なんとかデータベースラーメンカレーチャーハンぎょうざうどんそば
 
2025年1月15日の大崎裕史の今日の一杯

神奈川県横浜市泉区中田

【限定】豚汁ラーメン(写真:1250円)+味噌ラーメン(1000円)+チャーシュー全種乗せ(500円)

新潟県妙高市出身の柴田店主が上越・妙高の名店「食堂ミサ」で修業し、独立しオープンしたのは2015年12月。同じ中田駅周辺に移転オープンしたのが2021年3月。移転前に一度伺っており、今回は移転後初で通算2回目。実は、同じ中田駅に新店がオープンしたのでそことこちらを食べる予定だったが、新店は臨時休業。。。こちらの一杯だけでもいいかな、と並んでるとメニューを渡された。すると期間限定で「豚汁ラーメン」があったので、これ幸いと2杯いただくことに。もちろん事前に連食可能かどうか、確認済み。

まずは味噌ラーメン。味噌ラーメンがウリの店だがチャーシューはなんと5種類も提供。どれもおいしそうなので、チャーシュー全種乗せ500円というのにしてみた。チャーシューは吊し焼き(もも、バラ、肩ロース)、レアチャーシュー、巻きバラチャーシュー。盛り付け、というよりもまさに全種乗せ、という盛り付けなのでその写真は店舗ページに。こちらの写真は豚汁ラーメンで。

鶏、豚、魚介のスープをそれぞれ炊きだし、合わせて香味野菜を加えて煮込んでいる。味噌は熟成期間が異なる3種類をブレンド。妙高市の天然味噌「毘沙門みそ」を取り寄せて使っている。一見,単調なようで飲み進めていくとコクの深さや複雑な重層のうま味を感じられ、ついついレンゲが動いてしまう。自家製の中太縮れ麺はこのスープと相性もよく、人気に納得。

平日の12時10分頃着、外待ち7番目。店内にも待合室があり、10人くらいは入れるが常に入れているのは5〜6人くらい。少しずつ進み、店内待合室へ。そのあと、カウンターへ。味噌ラーメン到着が44分。2杯目を食べ終えたのが13時頃でその頃はもっと外待ちが増えていた。(10人以上)

豚汁ラーメンは妙高市のとん汁の店「たちばな」で出している「豚汁ラーメン」インスパイアと言っていいだろう。私はこれを食べたことがないので比較はできない。しかし、同じ味噌ラーメンの2杯目なのにすこぶるおいしかった。もともと豚汁は大好きなのだが、うまい豚汁がそのままうまい豚汁ラーメンになるかと言えば、そうではないと思う。豚汁としてもおいしく、麺を合わせてもおいしいのが大事。それでこその豚汁ラーメンである。そしてこの豚汁ラーメンはちゃんと豚汁ラーメンとしておいしく完成されているので驚いた。具沢山(10種類)でそれぞれの具がしっかり煮込まれており、とにかく熱々で実においしい。妙高の「たちばな」にも行ってみたくなった。

2杯とも、実においしい。そして全種乗せのチャーシューもどれもおいしかったから次回はどのチャーシューを増やすか迷ってしまう。また全種乗せか?
※「X」のDMで店主に「豚汁ラーメン」の発売日を確認したら、今日(1/14)までだそうです。すみません。

お店データ

味噌ラーメン 雪ぐに

味噌ラーメン 雪ぐに

神奈川県横浜市泉区中田東2-6-13(中田)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。