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「小ダブル(やさい)」@ラーメン二郎 京急川崎店の写真10/20/15

◆二郎はやっぱりすごい

知れば知るほど二郎は凄いと思う。
自分次第で多くのものを体験できる。

記憶があいまいなのは仕方ないが、2000年過ぎに多くの二郎が誕生していった。
その驚きは、今では考えられないほどのものであった。

特にすごいのはそのビジネスモデルである。
仕事に熱中していた時期でもあり、大変勉強になった。
マーケティングの観点からもずば抜けている。
何が人を引き付けるのだろうか。
黄色い看板に黒い大きな字。その前の若い男性の並び。
それだけで、人は興味をいだくこと間違いない。

根本は、そこに行かなければ得られない貴重な体験だろうか。
それはプロモーションでもあり、サービスという商品でもある。
ラーメンの見掛けだけを同じにしても、だめである。

もちろんProduct自身もすごい。
価格、味、量、常識をくつがえすトッピングシステム、そして、さらに特別なサービスも際限なく用意されている。
鍋でのお持ち帰り、大きなすり鉢や器と麺ましシステム。
やさい食べられるだけ、というのもあった。
私を驚かしたのは、特別な人には豚ましサービスもあったことだろうか。
仕事の悪い癖で、原価を考えてしまうが、麺ともやしは昔はたいしたコストではなかった。
しかし、豚は一般には安いものではなく、それをドンと厚切りにしたのがすごい。
そこで最初から私を引き付けたのは豚である。
当初は頼めばトリプルが可能な店もあり、実際販売機にトリプルのボタンは存在していた。
当時写真を撮る習慣がなかったのが残念である
ただし、麺ましやその他のサービスも、それなりの客の努力が必要である。
とにかく自分の持ち時間内に、どんなものでも食べきることができることを、店主殿に知ってもらうことが必要なのだ。

店によるバリエーションも楽しみの一つ。

川崎ができたのは13年位まえのことだろうか。
できたころ3回位連続で通った。
当時から、とても感じのよい、若い、イキイキした店だと思っていた。
どちらかというと地味である。
ところが、よく知っていくと、多くの点でまじめに二郎を継承している。
二郎本来の良さは、食の喜びの提供である。
確立されたシステムに甘えて、高飛車で威張ることではない。

この店、二郎の魅力あふれる店なのである。
逆に騒いで欲しくないというのも、熱烈なファンの気持ちかもしれない。
良さが分かる人だけに行ってほしいという気持ちある。
少しでも並びが減ってほしいから。
食べた後の評価で、行く価値がないようなことを言う人がいると、ほくそ笑むのである。


最後にお邪魔したのはもう2年半前。
今日はりう氏、それからやはり古い友人のS氏と京急川崎駅で待ち合わせた。
両氏とも二郎系の店で知り合った方達。

今日は事前に特別なことを依頼していた。

小ダブル(やさい):http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/229451643?size=970#content
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/229451644?size=970#content

今日は豚の話。
ダブルはあるが、開店直後に品切れとなる。
二郎ではダブルのボタンがあっても、すぐ切れるのが普通となってきた。

豚は、豚出汁の目的が大きくなってきている。
二郎に詳しい方の話によると、豚が多ければ美味い出汁という訳ではなく、
店の味のための適量があるようだ。

さて、このダブル。
やさいを取り除くと出てくる。
表面に顔を出している豚達。表面には10個以上顔を出している。
その下にもまだいる。
表面から見えるのは、その全容の三分の一程度で、大半は液面下。
そしてその直径は普通のものより大きい。丼の半分以上を占める。
店主殿が豚を投入するときに、明らかに両手で下に押し込んでいた。
そのため、麺が圧縮され、野菜まで沈み込んでいる。
カウンター越しに手渡された時は、通常の倍の重さを感じ、一瞬受ける手が下がった。
ダブルは、実は重さがダブルのものだった。
普通の小なのに、スープが決壊した。
まずテーブルを掃除する。

この豚は、脂身がほとんど取り除かれた赤身肉の塊である。
腕肉なのだが、3個位ある筋肉の繊維束毎にちょうど外れる位の茹で具合。
硬くはなく、ほぐれるわけでもない絶妙のもの。
トロトロとかジューシーと言われる食感は、脂身から生まれるものの影響が大きいが、あえて取り除いている。
タンパク質の量が多いのである。
量を食べるものにとっては、赤身肉が肉本来のうまさがあってうれしい。

