、何もエラそーなことは言えないなぁと。
うーん・・・いつになるかはわからないけど、突撃しなくちゃだわ...ということで。


③:やはりパーコーってステキだわ♪

どうやら「くじら軒」では開業当初からパーコーメンをラインナップしていたご様子。
パーコー自体のデキは多少薄手なれど、ワタシの中のベンチマークである「万世」と比べても遜色なかった。

先に述べたようにベースとなるラーメンのポテンシャルを見極めるには、邪魔になる存在なのかもしれないが、
会いたくて仕方がなかったパーコーにかぶりつくことができて、思わずテンションが上がってしまった。

パーコーを日本語でいえば「豚肉の唐揚げ」となるのだろうが、唐揚げ界のスター「鶏肉」に比べると
なにか肩身の狭い思いをしているような気がするのは、ワタシだけだろうか・・・^^

この頃では鶏はおろか、イカゲソやタコにまでも見下されているこの窮状^^を
何とか打開できないものか・・・と冬の夜に心を巡らす禅魔師であった。

投稿(更新) | コメント (2) | このお店へのレビュー: 1件

コメント

KMです。
おはようございます。

パーコー麺、いきましたね。
揚げたて、ズァックズァック、ジュー・・がいいですね。

小さい時から、豚の竜田揚げにさらに醤油をかけて、ご飯、
というのが大好物でした。

本当に肩身の狭い豚君を応援したいと思っています。

どうもラーメン、中華そばには排骨が合わない気もします。
汁そばの汁がいいのですが、探してください。

淡麗系は好みですので、しょうがないですね。

それより、最初の4択は、同じ感覚ですね。
先日、千里眼も行ってきましたよ。
今度アップします。

KM | 2010年2月27日 07:38

禅魔師さま

会長おはようございます^^

>・・・あれ?実は今日、Not J-feel?という、
>ここに来て自分でもまさかの
>根本的スタンスの変更発生
自分にも似た経験がありますw
出発まえと移動中で気分がガラリと変わることもありますよねw


ズァックズァック♪のパーコー、いいですねw
最近、世田谷でパーコーを探して突撃する計画を練っています。
どこかいい店があったら教えてください^^

フリーダム | 2010年2月27日 11:18