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2024年12月24日の大崎裕史の今日の一杯

冷やもり中華(900円)+生卵(100円)+納豆(300円)+チャーシュー(400円)

2024年12月23日オープン。
「えっちゃんラーメン。」の手前に同経営の新業態登場!
その名も「冷やもり中華 太郎ちゃん」。
ちゃんと“ちゃん”も付いている。
しかし、前者は“。”が付いているが、後者はそれがない。
“ちゃん系”も店舗が増えてきたが、それぞれが単独店ではなく今回のように2軒目、3軒目と出していく処も目立ってきた。一番活躍しているのは高円寺の「ともちんラーメン」。新橋、川崎、両国、新小岩、神保町、などなど。私も追いつけない。
そんな中、こちらも2店舗目。しかも新業態。寒くなってきたこの時期に「冷やもり専門店」(麺も汁も冷たい)というのもスゴい。営業時間は7時〜14時。さらに立ち食い。だから回転がいい。13時頃着でほぼ満席だったが、帰る頃には半分くらい。
※いけ麺さん情報によると『「ちゃん暖簾組合」加盟店ではない』とのこと。またまた面白い展開(笑)。

主なメニューは、冷やもり中華900円、ほぼこれ一本と言っていい。あとはトッピング。
チャーシュー400円、生卵100円、ネギ150円、海苔200円、納豆300円、麺大盛り150円。

私は、冷やもり中華と納豆、生卵、チャーシュー。納豆を頼むことは最初から決めていたが、前後の仕事の関係で連食できなさそうなのでチャーシューも増やしてみた。あとは迷ったが生卵。納豆には卵も含まれ、混ぜ合わせて提供される。

いろんな食べ方ができそうだが、まずは麺から。ラーメンでは麺だけを味わうことができないのでつけ麺の場合は、昔からまずは麺だけを食べる。次にわさびを麺にのせてつゆに浸けて。かなり鼻につ〜んと来たのでこのあとはわさびを避けて食べた。
麺をつゆに浸けて食べ、納豆に浸けて食べ、どうもピンとこない。チャーシューを食べてみる。スライサーでカットした極薄のチャーシューがたっぷり。さらにチャーシューを追加したのでそれは別盛りでたっぷり。このチャーシュー、かなり味しょっぱめで作られており、このチャーシューがキーポイント。麺を巻き込むようにして箸に持ち、それをつゆに浸けて食べるとなかなかいい感じ。納豆も麺を納豆に絡ませて、そのあとつゆに浸けて食べるとおいしい。
次にやったのは麺に卵とつゆを少しかけて、たまごかけ麺(いわゆるTKM)にして食べてみた。こうして食べてみるとTKMのタレはよくできていると感心する。つゆでは薄いのだ。納豆も麺の上に掛けて、まぜそばのようにして食べてみるが、これも薄い。そこでその混ぜた麺をさらにつゆに浸けて食べるとこれがおいしい。ということは、今回は頼まなかったがネギや海苔もつゆを口に持ってくるアイテムとして活用すればおいしく食べられそう。元々、薄味希望の人はチャーシューのしょっぱさだけでも十分いけるだろうし、軽くつゆに浸けて食べるのでもいけるかも。麺がおいしいのでいろんな食べ方ができるし、人それぞれの好みとその日その時の気分で食べ方やトッピングを変えればいい。自分なりの食べ方がわかると使い勝手のいいお店になりそう。
スープ割りはなしで、お冷やの隣に温かいスープが用意されている。
時間の無いときなどはこれ(立ち食い冷や盛り)もアリかな。

お店データ

冷やもり中華 太郎ちゃん 田町店

冷やもり中華 太郎ちゃん 田町店

東京都港区芝浦3-1-32 なぎさテラス107区画(田町)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。