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深夜まで営業しているラーメン屋さんとしてお店の存在は知っていましたが、
なかなか訪れる機会がなく、初めての来店でした。

訪れた時間帯が週末の深夜ということもあり、
周りのお客さんはお酒を飲まれたあとの方がチラホラ。
自分たちも締めの一杯としてお店にはいることにしました。

メニューは豚骨をベースをとした味噌、塩、醤油ラーメンなど、
種類も豊富にあり、ラーメン一杯の価格としては標準的。

私は醤油とんこつラーメンをオーダー。

お店には店主と思われる方が厨房に一人と、オーダーを取る方が一人。
店内は喫煙で、お酒を飲まれる方や煙草を吸われる方には適した環境です。

15分ほどでラーメンが届き、まずはスープからいただくことに。
確かにこだわりの一杯ということで、味は普通にうまい、いける。
さっぱりしすぎているわけでもなく、濃厚すぎることもなく、まさしく締めの一杯に最適でした。

麺も細すぎない細麺を使用しており、硬さはわりかし硬め。
スープとの相性もよく、最後まで箸が止まることなくスルッと完食。
替え玉も160円ほどで頼めるみたいで、ちょっと足りないと感じる方も安心です。

ただ、ひとつ気になってしまったこと。

私がカウンターでラーメンを頂いているとき、
後ろ側のテーブルに座られていたお客さんが、一度オーダーしたラーメンを「やっぱり変えたい」と言い出しました。

オーダーを取っていた方が厨房の店主に確認しにいくと、
「もう作ってるけど、いいよ」との返答で、ラーメンの変更を承諾。

しかし、そのあとに店主の口から「く○ガキが」とのつぶやきが。
カウンターに座る私たちにはっきりと聞こえる声量でボソッとつぶやきました。
もしかしたら当のお客さんにも聞こえていたかもしれません。

私は箸が止まりました。
ラーメンはとてもおいしいのに、もったいないなと感じてしまいました。

たしかに、一度通したオーダーを途中で変更する行為は、
ラーメン通の方にはありえないと思われる行為かもしれません。
普通の飲食店であってもお店には迷惑がかかります。(すでに作り始めてる場合)

かなりのこだわりとプライドを持ってラーメンを提供されるスタイルが、
雰囲気でヒシヒシと伝わってきていたため、店主の小言も理解はできます。

しかし、私が感じたこのお店の絶対的な売りは「飲み屋街の一等地で、深夜まで営業しているラーメン屋さん」ということ。

ラーメン通の方や、このお店のファンの方は来られて当然でも、
私のように行けるお店がなかった方や、初めて来られる方も多いはず。

ラーメンを完食した私たちは笑顔でごちそうさまでしたと伝え、店をあとにしましたが、
店主の口から反応はなし。
まるでこちらから一方的に「ありがとう」を言わされているような感覚でした。

この時点で二度と行くことはないかなぁと感じましたが、
接客業や、サービス業としての根本的な要素が欠けてしまっているのかと思います。

そういったスタイルでやられているお店、特にラーメン屋は多く存在しますが、
そもそもそういったお店は、一見さん以上に固定のファンの方が多くいるからできるスタイルであって、
そこには絶対的な質の高さが要求されます。

私からしたら「締めの一杯」。
昼間にランチとして訪れたり、仕事帰りにちょっと遠回りしてでも訪れたいお店とは感じませんでした。

ラーメン好きの方って本当にたくさんみえます。
こちらのお店を支えて頂いている方って、今までに訪れたお客様だと思います。

こだわりこだわりと味にばかり固執し、意地やプライドを持つ前に、
もう少し笑顔で「ありがとうございました」と言える、そんなお店になっていただきたいです。

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