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「つけめん(小)」@大勝軒 十五夜 新宿御苑店の写真 新居に引っ越して以来、「室内禁煙」とのカミさんの「厳命」。おかげで、ずいぶんタバコの量が減りましたが……週末、いつものように自宅で魚介出汁をとっていると、明らかに自分の味覚が変化していることに気付きました。どちらかというと、「甘み」を強めに感じるようになったような……なぜか無性に、大勝軒系のつけ麺が食べたくなりました。月曜昼(24日)そぼ降る霧雨の中、新宿御苑「十五夜」へ。
 開店直後の入店で、カウンターには女性客が一人だけ。なんか以前同じタイミングで、同じ背格好の女性客がいたような……熱心なファンなのかしら。入口右手の券売機で、「つけめん(小)」(650円)をポチッとな。横の掲示に目をやりますと……「原材料費の高騰により、デフォで入っていた煮玉子を止め、有料トッピングに」といった内容。いやぁ、アレコレ値上げ著しい昨今、どのお店も苦労されていますな……丼は、約8分で到着。
 麺は中太ストレート、2、3本頬ばりますと……いやぁ、これはいい。カドとりして丸みを帯びた麺は、ツルリとした食感にサックリした歯切れ。流行のゴワゴワ・モッチリのコシ・歯応えを配し、噛むたび麺の断面が口腔をワサワサ・サワサワとくすぐるようで……素直な甘みも、とってもグッド。
 次に、つけ汁を一口……「甘み」が舌の上にフワッっと広がり、それを酸味が追いかけて、動物系のコクと魚介系の旨みが全体を「洗い流す」ような、なんとも言えないサッパリ感。麺とつけ汁の「甘み」がダブり、ちょいとイヤな予感がしましたが、かまわず両者ズバァ〜〜ッといきますと……「甘み」のシナジーを、酸味で上手く受け流し、わずかな辛みで旨みを引き立てる、実に「巧妙」なバランス。舌に残る「豚骨の余韻」も、たまりませんなぁ。
 具材で特筆は、メンマ。つけ汁に染まったか本来の味か、「酸味」が引き立ち実に美味い。麺と一緒に噛みしめますと、「甘み」「酸味」が弾けては交わり、目眩く(めくるめく)味わいに、思わずウットリ。チャーシューも、サラリとした全体のトーンに、肉汁でポッテリとアクセントをつけ、なかなかの存在感。
 ……どちらかといえば甘みが突出気味のつけ汁に、甘みの優れた麺。これでなぜ破綻もせず、むしろシナジーするのか……「つけ麺」という存在に対する「そもそも論」、そのもっとも簡潔な「答え」が、ここにあるような気がします。「減煙」で甘みに敏感になってきたせいかなぁ……変化しはじめた自分の「味覚」、もう一度、これまで食べた一品を全部、「おさらい」したくなってきました。

投稿 | コメント (1) | このお店へのレビュー: 2件

コメント

はじめまして、こんにちは!

当方、YMKと申します。

miles様のレポート
陰ながら、いつも楽しく拝見させていただいております。

といいますのも、比較的私のエリアと被っている部分がございましたので、
勝手に参考とさせていただいておりました(汗)
勤務地が新宿、住まいが東西線・木場なもので・・・

私も同店は大好きでして、ちょくちょく利用させていただいております。

今後とも、よろしくお願いいたします。


追伸・・・miles-davisお好きなのでしょうか?
     私も1枚だけですが、アルバム持っております。
     確か「Doo-Bop」とかいうタイトルだったかと記憶しております。


YMK | 2008年4月9日 09:31