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2018年12月22日の大崎裕史の今日の一杯

埼玉県川口市西川口

蘭州牛肉麺

2017年8月25日オープン。ここの所、ずいぶん増え、今年のトレンドのひとつにあげても良いくらいの「蘭州拉麺」。店名はサウジアラビアにある聖地マッカのマスジド・ハラームにある泉のこと。イスラム教では聖なる泉、とされている。そのことからもわかるように蘭州拉麺のみならずハラル料理を提供している。ハラル認証を受けた国産牛肉、牛骨とスパイスを使って調理。蘭州出身の夫婦でご主人が麺打ち担当、奥さんが接客や盛り付けなど。他のスタッフもいるがカウンター7席のみと他の蘭州拉麺と比べると狭い。基本メニューの「蘭州牛肉麺」は1300円と都内でオープンした店と比べるとちょっと高め。ハラルなども影響しているのか。手打ち麺だけで9種類あり、それ以外にも3種類の製麺所製の麺を用意。「すごいですね」と聞いたら普通は12種類用意している、とのこと。3種類では少なすぎる、と笑う。その中の幅広さが2番目のものを注文。中国で食べたびゃんびゃん麺に近く、幅2cmくらい。注文すると目の前で捏ね、延ばし、切り、茹であげて盛り付けという一連の流れが見られる。「七彩」もスゴいが蘭州拉麺もすごい。スープは他の店と大きく変わらないが、やはりハラル認証の材料を使っているせいか、上品な感じがする。近くなら9種類の手打ち麺を全部食べてみたいところだ。
なお、噂には聞いていたが西川口の西口は中華料理店がたくさんあり、プチ中華街の様相。これも面白い。

お店データ

蘭州料理 ザムザムの泉

蘭州料理 ザムザムの泉

埼玉県川口市西川口3-32-9(西川口)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。