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2018年10月12日の大崎裕史の今日の一杯

東京都目黒区中目黒

ある方から手紙が届いた。「7-8年前、自由が丘で「深海の夢」という店をやっていたときに「ネギだれラー麵」を食べていただき、ありがとうございました。」と。
完全に忘れていたが、確かに食べた。和風居酒屋(深海の夢)で出しているラーメンが他にはない個性があり、いろいろ紹介したのだった。添加物一切不使用の無化調スープ。「ネギだれ」という手間のかかるスープがユニークでおいしかった。

その人が今は「鶏味座」グループの「炙家鐵玄」(中目黒)に移ってラーメンも出している。元々「鶏味座」グループは好きで20年前くらいに初めて食べたときに鶏料理のおいしさもさることながらラーメンがおいしかったので関連店を全部回ったことがあった。そんなことを8/28の「今日の一杯」で書いたのだがまたそのグループに食べに来ることになるとは思わなかった。

場所は中目黒駅から東山方面に少し行き、路地を入ったところであまり目立たない。実際、13時半頃だったからか、お客さんも少なく、店主(この場合は店長か?)といろいろ話ができた。

そして作ってもらった「鹿児島知覧茶味噌らーめん」730円。店頭の表示のランチメニューには無かったが昼も夜も食べられるらしい。それとスパイシーラムカレー飯(スモール)380円も追加注文。

出てきたラーメンはシャモジに焼き味噌が付いており、少しずつ溶かして食べる。全部溶かすとしょっぱくなりそうなモノだがこれが不思議とコクは変化するものの、しょっぱさは大きく変わらず、最後まで食べることができる。清湯に近い味噌味がコクのある味噌味にと変化していくのだ。

夜はラムを中心とした料理や鍋などメニューは豊富。複数で楽しめそうなお店。〆のラーメンとしてもこれはいい。7-8年前に食べたのを思いだして懐かしくなった。

お店データ

炙家鐵玄

東京都目黒区東山1-6-16(中目黒)
大崎裕史

(株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンショー実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2015年12月末現在約23,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。