コメント
どうもです。
復活後第二弾のレビューですね、多賀野を選ばれたのは正解じゃないですかね。
一応解禁してまだ日が浅いので、この手のスッキリとした物の方が身体には優しいでしょうからねぇ。
最近ランキングは少し落ちてきましたけど、やはり相当な実力店ですね。
多賀野さんのラーメンと、優しい後輩のオオノ君に感謝ですねw
GJ | 2010年6月5日 11:08こんにちは
復活した際に至極の醤油としてここのお店を選ばれるとは素晴らしい嗅覚です(笑)
やっぱり今だに行列なんですね!
この手のラーメンでは異例でしょうか
B級グルメ | 2010年6月5日 11:55どうもです~。
やはり中華そば、美味いんですね・・・・
絶対今年は行きたいですわ~!
しかも具まで貴殿にこんなにコメントさせるとは・・・行きたい度かなりUPしてきました!
茨城ラーメン発展願い人(休止) | 2010年6月5日 23:38juventus さん
多賀野、よかった。レビューで伝わらないものがある店ですね。
系統からは、渋谷のはやしと同類かな。自分はこっちに軍配。
いい若手が育ってきて。敬老精神を忘れるな、っていつも
言ってますけどね。
行列 | 2010年6月6日 07:34B級グルメ さん
嗅覚、いいです。お勉強の成果です。
有名店はここが最後かな。あとは年末に
有名店めぐりをして、2011年につなげます。
すっごい行列。あと20分早く来ればいいのに、
と思いますがねえ。
行列 | 2010年6月6日 07:37茨城ラーメン発展願い人 さん
がんばって行ってらっしゃい。
行列 | 2010年6月6日 07:38行列さん、亀男です…。
ビジュアルがなんとも言えず最高ですねぇ~
特製AでもBでもいいので食べたいです。
特に丼の中央付近~
そろそろメグーや菜さんなんかで
美味しいチャーシュー頂きに行きたいですね!
つくし野ラーメン隊1号 | 2010年6月12日 06:18つくし野ラーメン隊1号 さん
亀だなんて、全く思っていませんよ。あざっす。
なかなか行ける場所ではないんで、思いっきり気合を入れて。
人気と実力が一致しているとおもいました。
ここの女店主、センスがいいなあ。びっくりのうまさ。
のりのクオリティ、スープのうまさ。是非行ってみていただきたいなあ。
行列 | 2010年6月12日 08:22
行列
ぴろリポ
40Clockers

タミヤモトオ






「もしもし、行列さんですか。」
朝から受話器の向こうでいつもテンションの高いオオノくんが何か言ってます。
「あの、朝からすみません、オオノですけど(誰だって分かる、つうの)。行列さん、ラーメン食べても良いって、GOサインもらったんですって?」
「オオノちゃん、情報早いね。どこで聞いたの?」
「そりゃあもう、S課のSさんですよ。それで、実は折り入ってお願いがありまして。明日お時間が取れるようでしたら、東京の3つの会社に同行して行っていただきたいのですよ。五反田と市谷と代々木なんですけど。急で申し訳ありませんが。」
「ま、オオノくんに言われれば、何でもしますよ。明日ですね。」
「ありがとうございます。(受話器を一段と遠ざける。)それで、言いにくいのですが、最初の会社に行った後、東急に乗っていただいて、多賀野でランチにしますので。行列さん、多賀野に行きたかったんでしょ。」
そんな電話でした。このオオノくんの優しさ、人を思う心に、じ~んと来てしまいました。正直、会社まわりは口実としてアレンジしたんでしょう。目的は、全快となった行列を多賀野に連れ出して、食べさせたい。そんなことを言わないだけに、思いが胸につきささります。年取ると涙もろくていけねえや。
無事最初の会社訪問が終わって、さあ、多賀野です。ふふ。ラーメン禁止が出たとき、ここにいけなかったことが一番の痛恨事でした。いつでも行ける、と思っていて、ずっと放置プレー。このお店ほど、悪く書く者がいないお店はないですね。だいたい1回行くと、信者になったように、また行きたい、何度でも行きたい、と夢うつつでもつぶやくようになる魔性のお店です。女店主の丁寧な仕事振りとラーメンのレベルの高さに、行ったものはいちころでやられちゃうようです。そんな多賀野にこんなに早く行けるなんて。
オオノちゃんの読み通り、お店に15分前に着くと、先客は3人。結局15分後にぴったり開店でしたが、その時点では30人くらいの行列になってました。そして、11時55分にお店を出ましたが、その時点では先頭から9人目に配膳していましたので。開店時間に行って、30番目に並んだ人は何時に食べたんでしょう。ま、いっか。
この日は天気がよく、初夏の暑さでした。お店は入り口を大きく開けていました。到着したとき、お店は開店準備の真っ最中、と言うものの、バイトくん2人はゆるく準備していて、真剣に戦闘開始していたのは店主だけです。店主は女性です。背中から湯気がでるのが伝わるほど、真剣に味見をしています。この姿、開店時間にお店の外で待っていたレビュアーは、みんな目撃していますので、毎日が戦争なんです。
