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2022年10月12日の大崎裕史の今日の一杯

特醤油ラーメン+チャーシュー丼

トーキョーニューミクスチャーヌードル 八咫烏 CHIKARABO @ 水道橋
(東京ラーメンフェスタ@駒沢公園に「鶯屋」とのコラボで出店決定!)

2022年9月18日、九段下から移転オープン。初日は、グルメ界では有名な「傳」と「キング製麺」とのコラボ限定メニューで大行列だったとか。ラーメン店同士のコラボはよく見かけるようになったが、「傳」とのコラボは驚き。
(※「傳」は2022年で10年目を迎える「アジアのベストレストラン50」において日本料理店として初の1位を獲得した店。)

九段下のオープンは2016年8月なので移転に伴い6年目のコンセプトチェンジ。今やプロデュースなどでも活躍中の店主。開店時はその人脈から多くのラーメン店からお花が届いていた。
水道橋駅西口すぐの地下1階。危うく通り過ぎそうになるほど間口は狭いが、階段を降りて中に入ると明るい空間が拡がる。スタッフの声出しや接客が良く、印象も明るく良くなった。

入店するとタッチパネル式券売機で食券購入。お冷やはTHERMOSのタンブラーにショップロゴ入り。
主なメニューは、醤油ラーメン900円、塩ラーメン900円、カレーラーメン1000円、トマトラーメン1000円、和え玉300円、上+200円(味玉半個・ワンタウン1つ)、特+400円(味玉・ワンタン各々増量)、他。
特醤油ラーメンとチャーシュー丼を注文。

まず、チャーシュー丼が登場。細かくカットしたチャーシューに和辛子とマヨネーズ。おいしく食べていると早速ラーメンも登場。実に提供が早くて嬉しい。
具はチャーシュー、肉ワンタン、味玉、三つ葉、きざみねぎ。
スープは清湯醤油味。見た目はオーソドックスだが、個性的な味わい。深みがあり、飲み進むにつれて旨味が拡がっていく感じ。上品で奥ゆかしい。

麺は菅野製麺所に特注したという細麺ストレート。厨房内に「キング製麺」の麺箱が置いてあり、そこの麺のような書き込みを見かけるが、おそらく初日の限定イベント時のもの。この麺がなかなか面白く、最初は低加水のざっくりした感じだが少し経つと麺とスープが馴染んできて、心地良いすすり具合と深い味わいになってくる。私みたいにせっかちで食べるよりは、余裕を持って食べるとさらにこの麺の良さを体感できそう。

こちらの店主は引き出しが多く、時折、水木金の夜にやっている限定メニューの評判がいい。限定を何回か食べてみてからの評価がこの店の本来の力のような気がする。そういう意味では一期一会の評論家泣かせ(笑)。行列も長そうだけど、私もチャレンジしてみるかな。(^^;

お店データ

トーキョーニューミクスチャーヌードル 八咫烏 CHIKARABO

トーキョーニューミクスチャーヌードル 八咫烏 CHIKARABO

東京都千代田区神田三崎町3丁目7-13 三大ビルB1(水道橋)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。