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「あじ玉らぅ麺」@らぅ麺 じゃらんじゃらんの写真 月曜午前中(25日)、なかなか用事がはかどらず、ちょっとイライラ。ようやく片付け小滝橋通りの某新店を訪ねると、なんと臨休……悪いことは続くモノで。このあたりで、ホッと一息つける店といえば……「じゃらんじゃらん」ですな。
 小滝橋通りから西へ逸れ、淀橋市場を右に見ながらJR沿いに少し進みますと、日当たりのよい場所に、チョコナンとお店があります。暖簾をくぐると、先客一人。徹夜明けのホストらしきお兄ちゃん、イヤなことでもあったのか、疲れた顔でつけ麺を待っています。ま、とりあえず、入口左手の券売機で「あじ玉らぅ麺」(750円)をポチッとな。
 大通りから離れているせいか、表を通る人も車もまばら。JR線越しに差し込む陽の光、店内に出来た冬の陽溜まりの中で、溜息ひとつ……なんかこう、癒されますなぁ。丼は約5分で到着。
 では、スープを一口……イイ感じですねぇ。昆布の旨みが強く出た出汁に、キレイに鰹節が馴染んでいます。よくある、いかにもイマ風の「節粉投入でインパクト!」的な効かせ方ではなく、カツオ自身の味は抑えて、あくまで旨み重視の使い方。一方動物系は豚骨主体、かなりハードに煮込んだ上、油分を丹念に除いてあって、魚介の旨みを殺さない配慮。そして注目は……「酸味」ですな。スープにわずかながら感じられる「酸味」、魚介系素材から出したモノのようで、かなり濃厚な豚骨を使いながら、あくまでアッサリ感・サッパリ感で帳尻を合わせられるのは、この「酸味」のおかげと言えましょう。
 麺は中太の平打ち弱縮れ。少し柔らかめのゆで加減で、なんとも「優しい」食感です。ホクホクとした淡泊な甘みが、飾り気のない木訥なスープの旨みに、よく映えます。メンマは味付け・香りに派手さはないものの、しっかりとした出来。チャーシューも絶妙に「サシ」の入った肩ロースでホロホロの柔らかさ、素材の美味しさを活かした味付けも、実にグッド。味玉はなんと青森十和田の「奥入瀬・雅」使用。ホンノリとカツオの風味がつけてあり、ネットリとした食感を楽しみながら、フッと舌の上で泡雪のように消えるような……潔い「甘さ」。
 何のてらいもなく、「素直」に美味さを追求した一品。その外連味(けれんみ)のなさが、限りない「癒し」を与えてくれます。このままいつまでも、この陽溜まりにいられたら……ついつい、そんな気にさせる一杯。「ありがとうございました」と奥さんの眩しい笑顔、しかし引き戸を開ければ……そこには厳しい週のはじまりが待っているのでした。

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