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「四川担々麺セット」@中国東北家郷料理 永利 豊洲駅前店の写真 透き通るような秋空の火曜日(16日)、午前中は先輩に同行し豊洲で会議。この先輩、私にラーメンを「ねだる」という悪い癖がありますが……案の定、会議が終わって豊洲駅に向かう途中、「何か食わせろ」。やむなく、手近なところで「永利 豊洲店」へ。
 自己ルールでは、副食付きのラーメンは厳禁ですが、この店のランチはすべてセットメニュー、単品の提供は13時以降となります。先輩をニラみつけながら、しぶしぶ「四川担々麺セット」(850円)を注文。
 この店のお昼時に訪れるのは初めてですが、12時ちょっと前で既に6割ほどの客入り、12時過ぎには近所のIT系大企業から思しき客がドッと押しかけ、「秒殺」で満員。テーブルもすべて合い席で、ワイワイ・ガヤガヤと活気あふれる雰囲気です。セットを載せたお盆は、注文後約5分で到着。
 では、スープを一口……この店の担々麺は久々でしたが、やっぱ美味い。かなり多めに使われた芝麻醤、実にスッキリとしたコクと甘みで、呼応する辣油の辛味も結構スマート。しかし、これを「ビリッ、ビリッ」と引き裂くように、ダイレクトな辛味の唐辛子が間欠的に顔をのぞかせます……よく見ると、投入された鷹の爪の輪切り・ブツ切りは結構な量。コクと辛味の連続攻撃に、思わず「ンヴァ~」とノドを鳴らしたくなるような飲み応えですが、さりげなく効かせた酸味のお陰で、レンゲのテンポは落ちません。
 麺は中太縮れで、かなり柔らかめのゆで加減。かなりベタな甘みのある麺ですが、ペタッとした麺肌がスープや挽肉をドップリ持ち上げ、口の中で混じり合う味はナカナカのもの。ニクいほど確信犯的なバランスですな……具材は、挽肉と薬味のみとシンプルで、単品ではのる青梗菜はありません。ちなみに、セットで付く半炒飯はかなりクォリティの低いもの、この店の単品炒飯はどれも優れモノだけに(ちょっとショッパイけどね)、これはかなり意外でした(副食類は採点対象外とします)。
 ―――芝麻醤の「密雲」に、唐辛子が「稲妻」をはしらせ、酸味の「風」を巻き起こすという……まるで水墨画のような「静と動」のダイナミズム、バランス感とリズム感を兼ね備えた、文句なしの一品です。しかし、明らかに「大量生産」型の「ランチセット」で、食材一つ一つに突出したモノもなく、仕上げもまるで食材を投げ入れたように「無造作」なのに、なんでこんな「逸品」に仕上がるのか……中国人オンリーのスタッフ陣が見せつける「中国5000年の歴史」、「一杯入魂」的日本文化の私には、あまりにも謎めいた一杯でした。

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