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2019年6月21日の大崎裕史の今日の一杯

東京都目黒区池尻大橋

カツカレーラーメン

菅刈小学校バス停近く:話題のスタバのでかい店の山手通り反対側あたり

「町中華」の本を買って読んでいたら、意外と近くに知らない店があった。しかも老舗だ。そこで遠出の予定が無い日に来てみた。

昭和44年(1969年)創業の老舗町中華。山手通りは何度も何度も通っているがこの店の存在にまったく気が付かなかった。山手通りから少し入るだけで目に入らなくなる。11時40分頃に行ってみるとガラガラで「そんなもんだよね〜」と思っていたら、12時頃には満席で待ちができるほどに。うわぁ〜相変わらず人気なんだ、と驚き。

若夫婦が二人でやっていたので世代交替したのだろう。今は、後継者が見つからずに閉店してしまう店が少なくないが、こちらは無事に乗り越えたようだ。

雑誌に載っていたのと、ネットでの評判ではどうやらカレーラーメンがウリになっている。ラーメンデータベースのレビューは5件で、カレーラーメンが2件、カツカレーラーメンが3件。

麺類ではカレーラーメンが一番人気。しかもセットメニューがいろいろあって「からあげ定食とカレーラーメンセット」が907円(税込980円)というのは安くて驚いた。というか、定食とラーメンを普通に食べる人がいるんだ、というのにビックリ。

頼んだのはカツカレーラーメン950円。カレーライスは昭和44年の開業時から人気で昭和50年からカレーラーメンを提供開始したことなどがメニューに書かれてある。ラーメンスープとカレーを混ぜ合わせてそこに麺を入れるタイプ。中華店のカレーラーメンはラーメンにカレーライスのカレーをかけるだけの店もあるが(蕎麦屋にも多い)、ここは混ぜて提供。そしてこれが意外に(というと失礼だが)おいしい。さすが一番人気だけある。とんかつはちょっと筋があったが逆算すると250円なのでそれでも十分過ぎる内容。唐揚げカレーラーメンなんてのもある。他のお客さんはそれぞれ様々なモノを頼んでいるので提供されるまでに少し時間がかかるが、確実に常連さんを捕まえている。

このあとに「鶏舎」で冷し葱そばを食べた。

お店データ

宗楽

宗楽

東京都目黒区東山1-1-15 東山ビル1F(池尻大橋)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。