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「すず蕎麦・味玉+プラス」@中華蕎麦 りんすず食堂の写真 イブの夜、チキンとケーキを食べ過ぎて、ミッチリとウォーキングが必要になった土曜(25日)。スタート地点に移動がてら、ちょっと寄り道して大島「りんすず食堂」へ。
 お子さん二人の名前からとったというかわいらしい店名、凝ったデザインの看板やトレードマーク、白いドアを開けると、なんともアット・ホームな雰囲気がお出迎え。白木のカウンターに白基調の壁紙、スタッフの服装もカジュアルなもので、まるで「高原のペンション」といった小奇麗な雰囲気。カウンターにつり下がる丸いペンダントライトも、トレードマークの「鈴」を意識したデザインと思われます。券売機は入口左手、「すず蕎麦・味玉+プラス」(790円)をポチッとな。丼は約6分で到着。
 では、スープを一口……う~~む、「蕎麦流ラーメン」がこのお店のウリ文句ですが、コイツはほとんど「蕎麦ツユ」ですな。宗田鰹のソリッドな旨みを、昆布の旨みがフワリと包み込み、鶏の風味がそっと支える出汁の構成。カエシは関東風にやや強めに効かせていますが、醤油カドをきれいに丸めて甘みにもイヤらしさがなく、ミリンの余韻が心地よい。ラーメン風のアレンジはほとんど感じられませんが、上質の「鶏南蛮」といった印象です。
 麺は、細めの中太ストレート。かなり固めのゆで加減で、ポリポリと軽快な歯切れ、国産小麦のようなスッキリとした透明感のある甘みで、蕎麦ツユのスッキリ感には当然のごとく実によく合う。こいつぁ、ナカナカの麺です。
 具材は、チャーシュー、肉団子、エリンギに水菜・ネギ、そして味玉がデフォ半個+追加1個。特筆は肉団子で、豆腐を中に入れて強めに揚げてあり、スッキリとした風味とガツンとくる香ばしさが印象的。これが蕎麦ツユに合うのかと言えば……合うんですよ、コレが。またエリンギも、中華麺の食感と良く合うことは、「麺酒場 まがり 南行徳店」など他店も実証済み。一方、バラ肉チャーシューには独特の風味があり、やや全体からは浮いた感じ。味玉も、デフォの半個はトロトロの黄身が美味でしたが、追加の1個はハードボイルドで、ちょいと興醒め。
 ―――出汁、カエシ、麺や肉団子、そしてサービスの杏仁豆腐に至るまで、「個々」のパーツには店独自の工夫が光り、しかも上質に仕上がっておりますが……全体としては「蕎麦流ラーメン」というよりは、「ラーメン風蕎麦」に過ぎないという印象。その原因はやはり蕎麦ツユで、中華麺やチャーシューへの「歩み寄り」に、もう少し独自の工夫が必要では……そうでなければ、他の蕎麦屋でもよい製麺所と組むだけで、意外とコレに近い商品を出せるかも。こういう弱点を、ビジネスの世界では『模倣可能性』と言い、長く生き残るためには注意が必要。ま、とはいえ蕎麦ツユのレベルは、蕎麦屋として見ても結構高い。『先行優位性』があるうちに、次なる一手を期待したいものです。

投稿(更新) | コメント (1) | このお店へのレビュー: 1件

コメント

あけましておめでとうございます!
今年も宜しくお願い致します。

おっとコチラに逝かれましたか~
私、このような系統は初めて食べましたが、
かなり気に入りましたね~
ただ仰るようにスープはまんま蕎麦つゆですよね~
ラーメンを食べた感じは弱かった記憶が有ります。。。

ぽんたくん | 2011年1月4日 22:14