なんとかデータベースラーメンカレーチャーハンぎょうざうどんそば
 

「つけめん 700円」@紅雀の写真2010.10.3(日)11:40訪問 先客3名、後客3名

こちらの「紅雀」さんが、10月に閉店すると地元のレビュアーさんから情報をいただきました。3か月前に訪問したときにラーメンを食べましたが、その独特な旨さが忘れられません。

と言うわけで、閉店する前にもう一度こちらのお店に訪問することにしました。事前に営業しているかお店に電話したところ、今日は営業するとの返事。
早速、マイカーを走らせお店に到着すると、出前を持った年配の店主さんが勝手口から出てきたところでした。私に気付いた店主さんが笑顔で「電話をくれた人かい?」「はい。そうです」「ありがとね」と声を掛けてくれました。

暖簾をくぐり店内に入ってみると、厨房にいた奥さまが「いらっしゃいませー」とお出迎えです。「電話をくれた方ですか?」と、奥さまからも声を掛けられました。早速、奥のテーブル席に座り、つけ麺をオーダーしました。すると、ラーメンを食べていた先客さん達が「つけ麺があるの?」「メニューに書いてないよねー」と小声で話しています。
このつけ麺は、裏メニューのためメニューには書いてないのです。実は、メニュー表の裏側に「つけめん」と書いた小さなメモが貼りつけてあるのです。正に裏メニューですね。

店内を見てみると「閉店のお知らせ」が壁に貼ってあります。そこには「都合により10月31日をもって閉店・・・。昭和42年3月の開店以来43年間のご愛顧に御礼・・・」との内容が記されています。改めて昭和の雰囲気が漂う店内を見てみると、年季の入ったテーブルや椅子、カウンター席の上には大きな天狗のお面、壁には懐かしい石原裕次郎の映画のポスターが貼ってあったりと長年営業してきた歴史を感じます。

感慨に耽っていると、待つこと8分程でつけ麺が配膳されました。麺が入った丼には、味玉半分と海苔が乗っています。つけ汁には、チャーシュー、メンマ、ネギ、ナルトが入っています。

それでは実食です。まず、中太ストレート麺をつけ汁に浸けて一口食べてみると、酸味と少し甘みのあるつけ汁で豚や魚系の出汁を感じます。最近流行りの濃厚系とは逆のさっぱりしたちょっと酸っぱい老舗系のつけ汁です。麺は、つけ汁との相性も良くもっちりしたタイプで美味しいです。チャーシューは、バラが2枚で肉本来の旨味が味わえます。味玉は、細工を施した切り方で、味入れも適度で美味しいです。メンマは、しっかりした味付けで旨い。ネギは、シャキシャキ感があります。ナルトは、2枚入っていたので嬉しくなりました。

会計の際、店主さんにお話を伺ったところ、このところ体調が悪く閉店することにしたそうです。しかし、息子さんが東池袋大勝軒の2代目として頑張っていると誇らしげに語る店主さんの眼は輝いていました。

今月末をもって閉店することを決めたご夫婦の心中を察するに、開店した時の喜び、色々な苦労、家族の成長などの思い出が走馬灯のように脳裏を駆け巡ったことでしょう。
競争の激しい飲食業界で、お客さんに愛され43年間営業し続けたご夫婦に心から敬意を表し店を後にした赤城山でした。

ご馳走さまでした。

投稿 | コメント (2) | このお店へのレビュー: 2件

コメント

こんにちは。

先日、某所訪問のあとに突撃を企てましたが...
どうせ、美味しくいただくなら一杯目に。
という訳で、場所だけ確認して帰宅した者ですw

いやはや、逸る思いは募るばかりでございます。
早く逝かねば。。。^^;

にばりき | 2010年10月12日 13:14

>にばりきさん
毎度コメありです。

たまには、老舗のラーメンもいいですよね。
こちらは、創業43年の老舗で、独特な旨さのラーメンですよ。
今月末で長い歴史に幕を引くことになり残念です。
その前に是非・・・。

赤城山 | 2010年10月13日 21:10