見ただけで感謝、感謝である。
これが二郎本来の実力である。真似できない。
本物を見せつけられた。

(これはあくまでも特別なサービスの一種であるので、普通のダブルは
常識的なものであるので、普通サイズ8枚である)

こういううれしい時は、思い切りアドレナリンを噴出させて、男っぽくすばやく食べきる。

そしてデカい声で、お礼と称賛を述べる。
それに対する店主殿のお言葉と笑顔。
これが二郎、である。


食後は友人とゆっくり会話。
二郎の話で盛り上がる。
楽しいことばかりが凝縮した時間を過ごす。
話題を共有できるのは、健康にとても良いようである。

年をとると、友達と話をするのが、最も楽しい。
本当に感謝する次第だ。

ラーメンからは、ラーメン以上のものをもらえる。

投稿 | コメント (12) | このお店へのレビュー: 3件

コメント

こんにちは!
豚ダブル!凄いですね〜
僕は間違いなく、遭難(笑)です(*_*)

eddie | 2015年10月23日 11:50

KMさん、こんにちは。

やはりダブルは絵になりますね。見る者を魅了させます。
トリプルの経験はありませんが、三田の総本山で腕一本まるごとや、中山での一枚ではなく一塊と数えたくなるようなデカイ腕肉の経験はあります。
野菜の盛り付けも含め、こういった遊び心と言うかサービスがリピーターを呼び、そして話題を呼び、繁盛店になるのでしょう。もちろん味も良くなければ客は来ませんが・・・

人類兼麺類 | 2015年10月24日 07:45

やはり、二郎では男の血が騒ぎますね。
私は早食いで大食いではない方なんですが、それでもたまに行く時は、テンションが上がりまくり。
男は肉の塊を食うものですね。

ご隠居、こんにちは。

川崎の二郎に行ったよと、教えていただきました。
お友達、いいですね。
私は、ほぼぼっちでラーしてます。
他にいるときは、家の人で、横濱家、西海。

二郎はビジネスモデルとして。
言われてみればそうですね、特に気にしてませんでした。
ただ、男が血沸き肉踊る店と認識しています。
値段がさほどでなくて、ガッツリ食える。
しかも食らったという誇り、征服感を伴う満足感。
男子学生が飛びつくもの。

勝手な記憶ですが、ネットだけの情報。
二郎は、三田で創業ですが、
なんか学生に、安くて腹いっぱいなるものを食わせたいと思った
山田さん、適当に作って言ったらこうなったと。
しかも店の名前は二郎屋にしようと思ったけど、
塗装屋がいい加減で二郎になりました。
昔からあったのでしょうが、私が学生、独身のときも
二郎はあったのです、三田には。
でも、知ることもなかった。

二郎は増えました。
私も3割くらい行ったかな。
で、相模大野、府中のように真剣勝負の店。
上野毛、新代田のように適当な店(m(_ _)m)。
自由さもあるのかなと。
中には、小杉のように破門になったなんてのもありますが。

川崎は、優しい二郎。
安心して食える二郎。
呪文の練習しなくてもいい。
残しちゃいけないだろう、ちゃんと並べば楽しめるお店。

さて。
それにしても、豚10枚ですか。
関内のレポでこんなの見ましたが。
凄いですね。
申し訳ないですが、もう病み上がりなんで冗談はやめてくださいね(^^;
ご隠居は、肉単体で食らいつくせるのでしょうね。
私は、薬味がないと厳しくなってきました。
肉には野菜、ネギでもあれば一番嬉しい。

川崎まで喰らいに行くのは遠いですよね。
私もたまたま行ったので。
まず、私は中山に行けてない。
それだけで、自分の二郎に対する中途半端な気持ちが現れています。

それにしても、登戸のハスミから、遠足が続いているようで羨ましいのです(*^^)v

この理先輩 | 2015年10月25日 15:51

こんばんは。

ぶたのビジュアルがすばらしいですね~
スープは結構な透明感がありますね。今度川崎店行ってみます!

