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2022年7月9日の大崎裕史の今日の一杯

東京都新宿区新宿

プラントベース赤丸・豊潤ベジ彩麺(写真)・餃子

7階にあった「1/2PPUDO ルミネエスト新宿店」が8階に移転し、「一風堂 ルミネエスト新宿店」となって2022年7月9日(土)リニューアルオープン!

「一風堂 ルミネエスト新宿店」は、植物由来の原料でできた“プラントベース”のラーメンをレギュラーメニューとして常時販売する国内初の店舗。レセプションにて、その「プラントベース赤丸」1090円(既存メニュー)と「豊潤ベジ彩麺」900円(新商品)と餃子5個350円を食べてきた。

8階の店舗は広くゆったりしたスペースに50席。半セルフスタイル。
主なメニューとして通常の白丸・赤丸とプラントベースの白丸・赤丸を用意。さらに新商品としての豊潤ベジ彩麺と期間限定の「冷やしからか麺」1200円がある。

その中からまずは「プラントベース赤丸」を注文。通常の赤丸と比べるとまずチャーシューが違うので驚く。これが“ベジチャーシュー”でミックスビーンズや大豆ミート、高野豆腐などを入れ混ぜて練り、歯ごたえのあるれんこんをプラスし、醤油だれで照り焼き風に仕上げたもの。濃口醤油とガーリック・オリーブオイルを一枚一枚塗って、バーナーで炙っているらしい。柔らかくて、ホロッと崩れる。

トッピングにはきのこが目立つ。3種類のきのこ(しめじ・舞茸・きくらげ)をガーリックオイルとエクストラバージンオリーブオイルで炒めたもの。

スープはパッと見、とんこつだが豆乳ベースですべて植物性で再現。昆布出汁やポルチーニ茸を使用したタレを使っているとのことで思わず「おぉ〜」と声が出る旨味とコク。

麺は特に変えなくてもよかったのでは?と思ったが卵白不使用の全粒粉麺を使っており、独特の食感。
全体的には「ちょっと個性的な赤丸」という感じで面白い。

次に「豊潤ベジ彩麺」。野菜の彩りがキレイでスープはキノコをベースにした野菜出汁の淡麗清湯。麺が緑色で何を練り込んでいるのかと聞いたらケール、ブロッコリー、かんしょ、小松菜、苦瓜、明日葉、桑の葉、モリンガ、ほうれん草、大麦若葉など10種類の九州産の緑の野菜パウダーを練りこんでいるとか。スゴい。一風堂特製の柔らかなグリーン麺。スープと麺には端材も使われており、SDGsにも貢献。
トッピングは、ズッキーニ、トマト、レッドオニオン、ブロッコリー、紫キャベツ、ブロッコリー、パプリカなど。野菜好きにはたまらない味わいと組合せ。

最後に餃子。動物性食材不使用で餡には高野豆腐と大豆タンパク、しめじ、エリンギなどを使用しているので他の野菜餃子などとは違って面白い。皮も特製の皮を使用しており、ちょっと皮がくっつきすぎていたので焼き方で改善するそう。

時代の先を読み、行動を起こす一風堂らしいコンセプトで思った以上の好仕上げ。

お店データ

一風堂 ルミネエスト新宿店

一風堂 ルミネエスト新宿店

東京都新宿区新宿3-38-1 ルミネエスト新宿 8F(新宿)

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    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。