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春の健康診断も無事終了し、「塩・醤油・油そば」シバリの身から解放されて、さて何を食べるかと思案する帰り道(19日)。しかし、あいにくの雨でウォーキングもできないことから、「ライトな味噌」狙いということで、八丁堀「掃部介」へ。 前回、古風ながらキリリとした味わいと、サービス満点の具材に感心しました( http://ramendb.supleks.jp/score/239998 )。こういう気風(きっぷ)のいい店だけに、鶏・魚介ベースのソフトなスープに、ガッツリと味噌を合わせるような「野暮」はしないだろうというのが、今回の読み。注文は「ピリ辛みそラーメン」(700円)、丼は約5分で到着。 では、スープを一口……予想通り、スープの持ち味を活かした味噌の使い方。味噌ダレは赤味噌主体で、これに一味と辣油で辛味をつけており、透明なスープの「晴れ間」が垣間見れる程度の味噌濃度。辣油併用でキレ重視の辛味づけ、キリリと味のエッジを立てるスタイルは、「ラーメン」と共通のものですが……ソフトなタッチのスープに対して、赤味噌のコクは少し重すぎるのか、やや「無理矢理感」のある味のバランス。これが、全体の印象をボヤけたものにしており、辣油のキレ味だけでは、カバーしきれないようですな。 麺は「ラーメン」と同じ、加水率やや低めの中太縮れ。軽快な醤油スープとは、そのツルリとしたノド越しと比較的ソフトな歯応えが上手く噛み合っていましたが、味噌ではちょっと役不足。バランス的にはスープか麺か、いずれかのパンチ力アップが必要なようですな。 具材は相変わらず豪華絢爛で、チャーシュー、メンマ、モヤシに青菜(辛子菜かも)、さらに海苔にネギという、「フル・ラインナップ」。まず、この店の代名詞とも言えるチャーシューですが、小型ながら厚めのものが5枚入り。ミッシリとした肉質で食べ応え十分、噛むほどにジンワリ広がる味わいに、適度に残された脂身からしみ出る肉汁がからみ、さらに味噌との相性もまずまずです。モヤシのゆで加減も完璧で、ソフトな麺をパリパリした食感で絶妙のサポート……この具材にして、しかも味噌、これが八丁堀で700円なら、上々のCPといえるでしょう。 ―――「あれ、ここって味噌ないの?」。あちこち食べ歩いていると、何度か耳にする客のセリフですが……そういう「圧力」が、路地裏のお店にラインナップを強いたような、そんな想像をしてしまう一杯。古風でソフトなベース・スープから、「味噌」を語り起こすのは、容易なことではないでしょうが……それでも敢えてやらざるを得なかったのかも知れません。「ラーメン」同様の気風の良さを出すには辛味が必須で、辛味に合わすために赤味噌をチョイスし……そして、少しずつバランスがほころびたのかも。もっと肩の力を抜いて、白味噌でナチュラルな雰囲気に仕上げてみるのも、また一興かもしれませんぜ、ご主人。
前回、古風ながらキリリとした味わいと、サービス満点の具材に感心しました( http://ramendb.supleks.jp/score/239998 )。こういう気風(きっぷ)のいい店だけに、鶏・魚介ベースのソフトなスープに、ガッツリと味噌を合わせるような「野暮」はしないだろうというのが、今回の読み。注文は「ピリ辛みそラーメン」(700円)、丼は約5分で到着。
では、スープを一口……予想通り、スープの持ち味を活かした味噌の使い方。味噌ダレは赤味噌主体で、これに一味と辣油で辛味をつけており、透明なスープの「晴れ間」が垣間見れる程度の味噌濃度。辣油併用でキレ重視の辛味づけ、キリリと味のエッジを立てるスタイルは、「ラーメン」と共通のものですが……ソフトなタッチのスープに対して、赤味噌のコクは少し重すぎるのか、やや「無理矢理感」のある味のバランス。これが、全体の印象をボヤけたものにしており、辣油のキレ味だけでは、カバーしきれないようですな。
麺は「ラーメン」と同じ、加水率やや低めの中太縮れ。軽快な醤油スープとは、そのツルリとしたノド越しと比較的ソフトな歯応えが上手く噛み合っていましたが、味噌ではちょっと役不足。バランス的にはスープか麺か、いずれかのパンチ力アップが必要なようですな。
具材は相変わらず豪華絢爛で、チャーシュー、メンマ、モヤシに青菜(辛子菜かも)、さらに海苔にネギという、「フル・ラインナップ」。まず、この店の代名詞とも言えるチャーシューですが、小型ながら厚めのものが5枚入り。ミッシリとした肉質で食べ応え十分、噛むほどにジンワリ広がる味わいに、適度に残された脂身からしみ出る肉汁がからみ、さらに味噌との相性もまずまずです。モヤシのゆで加減も完璧で、ソフトな麺をパリパリした食感で絶妙のサポート……この具材にして、しかも味噌、これが八丁堀で700円なら、上々のCPといえるでしょう。
―――「あれ、ここって味噌ないの?」。あちこち食べ歩いていると、何度か耳にする客のセリフですが……そういう「圧力」が、路地裏のお店にラインナップを強いたような、そんな想像をしてしまう一杯。古風でソフトなベース・スープから、「味噌」を語り起こすのは、容易なことではないでしょうが……それでも敢えてやらざるを得なかったのかも知れません。「ラーメン」同様の気風の良さを出すには辛味が必須で、辛味に合わすために赤味噌をチョイスし……そして、少しずつバランスがほころびたのかも。もっと肩の力を抜いて、白味噌でナチュラルな雰囲気に仕上げてみるのも、また一興かもしれませんぜ、ご主人。