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2017年11月23日の大崎裕史の今日の一杯

東京都大田区蒲田

【限定】上海蟹つけ麺

【金乃武蔵】四季の巻@麺屋武蔵蒲田店

「上海蟹つけ麺」2160円(税込)
11月25日(土)26日(日)二日間営業開始から先着10名限定!!!

上海蟹といえば「中国飯店」や「新世界菜館」あたりが知られておりますが、「麺屋武蔵」も伝説として加わりそうです。な、な、なんと「上海蟹」と水だけでスープを作るというのです。まぁ、普通に考えて料理人はそんなこと考えません。ラーメン屋さんだから、いや「麺屋武蔵」だから発想できたことです。

上海蟹は生きたまま上海から仕入れ、しかもほとんど「雄」のみを使用。(事情により雌が入る可能性はゼロではないのでこういう表現になります)鮮度がいいので香味野菜などを使って臭みを取る必要がないのだそう。しかも一人前に上海蟹を5匹(5杯)使用するんだそうです。(奇想天外奇妙奇天烈)

麺は「麺屋武蔵」と「カネジン食品」の共同開発による「包丁切り麺」をあつもり(実際はぬるもりくらい)で提供。茹でた麺を水で締め、再度湯通しした麺。そこに流行の昆布水つけめんの要領で紹興酒(アルコールは飛ばしてあるので飲めない方や車の方、お子様でも大丈夫。アルコールアレルギーの人は辞めた方がよさそう。)を使用。これ、ほぼ紹興酒のみなのにそのまま麺だけ食べてもおいしいくらい。そしてその麺を「上海蟹と水」のみでとったつけスープにどっぷりと浸けて食べるわけです。

普通に考えるとこのつけスープは原価がものすごくかかるのでちょろっと入ってるだけ、と思われがちですが、たっぷりスープ。しかもしかも、具はメンマ替わりにフカヒレというんだから驚き桃の木。

まだまだ続きます。麺の量が軽めにしてあるのは、蟹炒飯が付くから。上海蟹の身を使った炒飯を甲羅に戻し、オーブンで焼き上げた物。一口味見したあと、スープへ投入。今度は上海蟹だらけの蟹雑炊に変身。

尿酸値の高い方、高血糖の方は我慢した方がいいかも、というくらい蟹蟹蟹。

今回は仕入れの問題もあり、二日間限定なのでいつもよりさらにハードルが高いです。
朝早起きできる人、1時間以上の行列に並べる覚悟のある人だけが挑戦できる限定です。
それでも間に合わなかったらすみません。
でも、今回は本当に尋常ではない蟹懸かりな逸品です。

お店データ

麺屋武蔵 武滴

麺屋武蔵 武滴

東京都大田区西蒲田8-2-1-106(蒲田)

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大崎裕史
大崎裕史

(株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。