2024年1月16日オープン。
当初、こちらが先にオープンするはずだったが、工期の遅れで銀座店が先にオープン。そちらが本店。私は支店にはあまり足を運ばない性格なのだが、こちらにしかないメニューがあるので食べに行くことにした。それが『ちゃん系中華そば』。
私が初めて「ちゃん系」という言葉を使ったのは2020年12月。(最初に「ちゃん系」という言葉を使ったのはどうやらイラストやラーメン店のロゴを作る青木健さんのようだ。)「ちえちゃんラーメン」「ひろちゃんラーメン」「えっちゃんラーメン」の3店舗ができた頃。3年が経ち、お店側も「ちゃんのれん組合」を作った。先日、関西でちゃん系インスパイアの「1/f(エフブンノイチ)」がオープン。ニュースリリースでも自ら「ちゃん系インスパイア」と情報発信。いよいよ『ちゃん系』がラーメン用語として定着してきたようだ。
それにしても説明が無いと一般の人はわからないと思うが、見た限り、店内には説明が無い。お店としては『清湯醤油の懐かしさを感じるスープに平打ち縮れ麺と柔らかく煮込んだ豚バラチャーシューが多めに入っている中華そば』を“ちゃん系”と表現している様子。でも、スープの感じがいわゆる本家の“ちゃん系”とは全然違う。こちらは豚と鶏の清湯。それなのにあえて“ちゃん系”を使うところが面白い。しかも「嚆矢」のメインメニューは書いてこそいないが、「家系」風のラーメン。これも「飛粋」から始まる「家系風豚骨醤油」のラーメン流れ。最近だと「革新家」「がんくろ」「こいけのいえけい」なども既存の有名店主が始めた“家系風”ラーメン。これをトレンドと言ったらいいのかわからないけど、面白いなぁ〜。
厨房が広く、席数も多いので、メニューも豊富。濃厚系が好きな人は「黒豚豚骨醤油RAMEN」を食べるでしょうし、あっさり系を食べたい人は「ちゃん系中華そば」を食べればいい。大食漢の人にはミニカツ丼とのセットがあるし、ご飯ものを食べたい人はカツ丼やカツカレーもある。大食いの人はラーメンとカツ丼のフルセットで満足できそう。流行りそうだなぁ〜。とにかく商売上手。
ちゃん系のみならず、ここには「とじない勝烈丼」もある。
今流行りの「とじないカツ丼」である。
ここがウマい(巧い)のは、あえて「勝烈」という文字を使っていること。勝烈はカツレツから来ており、使うのは自由だが、熊本に「勝烈亭」、横浜に「勝烈庵」という人気店があり、そこから引用したと思われる。
※カツレツは、近代食文化研究会によると、英国料理のcutletが起源。
ちなみに店頭では『ミシュラン掲載店「銀座篝」プロデュース店』となっているが、同じ会社の運営でここは他にラーメンブランドとしては「三匹の子ぶた」「七匹の子ぶた」「桜」「三四郎」「蕃茄」「ポツリ」「サスケ」「海月」「薫風」「航」「銀座篝」「朧月」「風見」「蝋燭屋」「貝と煮干し、時々濃厚」「蕾 分家」(以上HPからの引用。他にもあるがHPに出してないので割愛。)などを運営してきた。私は「七匹の子ぶた」からずっと追っかけている(笑)。運営会社(株式会社アデッソ)は秘密にしていたが、最近、HPを作って公開することになった。そして社長が厨房に立つことも増えた。この日もラーメンを作っていたのは社長。力を入れている店らしく、スタッフも多かったし、息子さん(「むぎとオリーブ」店主)も手伝っていた。
そういえば、初日はQRコードをスマホで読み込んで自分で注文するスタイルだったようで、それも楽しみにしてきたが二日目のこの日はそれをやっていなかった。全部、スタッフが注文を取り、帰りにレジ精算。そのうちまた復活するかも。キャッシュレスも「銀座篝」で先駆けてやっていたし、新しいこともどんどん取り入れてやっていくのが気持ちいい。
味噌RAMENやカレーRAMEN、あるいはカツカレーやとじないカツ丼など、食べたいモノがいっぱい。近くに勤務する人を飽きさせない戦略。駅からすぐ(と言っても地下2階から4階に上がる必要あり)なので機会あるたびに寄って、他のモノも食べてみたい。
















