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昔、就職で上京し銀座界隈をうろつき始めると、すぐに先輩から「はしご」の「だんだんめん」を仕込まれました。この一品は、クセになる人と飽きる人がハッキリ分かれるのですが……私は後者。何回か通っていると、麺のゆで加減やベーススープのクォリティなど、常連相手の商売の「脇の甘さ」が目に付き始めます。しかし、関連店「よかろう」の一部で、本来のクォリティが維持されているとの噂、さっそく御成門店へ(25日)。 現地に着きますと、外装も内装も他店同様、「はしご」によく似た佇まい。結構強気のプライシングも「はしご」同様ですが……いや、こちらが一枚上手かも。そのせいか、ランチタイムでも客入りは3割ほど。注文はもちろん「担々麺(だんだんめん)」(900円)、丼は約5分で到着。 では、スープを一口……お、意外にイケる。一見たしかに「はしご」ライクですが、鶏のムンムンとした風味がギッシリ詰め込まれたベーススープに、柚子でキレ味をました醤油ダレ、さらにこの系統独特の辣油「紅油(ほんゆ)」の香り高さもなかなかのもの、辛さもうまく調整されています。芝麻醤は例によって「香り付け」程度の使い方ですが……コク・キレ・辛味・香ばしさと、「はしご」特有の「四本柱」をキレイに揃えてくるその手腕に、「冴え」が見られますな。 麺は丸細麺のストレート。とかくこの系統では最初からダレた麺を供する店が多いのですが、どうして絶妙のゆで加減。博多麺で言えば「バリカタ」程度のかたさで、ポクポクとした軽快な歯ごたえと、明快な甘み。これらがスープのキレと辛さに実に巧妙にマッチして、なかなか見せてくれます。 具材はチャーシューと小松菜、ネギのみと、こちらは「はしご」同様シンプルなもの。しかし、チャーシューは敢えてパサついた食感の厚めのものを使用しており、コイツもキレたスープ・麺になんとなく合うんだよなぁ……味付けもシッカリしており、この一品のバランスに最適化された一品です。 ―――銀座・新橋を徘徊すること四半世紀、改めて「はしご」系の「なんたるか」を再認識しました。要は、四川風担々麺の風味・辛さを、「アト引きなしの潔さ」に昇華させたところが「オリジナリティー」。桜の散り際を愛でる「潔さ」好きの日本人に向けて、巧妙にアレンジされた一品だったということですな……正直言って、「はしご」系の一品からそういうインスピレーションを受けたのは、これが初めて。これがこの系統の「原点」だとすれば……「はしご」系に飽きて久しい貴方、必食ですぜ。
miles様 こんばんわ 御成門、内幸町、地名は、知らないと読めないですよね。 仕事でよく行く途中なので、「だんだんめん」挑戦してみます。 >鶏のムンムンとした風味がギッシリ詰め込まれたベーススープ うまそう~、じゅるっ。
現地に着きますと、外装も内装も他店同様、「はしご」によく似た佇まい。結構強気のプライシングも「はしご」同様ですが……いや、こちらが一枚上手かも。そのせいか、ランチタイムでも客入りは3割ほど。注文はもちろん「担々麺(だんだんめん)」(900円)、丼は約5分で到着。
では、スープを一口……お、意外にイケる。一見たしかに「はしご」ライクですが、鶏のムンムンとした風味がギッシリ詰め込まれたベーススープに、柚子でキレ味をました醤油ダレ、さらにこの系統独特の辣油「紅油(ほんゆ)」の香り高さもなかなかのもの、辛さもうまく調整されています。芝麻醤は例によって「香り付け」程度の使い方ですが……コク・キレ・辛味・香ばしさと、「はしご」特有の「四本柱」をキレイに揃えてくるその手腕に、「冴え」が見られますな。
麺は丸細麺のストレート。とかくこの系統では最初からダレた麺を供する店が多いのですが、どうして絶妙のゆで加減。博多麺で言えば「バリカタ」程度のかたさで、ポクポクとした軽快な歯ごたえと、明快な甘み。これらがスープのキレと辛さに実に巧妙にマッチして、なかなか見せてくれます。
具材はチャーシューと小松菜、ネギのみと、こちらは「はしご」同様シンプルなもの。しかし、チャーシューは敢えてパサついた食感の厚めのものを使用しており、コイツもキレたスープ・麺になんとなく合うんだよなぁ……味付けもシッカリしており、この一品のバランスに最適化された一品です。
―――銀座・新橋を徘徊すること四半世紀、改めて「はしご」系の「なんたるか」を再認識しました。要は、四川風担々麺の風味・辛さを、「アト引きなしの潔さ」に昇華させたところが「オリジナリティー」。桜の散り際を愛でる「潔さ」好きの日本人に向けて、巧妙にアレンジされた一品だったということですな……正直言って、「はしご」系の一品からそういうインスピレーションを受けたのは、これが初めて。これがこの系統の「原点」だとすれば……「はしご」系に飽きて久しい貴方、必食ですぜ。