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2020年3月6日の大崎裕史の今日の一杯

東京都千代田区神保町

サーモンらーめん

2020年3月4日オープン。グループとしては4店舗目、「麺魚」としては3店舗目のオープン。
店主は和食の料理人として有名ホテルなどで腕を振るったあと、築地市場の仲買人として魚を研究し、ラーメン界へ転身した変わり種。2016年1月、錦糸町にオープンするや大行列を作り、第17回TRY(東京ラーメン・オブ・ザ・イヤー)ラーメン大賞の「新人大賞」を受賞。つまり新店の中の総合1位ということだ。部門別でも「しお部門4位」「MIX部門1位」「つけ麺部門1位」「汁なし部門4位」と4部門で評価。(当時、醤油や味噌は出してないので提供していた4つの味は全部受賞)
さらに2019年1月に放送された「TVチャンピオン 極 ラーメン職人選手権」でも優勝。勢いのある店だ。

今までの3店舗は全部錦糸町だったが今回はラーメン激戦区でもある神保町の入れ替わりが激しい物件。
メニューは「真鯛」「サーモン」「甘えび」のらーめんとつけ麺、油そばを提供。
偶然知り合いと一緒になったので「サーモンらーめん」880円と「甘えびらーめん」950円をシェア。
甘えびの方はスモークチャーシューか海老ワンタンからトッピングを選択、後者にした。
サーモンの方はスモークチャーシューかスモークサーモンかの選択で、これも後者を選択。
鯛も含めて「スープはシーフードと水しか使っていません!シーフードヌードルです!」
というわけで、どちらのスープもスゴい。「うまい」という感想よりも「スゴい」が先に口に出る、そんなスープ。なにしろそれぞれ「サーモン」と「甘えび」しか使ってないのだから。スープ自体は清湯だが、そのインパクトたるや「濃厚」そのものでガツンと来る。「甘えびらーめん」の方には揚げ玉のように見える物が炙り小エビでこれが結構沢山入っており、海老好きにはたまらない。「サーモンらーめん」もサーモンを液体にして飲んでいるようだ。具のスモークサーモンもいい。シェアして食べたが、サーモンは1/3くらいだったので、次回は丸ごと食べてみたい。あ、つけ麺や油そばもあるんだった。どうしよう(笑)。
麺は1号店からカネジン食品製の北海道産小麦100%石臼引き全粒粉入り。蕎麦っぽさもあり、どちらも和風スープ(?)に合っている。
薬味はわさび、柚子胡椒、生姜の3種類を用意しており、スタッフに言えば持って来てくれる。今回はあえて頼まなかった。
店主は1カ月ほどはこちらにいるらしいが厨房が奥にあるので覗かないと居るかどうかがわからない。客席もかなり狭い鰻の寝床。何度も入れ替わっている物件なのはそういう理由があったようだ。人気店が入ったことによって長く続いて欲しい。

お店データ

真鯛らーめん 麺魚 神保町店

真鯛らーめん 麺魚 神保町店

東京都千代田区神田神保町2-2-38(神保町)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。