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「特製中華そば(800円)」@中華そば ふくみみの写真【2014.11.08初訪】
この日は急遽西東京方面に打ち合わせに出かけることになりました。普段なら電車で出かけるところですが、生憎すごい量の荷物を運ばなければならず、車で移動せざるを得ませんでした。せっかくなので普段滅多に食べることのできないエリアでラーメンを食べることにしました。それがこちらの店。ブックマークだけはずいぶん前からしてあったのですが、今回念願叶って初めて訪問です。

カーナビで住所をセットしておいたらすぐに場所が分かりました。店には駐車場がないのですぐ近くのコインパーキングに車を停めて店に向かいます。この時12:00少し前。住宅地のラーメン店だし昼休み時間になっていないので、きっとまだ空いているだろうと高を括って店先まで来たら、満席の上店内の待合席までいっぱいになっていてぶったまげました!しかし打ち合わせにはかなり余裕を持っているので並ぶことに。滅多に来ないので券売機では「特製中華そば(800円)」の食券を購入。ご飯ものの食券を買おうかと悩みましたが、腹一杯になりすぎると打ち合わせで眠くなるので自重。

あっさりラーメンの店だと聞いていました。みなさんのレビューにアップされている写真を拝見すると確かにシンプルな醤油ラーメンの風情。なので勝手に店主は良い感じに枯れたおやじだと思っていたのですが、意外にも若くて驚き。女性店員さんは店主の奥様でしょう。お二人共イケメンに美形で驚きました…ってそんなレポじゃないですね^^;
前に10人ほどの並びでしたが比較的回転が速く、10分ほどでカウンター席に着席し、もう5分ほどで私の注文の品が出てきました。
特製なので具が多いけど、やはりシンプルなビジュアル。メニューは基本的に「中華そば」と「特製中華そば」しかなくて見事な潔さなわけですが、それでもこれだけのお客さんに支持されるのにはきっと訳があるはずです。それを確かめるべくスープをまず一口。
…動物系出汁は恐らく鶏のガラが中心。ですが、ほんのり煮干の香りと旨み、そして海草及び香味野菜系出汁と乾物系出汁が調和されているようです。特にこの日は昆布の旨味がよく効いていて、典型的な東京ラーメンの方向性。でも昔食べた街場の中華屋のラーメンとは一線を画す完成度。甘味は極限まで排除されていて、甘味調味料は一切使っていないと思われます。乾物などに由来すると思しきほのかな甘みだけ。それなのに全く物足りなさを感じません。素晴らしい出来栄えです。

麺は自家製とのことです。かなりの細麺。実は春木屋などの東京ラーメンの老舗は、実際に麺を食べてみると思った程細くないんだな~…と、妙に感心してしまします。勝手に東京ラーメンは麺がすごく細いと思い込んでいたわけです。ところがこちらの店の麺は九州ラーメンの麺と比較しても遜色ないくらいの細さ。
しかし加水率高めで透明感があります。その味は、ラーメンの麺ともそうめんとも蕎麦とも違う、初めて食べる麺。独特ですが、このスープによく合っています。加水率が高めなので、これだけの細麺で熱々スープなのに伸びにくいのが良い!
麺量は少なめ。推定130gくらい。なのでご飯ものを注文しなかったことを後悔しました。

チャーシューは部位については不明でしたが、脂身が少なめで噛むとホロッと柔らかく煮込まれたもの。この味付けは強すぎず、スープの邪魔をしない適度なもの。ここにも余計な甘味がついていないことは好印象でした。
味玉は中まで味が染みていますが、これも味が濃すぎることなくまとまっています。
東京ラーメンの定番海苔の代わりにあおさが乗っているのが特徴的。非常に良い香りです。
そして特徴的だったのが葱の使い方。一瞬玉葱のみじん切りが少々入っているのかと思ったら、全て長葱のようでした。意図して刻み方の方向性をなくしているようで、かなり細かく刻まれたものと粗めに刻まれたものが混ざっていて、これがスープに馴染むと良い塩梅にスープに更なる落ち着きを与えます。
メンマもカリっとした歯ごたえを残したもので、余計な甘味がなく好みの味付け。全てにおいて完成度が高いです。

東京ラーメンの定番といえば荻窪の春木屋などの超老舗店があります。その方向性を引き継いだ味だと思いますが、さらに研ぎ澄まされた感があります。私は初めての店では滅多に90点以上は付けないのですが、久しぶりに付けます^^
価格もリーズナブルですし接客も丁寧。人気が出るのも納得な店でした。ぜひもう一度食べたいです。

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