定刻少し前、さあ、いきましょう、と店主がれんげで味見し終えた直後、一声かけてこの日の多賀野が開店となりました。並んでいた期待わくわくの客が順番に店の中に入ります。行列は奥から3番目、オオノちゃんは隣の4番目。二人の目の前が店主の作業するところで、真剣な顔で調理をしている彼女の一挙手一投足のすべてを目に焼き付けました。
ふたりとも同じメニューで、中華そば(680円)+特製トッピングA(220円)です。このように、メニューも合理的に考えられています。特製トッピングはAとBがあり、同じ値段。お店のお勧めはAと表記され、煮玉子と温玉が違います。Aの内容は、その煮玉子、チャーシューが3枚、のり3枚とメンマの増量です。お店には、チャーシューとめんまは自家製であるとの告知がありました。
麺の茹で以外は、すべて店主がやります。どんぶりの山からどんぶり二つを取り出します。二つとも、丁寧にもう一度拭きます。よくよくどんぶりを見ながら、完璧に拭きます。こんなところからからして、すでにすごい。たとえば、チャーシューの塊をまな板に乗せて、ラップをはがし、たこ糸をはずします。そして、ここですよ、まず最初にチャーシューの塊をふきんで拭きます。付いている汗や余分なものをふき取ってから、必要な分だけスライス。
絶対にショートカットしませんね。1個ラーメンを作るのも、100個作るのも、同じ丁寧さ、同じ真剣さで作っていく。これはなかなか出来ることではありません。彼女の仕事振り、これを会社の若い者に見せたい。
ふたりに配膳されたのは、11時36分でした。店主から、どうもお待たせいたしましたの声がかかり、直接どんぶりを受け取りました。写真を撮ってもよろしいですか。どうぞ、撮ってください。
見ただけでうまさが伝わる自然でありながら調和の取れた麺デザインです。煮玉子は、結構色が付いてます。なんと、バラチャーシューの中心部がこんなピンク色で火の通りが絶妙なのは知りませんでした。のりが3枚。ネギを覆うように置かれています。見ていて写真を撮っているだけで、魚系の匂いが鼻腔をくすぐります。煮干しと鰹?かすかな匂いですが、食欲を湧かせるのは十分すぎる魅力の香り。
れんげを持って、スープをいただきます。もう飲んだ瞬間、そのうまさ、グレードの高さに何回も頷いてしまいました。動物系のコクの深さが上品です。魚は最初煮干かと思いましたが、もっといろんな魚関係者が呼び集められているようにも思えます。どちらにしろ、魚も動物も主張していないすばらしく調和のいいスープで、よくここまで辿り着いたなあ、と感心してしまいます。微妙なバランスなんでしょうね。それで、毎日、一日の始まりにレンゲでの試飲、さあ行きましょう、となるわけです。
かえしは中程度か若干の醤油味高めの設定です。まろやかに麺を包むように配慮されたとしか思えない、柔らかな醤油ベース。単純に、チャーシューの煮汁で作りました、ではない、かえしにもコクをもたせていると感じるほどの深い味に上げてます。スープをれんげにとって見ると、きれいなクリアスープでなんでもなく見えてしまいますが、そこが一番すごいと思いました。
まず、いつも邪魔なのりを1枚片付けておきます。ここでまた、ぶっとびました。こんな風味のいい海苔のトッピング、初めてです。うめえ。ラーメンの上には海苔は不要、といつも叫んでいますが、これはちゃうなあ。やっぱり、ここ多賀野の店主ははんぱなくすごいんだ。こんなうまい海苔なら、大歓迎、どころか、トッピングのプラスもありだと思います。海苔のうまさは、値段だけですから、よっぽど高い海苔です、これは。海苔にだって妥協せず、NO1を使う。
麺をあわてて食べましょう。配膳されて時間が経ってますので。麺は中細でちょうどいい感じのストレート麺。こいつがまたうまいんだなあ。中華そばの原点を彷彿させる食感、かおり、重さ。茹では万全の硬め。麺の重さがちょうどいいから、すするのも味のプラスです。
バラチャーシューは、肉の旨みを楽しめるような茹で加減。中心に火が入るか入らないかで寸止めしているので、中心部は生っぽい食感でうまい。いわゆるローストビーフ仕様ですね。もっとあってもいい。ご飯に合わせたい。めんまの味付けがさすがのお袋の味です。手を抜いてませんね。このしょうゆ味はうまい。業務用とは全く次元の違ううまさに、これまたやられました。やられっぱなし。
ネギは、きっちりと辛味が残るように厚みを考えた木口切り。煮玉子がまたえらくおいしい。白身は半分以上ハードボイルドなのに、黄身は液体状態が残るような絶好の出来で、これはとんでもなくうまい。
こんなすべてのパーツに感心しちゃうラーメン、今まであったかなあ。こんなラーメンを食べれるようになって、ほんと幸せです。そして気配りのオオノちゃん、ありがとう。感謝してます。