pvs aka duff | 2015年10月26日 22:19

◆eddieさん
コメントありがとうございます。

私も凄いと思います。
地味を装っている川崎ですが、実は熱い心を秘めています。
二郎の本来の精神ですね。
そういう意味で二郎の正統派です。

◆人類兼麺類(遠方へ転勤中)さん
コメントありがとうございます。

>トリプルの経験はありませんが、三田の総本山で腕一本まるごとや、中山での一枚ではなく一塊と数えたくなるようなデカイ腕肉の経験はあります。

それはすばらしい経験ですね。
豚はだんだん小さく、薄くなる一方で、価格も上昇しそうです。
二郎本来の魅力はコストには代えられないと思うのですが。
経営というのは時として魅力を失くし、人が離れて行きます。

>野菜の盛り付けも含め、こういった遊び心と言うかサービスが・・・

もともと学生が好みそうな遊び心が命なんでしょうね。
評価の対象にはしたくないものです。

KM | 2015年10月28日 16:12

◆とまそん@ラーメン食べて詠います・・さん
コメントありがとうございます。

もともと早食いで大食いで肉好きでした。
今でもそのことが懐かしく、遊びたくなります。
男らしさ、子供らしさを大事にしないと。
あと色気でしょうか。

私の文章の中にには昔を回想するものが多くなってきてると思います。
これは相当意図的なんです。
実は認知症の予防には、記憶をたどるような回想がいいのです。
とにかく忘れないように思い出して、思い出しています。
一番苦手ななのは、人の名前なんです。
これは全くダメで、困っています。

◆この理先輩さん
コメントありがとうございます。

二郎は商売としてもうまくいっていることは間違いないですね。
ただし、体力が必要です。

おっしゃる通り、もともと学生向けの、特に体育会系向けのラーメンだったのでしょうね。
私の人生の先生は慶応の先生なので、大昔から二郎を食べていたそうです。
いずれにしてもけちけちしないこととか、遊び心が大事ですね。
男っぽさも大事ですね

二郎も多いのですが、大人しい川崎は、本質的に男っぽくて好きですね。

豚10枚は、実は12枚です。それもデカいやつ。
うれしいですね。
これ軽く食べちゃいます。自分でも恐ろしい。
食べられるうちに食べておきたいところです。
でも遠足はしばらく休まないと。

KM | 2015年10月28日 16:37

◆pvs aka duffさん
コメントありがとうございます。

ほれぼれとする豚ですね(笑)。

画像からスープの感じも分かりますね。
味は強くないのですが、これは考えたことだと認識してます。
普通の人が最後まで美味く食べられるように、味をわざと抑えているのですね。
強い味がいいものだと思う人は行かない方がいいですね。

KM | 2015年10月28日 16:41

久しぶりにRDB覗いたら、超ご馳走じゃあないですかあ^^
いいなあ食べたいなあ^^
こんなのが食べたいんですよ~

道楽 | 2015年11月1日 20:28

◆道楽さん
お久しぶりです。
お元気ですか。

いいでしょ(笑)。
事情があって、川崎の二郎さんにはよくしてもらってます。

これはダブルというよりトリプルですね。
食べ甲斐がありまます。

別途メールします。

では。

KM | 2015年11月2日 11:34

貴兄の此処の画像は毎度重厚すぎる豚に溢れますね(笑)。
お世辞抜きに、食の喜びや二郎の実力の表現に限りない共感を覚えます。此処はそうですね。私のレビューは迷惑かな(苦笑)。
また、話題の共有も私にとっては演奏会がはねた後に、飲みながらあれこれと反芻するのが楽しみなのと重なって、そういう友人がいるありがたみを感謝するしかありませんね。

水戸 稲郎 | 2015年11月4日 22:25

◆水戸 稲郎さん

コメント、ありがとうございます。

豚がどんどん少なくなって来ています。
その中で、このサービスはうれしい限りです。
客をあっと言わせるサービス。
これを一緒に楽しんでくれるのが本来の二郎です。
あまり決まりで縛りつけないのが本来の姿ではないでしょうか。
ただし、最近の店では、商売にまじめすぎて遊びが少ないですね。

友人と趣味の話などして時間を過ごすのは最高です。
男は本来オタクですね。

KM | 2015年11月5日 10:16