18日オープンした新横浜ラーメン博物館の新店「名島亭」。
築炉釜出しとんこつラーメン750円。1987年創業の老舗。2008年のテレビ番組「九州ラーメン総選挙」で1位になったことがある。またクッキングパパの第一巻に登場している。
店主の城戸さんは修業先の「長浜一番」で店長をしていた頃、一風堂・河原さんが店に入り、先輩後輩として共に切磋琢磨していたという。独立して店を構えたが、試行錯誤の末にたどり着いたのがスープ釜を空にせず、継ぎ足していく「呼び戻し」方式。久留米ではこの手法が多いが、城戸さんは伝説の店「丸八」(今は閉店)で教わったようだ。なので、味わいとしては「博多+久留米」でもある。その頃から使っているのが五右衛門釜=築炉釜。築炉釜(ちくろがま)というのは鋳鉄製の羽釜のこと。下処理に手間と時間をかけ、じっくり煮込む割りには豚骨臭は控えめ。
名島亭の一番の特徴は店主の城戸さんであろう。「ラーメンは豚ガラ・鶏ガラ・人柄」と言われるが、その「人柄」がよく出た店である。私も全国のラーメン店を回ったが、笑顔が印象的でぶらりと入った一見さんに気軽に話しかけてきたのは、この「名島亭」と「みんず」(門司)である。昨年の東京ラーメンショーにも出店、城戸さんは店頭に立ってできるだけ沢山の人に話しかけていた。話が長引いてラーメンの提供が遅くなってしまうこともあったほど。それも重要な“調味料”だから運営側としても見過ごすしかなかった(笑)。
さて、今回のラーメン。レセプションに来た多くの人がブログなどで書いているが、正直、まだ少し浅い感じ。でも環境変われば味変わる、と言われるほどラーメンは生き物。私は昔の本店、リニューアル後の本店、東京ラーメンショーで日にちを変えて二回、そして今回と食べているが、それぞれ印象が違う。それはブレではなく、名島亭は名島亭、城戸さんは城戸さんなのだ。ラーメンは少し塩分高めで豚骨度は浅かったかも知れないが、今回も間違いなく元気をもらえた!城戸さんは、月内一杯くらいはいるようだ。ラーメン以外にはおでんと餃子もお勧め。
















