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2016年3月14日の大崎裕史の今日の一杯

大阪府大阪市福島区福島

【限定】海鮮日替り(ホタルイカ)

大阪の福島駅はいまや「東京の高田馬場」「京都の一乗寺」に匹敵するくらいのラーメン激戦区。10年前はほとんど降りる事もなかった駅なのに。。。
私が食べた店だけを挙げても「ラーメン人生JET」「烈志笑魚油 麺香房 三く」「ムタヒロ 大阪福島店」「ジャクソンズ」「まんかい」とあり、さらに候補にしている店として「みつ星製麺所」「らーめん小僧」「きねこ」「みさわ」などがある。
そして「早く行かなきゃ」と思っていた一軒が「福島壱麺」である。こちらは「ラーメン 時々 日本酒」と掲げているようにラーメンはもちろん多品種の日本酒も用意している。夜はゆっくり日本酒を飲んでもらって〆にラーメンというスタイル。(もちろんラーメンのみもOKだし、それでも違和感は無い)
基本の定番メニューは「豚骨ラーメン」。濃すぎず薄すぎず,博多でも久留米でもなくという程よい濃度の白濁ラーメン。麺は細麺。これはこれとしてさすが定番メニューという出来なのだが、せっかく二人できたので私は「海鮮日替わり」の塩ラーメン780円(醤油味もあるが塩の方が上に載っていた)を頼んでみた。この日は「ホタルイカ」。「ホタルイカも加えている」という程度のラーメンなら食べたことがあるが、これを主役に据えているのは私でも初めて。見ての通り具にもホタルイカがのっているがスープにも「おぉ〜確かにホタルイカ」と思える出汁の効き方。そしてその珍しさだけではなく、ちゃんとおいしくまとまっているので驚き。こんなレベルを日替わりで出しているのか?近くなら毎日チェックしてみたくなってしまう。翌日はマグロになるらしい。ただしベースは「15種類の節から取った出汁+日替り鮮魚の純和風ラーメン」ということなので極端な変化ではないのかも?でも何回か食べてみたくなった。
そしてこの店のすごいのは、何が出てくるのかわからない「海鮮日替り」とは別に「定番日替り」というのもあること。月曜「サバ」火曜「担々麺風」水曜「昔ながらのあっさり中華そば」木曜「サバ背脂まぜそば」金曜「カレー豚骨ラーメン」土曜「鶏豚骨白湯」日曜「全てのラーメン」という具合。日曜に全部あるというのはどういうことだ?どんなスープの取り方?温めるだけ?謎が深まり、さらに興味が湧いてしまった。

お店データ

福島壱麺

福島壱麺

大阪府大阪市福島区福島5丁目6番16号 ホテル阪神 B1F(福島)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。