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「らーめん」@せたが屋 品川店の写真 年末、学生さんが冬休みに入りつつあるせいか、人気のラーメン屋さんは若い人で大盛況。お昼は時間制限付きで食べ歩くリーマンには、つらい季節となりました。そんな中(25日昼)、移動中でちょいと時間もないため、空いてそうな(失礼)「品達」へ。
 やはり、いつもよりはラ系の学生さんらしき方が多いようです。ヤレヤレ……でも、ちょっと羨ましい。注文は「らーめん」(700円)、丼は6分ほどで到着。
 有名店ゆえ、いきなり本題ですが……薄膜の張る、やや粘度のある茶褐色のスープは、魚介系、というよりは節系が突出、その他動物系、野菜、醤油ダレは、きれいに馴染み合って、弱めのコク。節粉をかなり使っているようですが、その割に雑味が出る寸前で止めているのは、さすが。しかし、ここまで節系を突出させたバランスには、やや戸惑いを覚えます……
 麺は中太縮れで、やや偏平な形状、ツルツルとした食感でコシもあります。特筆すべきはチャーシュー。なかなかお目に掛かれないホホ肉チャーシュー、しっかりした食感に加え味わいもよく、トロリとした小さめの脂身もたまりません。
 鰹は、旨みもよく出ますが、それ以上に「味」が強く出てしまう食材。しかも、その「味」は少し渋みを伴うもので、かなり舌には刺激的。私自身、出汁をとるときは、鰹の使い方にはかなり気をつかいます……ま、昆布や煮干の出汁に、さらりと効かせるくらいが、「美味い」と思うのですが……その鰹を、敢えて突出させたこのスープ、他店との差別化を最優先にしているように感じられますな。トータルとして、これが一番「美味い」味だと、本当に店は考えているのかな、と少し疑問に感じました。もっとも、それなりに美味しいですけどね。
 なにがなし、生き抜く武器としての「個性」を食べさせられた印象。優れたバランスの魚介系を出す名店も多いこのご時世、やや奇異な「個性」に見え始めています。他の店に勝つための味ではなく、客に「美味しい」と感じてもらえる味を、第一に考えてもらえないでしょうか……なんかそんな気がした、せわしない師走の昼でした。

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