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「ワンタンメン(580円)」@柳華の写真【2012.10.11初訪】
車で藤沢方面を目指す時、いつも憂鬱なのが藤沢街道の渋滞です。なので私はなるべく裏道を通るようにしています。しかし往々にしてその裏道まで混んでいるもの。そんな時は野生のカンで適当に路地に入るわけですが…大体失敗します^^;
ある日そんな風にして適当に走っていたら結局南林間駅近くに出てしまい、偶然に発見したこちらの店。まさに昭和を感じさせる外観。かつてどこの街にもあったいわゆる“ラーメン屋”。きっとあと20年もすればなくなってしまうのだろうな…そんな店の中には、未だ発掘されないが、旨いラーメンを食べさせてくれる店があるはずです。

別の日、たまたまこちら方面に用事が出来たついでに、念願かなって食べることが出来ました。
13:45頃店到着。平日の中途半端な時間で、お客さんは誰もいませんでした。
店内の壁には所狭しとメニューが書かれた短冊が貼り付けられています。思いの外メニューが多いです。そして安い!基本ラーメンが450円!かつてラーメンは“安い”食い物だったはず。しかし単価が安い分、大繁盛店にでもならないと全く儲からないでしょうね…今でもこんな良心的な価格でやっている店には頭が下がります。

初めての店だし基本ラーメンを食べようかと思ったのですが、ちょっと迷って「ワンタンメン(580円)」を注文。店主は厳つい顔ですが優しい接客です。すぐに取り掛かってくれました。
待っている間、店の中を観察。外観は失礼ながら“ボロイ”と言ってしまった方が良いくらいに年期が入っていますが、店内は非常に丁寧に清められていることが分かります。
そして飾ってある写真は随分昔のもので、店主が若いw
その店主が青竹を使って麺を打っていますね!手打ちだったんだ!知らなかった!店先にそんなこと書いてあったかな…?って確かに看板に書いてあったのですね^^;

さて程なく供されたワンタンメン。スープの色が思いの外濃いですね!早速一口いただきます。
動物系…恐らく豚ガラ中心に摂り出されたスープ。ほんの僅かに魚介系出汁を感じます。この味は小田原系ラーメンに通じるところがありますね。改めて見ると、小田原系、もしくは佐野又は白川ラーメンに通じるようなビジュアル。化調はそれなりにかんじますが、甘みが控えられてなかなか美味しいスープです。

麺は平打ちでやや細め。縮れが入って、これも小田原系又は北関東ラーメンの麺に通じるところがあります。確かに手打ちなのでしょう、麺の厚みが不揃いで、それゆえ茹で上げ後の食感に変化があります。特に麺が薄くなって熱が良く通って柔らかい部分が美味しい。この日の茹で加減では、もう少し全体的に柔らかめに仕上げてくれた方が好みだったかも。ラーメンは必ずしも堅めが旨いとは限らないことが良く分かります。やはり麺の特性によるのですね。
この麺も独特です。小田原系よりは太目、白川や佐野系に比べると細めでしょうか。私は結構好きなタイプですね。

チャーシューは焼き豚タイプ。分厚い肉の塊がごろんと二つも入っていました。今風のトロトロとは真逆の、しっかりした歯ごたえを残し、噛むと肉の旨味がじわっと感じられるタイプ。こういうチャーシューも美味しいです。

さてワンタンですが、小田原系とはここだけが大きく違っていました。小田原系のワンタンは餡がみっちり詰まっていて、それ自体をおかずにご飯を食べることが出来ます。しかしこの店のワンタンは餡と言うより少量の挽肉が入っているだけ。ワンタンの皮を食べさせるタイプですね。
麺に比べて加水率が非常に高く、ツルツル食感。私の好きなワンタンです。

街中華の美味しいのをイメージしていましたが、ちょっと違いました。これは間違いなく小田原系か、もしくは北関東の伝統的ラーメンを踏襲していると思われます。こんな所にこんな店が!と驚きました。

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