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「小ラーメン(野菜少なめ・にんにく)」@ラーメン二郎 JR西口蒲田店の写真ラーメン二郎34店舗目。

昨年11月から開始した関東地域ラーメン二郎全店巡礼の旅もいよいよ今夜で終わりを告げる。
単身赴任先の群馬から千葉の自宅へ帰った際に二郎各店を巡り、
時には1日3食二郎とか2連食二郎とか、病み上がりの身体にバシバシと鞭を打ち続けた日々。
もう身体中がミミズ腫れで痛くて痛くて仕方がないんです、女王様ぁ~w

数百、いや数千の先人がすでに経験済みであろう達成感を私も今夜感じることが出来るのだろうか。


神田神保町二郎で食してから約1時間20分後の午後6時40分、
最終巡礼地である西口蒲田店に到着。
店内待ち3名に接続して、小ラーメンの食券を購入した。
すると店内待ちしていたお客さん2人から突然声を掛けられる。
まさか「不死身のてっちん♂」だと気付かれてしまったのか。
握手はしてあげてもいいけど、写真とサインは勘弁してよぉ~と思いながら
彼らに手を差し出そうとしたところ

『あのう、お釣り忘れてますよ。』と。

あっ、そう言えばさっき券売機に1,030円入れて、
食券が出てきたら、すっかりお釣りのこと忘れちゃってたわぁーw

てへっw

優しいお客様たちに心より感謝します。
あなたたちに美味しい豚が当たりますように・・・ラーメンw


ちょうど入店のタイミングが良かったらしく、ほとんど待たずに着席。
そして亀のように首を伸ばして厨房内をジロリアン。
ここは1ロット8杯で回しているのを確認する。
すると即座に助手が2杯ずつコール確認する配膳が、カウンター奥から開始となった。

が、俺を飛ばして隣のお客さんで配膳終了~w
ちぇっ、ションベンでもしてこよーっと。

トイレから戻り、しばらくすると、また奥からの配膳が始まった。
なんだよー、また奥からの順番なのかよー。
とブー垂れ顔でカウンターを凝視すると【常に奥から配膳となる】旨の貼り紙を発見。

なんだよー、そういうシステムなのかよー。
でもこれは私にとってはかなりシビアな問題でもあった。

小食で野菜嫌いの私が十数年前に編み出した必殺技『野菜少なめ』。
このハンデを活かして二郎直系店ではいまだ負け知らずの私。
だからこそ最終巡礼地で敗北を喫するわけには決していかないのだ。
しかし、この必殺技のみでは明らかに私が圧倒的に不利な状況。
ロット8杯の最初と最後では、少なく見積もっても3分の差はあるだろう。

しかし全員が小ラーメンである限り、
「ロットバトル」は避けて通れない「二郎の掟」でもあるのだ。

同時55分、着丼となり、やっと私が最後のスタートを切って、バトル開始となる。
焦る気持ちを必死で抑えながら、スープをレンゲで一口飲む。
これは阿寒湖。カエシが弱いだけでなくスープが薄くて超ペラペラ。
麺は好みのデロではなくモチ感も小麦感も乏しいもの。
豚は2枚で少しガシ豚だがこれは二郎標準程度と言えようか。
キャベツの芯が硬いのなんのってw

そんな感じで途中まで食べ進めていたところ、いきなり箸が止まった。
これはヤバい・・・今ごろになって神保町二郎が効いてきたようだ。
もうこれ以上食べたら死ぬよ?と脳から危険信号が発せられてしまった。
身体は震えだし、全身から脂汗が滲み出ているのが自分でもはっきりと分かった。

『ニンニク入れますかー?』

しかし、最終巡礼地での撃沈など笑止千万。末代までの恥さらしだ。

勇気ある撤退?参加することに意義がある?寝言は寝てから言えやー!


右隣のぽっちゃりデブ君はすでに最後の儀式であるスープの儀を開始していた。
これまでの3か月に渡った様々なロットバトルが走馬灯のように脳内を駆け巡った。
ぽちゃデブ君はスープの儀を終えて、カウンターの黒縁オシャレメガネに手を伸ばした。
私は薄れゆく意識の中で、最後の豚を口中にねじ込んでカウンター上に丼をあげた・・・。


私は勝ったのか・・・モノクロに見える風景の中に勝者を称える笑みを浮かべる助手の姿が見えた。
きっと彼はカウンターから見えない厨房内で、右手の親指か中指を立てていたはずだ。


>数百、いや数千の先人がすでに経験済みであろう達成感を私も今夜感じることが出来るのだろうか。

達成感はほとんどない。だって関東地域全店とか中途半端だから。てか、もう美味しくないと最初から分かっている店舗の二郎で食べないでいいという開放感が結構あるよー。


ただ関東地域の全二郎を制覇したことで自他共に認める一回り大きな男になれたはずだ。
だから、これからは食生活に気を付けて、元の体に戻れるようダイエットに励もうと思っている。

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