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2022年9月14日の大崎裕史の今日の一杯

東京都中央区人形町

【期間限定】帆立らーめん

2022年8月24日、26日、27日プレオープンのあと、8月30日グランドオープン。
北海道旭川市で昭和49(1974)年創業の老舗人気ラーメン店の「あさひかわ塩らーめん すがわら」の2号店。2011年に原宿に出店したことがあったが閉店。それ以来の都内出店。

「すがわら」は、創業当時の先代が高齢となり引退。その後は今の経営元である「株式会社エンフード」が経営を引き継いでおり、「三平」(こちらも事業継承)というラーメンブランドもやっている。昔のラーメン本を見てみたら、「三平」は載っていたが(札幌とは明らかに違う。激辛がウリ。)「すがわら」は見つけられなかった。また両方のラーメンが食べられる「すがわら三平」という店も経営。

ホームページは「あさひかわ塩らーめん すがわら」となっているが、旭川本店の外観は「旭川ラーメン すがわら」、人形町店は「旭川 塩らーめん すがわら」。

外観は暖簾も出ていて、店内の灯りも点いていたが、16時頃だったこともあり扉を開けて「やってますか?」と聞いてしまったほど、やってるオーラがなかった。昼夜通し営業なのは確認してきたのだが、てっきり中休みを取っているのかと思ったほど。自分でも何がそう思わせるのか?はわからない。先客ゼロだったからか?

券売機は無く先会計制。現金の他に各種電子マネー、キャッシュレス決済対応。
主なメニューは、塩らーめん800円、生姜ラーメン(塩・醤油)900円、梅塩らーめん900円、醤油ラーメン800円、鰺薫る醤油らーめん900円、おかか山わさび丼300円、ミニチャーハン450円、他。

本店では食べているのと、塩らーめんのイメージがわかっていたので店頭のメニューを見て、生姜か梅塩にしようと決めて入店。なのにカウンターに【期間限定】帆立らーめん1280円なんてのを見つけてしまって、ホタテ好きの私はすぐにこっちに乗り換えた。初訪なのに(笑)。

この時間だからか、ワンオペ。
帆立らーめん登場。帆立の香りがそそる。大きな帆立がど〜っん、とのっている。これがデカくておいしい。まさか、この具の香りだけじゃないよね?とスープを飲んでみると塩味の清湯スープ(豚骨・鶏ガラ・煮干・野菜など)に帆立の味も出ているが、油かな。透明感のあるスープだが、なかなかおいしい。雰囲気は函館の塩にも似ている。

麺は旭川の佐藤製麺工場の低加水中細縮れ麵で旭川らしい麺。嫌いじゃない。むしろ、たまには食べたいくらい。

帆立好きにはよさそう。11月末頃までの販売予定で、入れ替わりで別の限定メニューを出す予定だそう。

お店データ

旭川塩らーめん すがわら

旭川塩らーめん すがわら

東京都中央区日本橋人形町3-3-2(人形町)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。