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2023年4月18日の大崎裕史の今日の一杯

東京都品川区五反田

魚骨ラーメン

2023年4月15日オープン。
平日18時頃、先客5-6人、後に4人。
少し駅から離れている住宅地。フラリと前を通るような立地ではなく、ここを目指して来るような場所。もちろん周辺の人はその限りではないが。駅東口から真ん中を突き進んでも行けるが何度も路地を曲がりながら進んでいくので地図を見ながらじゃないと難しい。しかし、桜田通りの坂を登っていけば意外とわかりやすく、迷わずに行けそう。

さてさて、鯛を使った変わったタイプのラーメンと「鯛」を含むダジャレ風の店舗名は「恋し鯛」「抱きしめ鯛」などの関連店かと思ったらさにあらず。ミシュラン関西に載ったことがある「割烹 さか本」(京都)で修業し、福岡・中洲で独立した「割烹味美」の店主、河原畑豪二氏。自らの店でもミシュランで星を獲り、「味美」の看板メニューとなっている「魚骨スープのしゃぶしゃぶ」を応用したラーメンを監修し、系列の「GYOKOTSUYA」で会員制ラーメン店を始めた。そしてここをベースに全国展開へ、という記事が出たのが2021年11月。いよいよその1号店が五反田にオープン、という流れ。料理長を務める川上氏は、池袋の尾道ラーメンの試食会の際に名刺交換をさせていただいた方だった(驚)。

テーマは『天然真鯛 魚骨拉麺』。臭みのない鯛白湯スープがウリ。
鯛の頭と骨を使って白濁スープを作り、そこに「製麺屋 慶史」(福岡)の細麺を合わせ、揚げ玉や刻み海苔などで味を変化させ、キャベツや紫玉ねぎ、九条ネギなどがアクセントとなって最後まで楽しめる。コクのあるスープはさすがのデキ!
個人的には「素の鯛白湯(スープ)」を飲んでみたかったのだが、割とすぐに混ざってくる。混ざったスープも実においしいので文句を言う筋合いではないが、シンプルメニューがあるなら、今後はそれも食べてみたい。メニューは魚骨ラーメン、魚骨つけ麺、魚骨にゅう麺の3種類。いずれも1350円で一口ご飯付き。

なぜ「にゅう麺?」と思ったら、最初にできあがったのが料理の〆に出した「煮麺」。その次に「ラーメン」でもイケるのでは?という順番のようだ。

飲み物メニューはいろいろあるのに、麺やサイドメニューはなく、なんだかもったいないと思ったら、「今後の展開」があるみたいで小出しにしていくとか。セットメニューやつまみなどが増えると面白そうなので近所の方はぜひ、インスタフォローを!
私も他のメニューが出たらまた足を運んでみたい。

お店データ

麺匠 一鯛一 五反田店

麺匠 一鯛一 五反田店

東京都品川区東五反田1-8-11 シルバープラザ五反田 B1F(五反田)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。