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「担々麺」@日の出らーめん 田町分店の写真 前回この店を訪れた時( http://ramendb.supleks.jp/score/303741 )、メニューに「担々麺」があることに気付きました。しかし、店内に掲げられた特大の品札にはこのメニューだけなく、なにやら「隠しメニュー」的な雰囲気。ゴツい麺と濃厚豚骨魚介がウリのこの店には、およそ似つかわしくないメニューで、ずっと気になっておりましたが……再訪して試してみることに (20日)。
 19時半頃の入店で、先客2名のみ。結構美味い店なんですが、ロケーションがイマイチな上に、のぼりや暖簾で「つけ麺」を前面に押し出していますので、冬場は敬遠されるのかも。入口左手の券売機で、「担々麺」(800円)をポチッとな。丼は約7分で到着。
 では、スープを一口……う~~む、一種独特な風味で、自分で注文しなければ、「担々麺」だと気付かないかも。ベースはおそらく濃厚な豚骨魚介で、かなり派手に味付けた胡麻ダレを合わせていますが……醤油など調味料の使い方も結構派手で、相当程度に味は濃い。辛味は唐辛子主体に、花椒(風味からして山椒かも)をきかせ、ピリピリというか「ビリビリ」とした辛さ。しかし、担々麺という割に、辣油はあまり使っておらず、辛さに「キレ」がないのがタマにキズ。強いて例えれば、「オロチョンの芝麻醤版」といった雰囲気ですな。
 麺はおそらく、ガッツ麺・つけ麺などと同様に福島・富多屋製麺製と思われますが、ガッツ麺・つけ麺用の極太ではなく、ラーメン用の中太弱縮れ。しかし、なぜか極太よりも甘みがシッカリ感じられ、ド派手なスープに負けていません。コシ・歯応えにも重みがあって、存在感は十分です。
 具材は至ってシンプルで、2種のネギと「謎の挽肉ボール」が2個。この挽肉ボールは、ピリ辛に味付けた挽肉に少し辣油を加えて固めたもののよう、スープに溶かしますと……挽肉の旨みは豚骨のお陰で全く目立たず、辣油の辛味も花椒と唐辛子のおかげで全く目立たないという……濃いスープが、なんとなく一段と濃くなっただけという印象。
 ―――ある意味、担々麺における「辣油」の存在意義を再認識させられた一品。芝麻醤の甘みと辣油の辛味のコントラスト、その辛味も、最初は舌を覆うように、油滴化してスープに馴染んでからは、舌の上で細かく糸を引くように……このメリハリとキレこそ、日本人に「担々麺」らしさを感じさせる「キーワード」。ベースは同じ豚骨魚介を使うにしても、シンプルに芝麻醤と辣油で「フツー」に勝負していれば、「フツー」に面白みも出せたと思うのですが……そんな「フツー」な発想なんかクソくらえ、「敢えて」全てが濃い世界を作り出し、「敢えて」メリハリとキレを消し去って見たかったという、一種理不尽とも思える試み……そういう意味で、「敢えて」この「実験作品」を名付けるとすれば、「理由なき反抗」になるのかも知れません。

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