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2021年6月24日の大崎裕史の今日の一杯

東京都中野区中野

中華そば(小:麺180g)

2021年5月25日オープン。
2018年9月より凪グループに加わった「肉煮干し中華そばさいころ」のリニューアルで「凪」の社内独立制度を利用した初めてのケース。店頭にその告知などはないが「津軽煮干し」と言われるタイプ。

開店が10時からと言うのが嬉しい。10時半頃に到着し、しばらく貸切状態だったので聞きたいことをさっさと聞いてしまった。

店主は小松さん。凪に入社し、9年目の独立。
2階で打つ無かん水の自家製麺。中華そばは「青森の老舗をイメージ」したもの。店主自身は青森出身ではないが、食べ歩きをする中で青森のこういうタイプの煮干し中華にはまり、何度も足を運んだとか。

主なメニューは中華そば850円(250g)、中華そば 小780円(180g)、背脂中華そば900円、背脂中華そば 小830円、他。
背脂好きなので背脂中華そばを頼みたいところだが、青森風の煮干し中華と聞いていたので「中華そば小」を注文。

やけにチャーシューがデカい。それが2枚。スープはあまり油が見えないがしっかり入っている。ザク切りのネギがこういうのには合う。そして麺。あぁ〜懐かしや懐かしや。通販で長尾中華などを食べてはいたが無かん水の麺は久しぶり。中華うどん風でもあるが(狭義では無かん水麺はうどんになる)麺がおいしい。青森の煮干し中華の経験がない人が知識なしでこれを食べて、どう思うのだろうか?そういう意味では、「津軽風」とか「青森煮干し中華」などの表現を使ってもよさそう。マスコミ受けもその方が良さそうだし。

スープもたっぷりで柔らかい煮干しの効き方が都内で流行りの煮干し中華と一線を画し、これはこれで心地良い。聞いていた情報を頭に入れて食べてみたがその印象を超えて、おいしかった。津軽煮干し好きは必須です!

お店データ

煮干し中華そば 小松屋

煮干し中華そば 小松屋

東京都中野区中野2-28-8(中野)

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    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。