なんとかデータベースラーメンカレーチャーハンぎょうざうどんそば
 
2021年9月22日の大崎裕史の今日の一杯

東京都武蔵野市吉祥寺

かぶとらーめん

この日は吉祥寺間借りラーメン三連食。一軒目が「べぃしっく」、2軒目がこちら。3軒目が「Hiyachu」の予定だったが、向かう途中で見たツイッターのカレンダーを見間違え、臨時休業と思ってしまい、途中で引き返してしまった。そんな2軒目のお店。

2021年4月3日オープン。「築地スパイス食堂 かぶと」の間借り(シェアラーメン)。最近の間借りは「昼(ランチタイム)の間借り」が多いが、ここは木曜〜日曜という曜日借り。4日間営業してるということは大家さんより長く営業していることになる。間借りなのに(笑)。月〜水はマグロを使ったカレーを出しているとのことで店内は少しカレー臭がする。鮪は豊洲市場「まぐろの藤田」から。鮨好きには知られたところ。

メニューは基本のラーメンが800円で醤油・塩がある。他にトッピングや生姜味もある。あとはスパイス担々麺1100円、スパイスつけ麺900円。つけ麺が200円も安いのは担々麺との比較だとしても珍しい。〆雑炊250円がオススメらしい。

店名が付いた「かぶとらーめん」1000円にしてみた。醤油と塩のどちらがオススメか聞いたら即答で塩だったので塩を注文。細麺と中太麺も選択でき、これも聞いたら「塩には細麺が合う」とのことで細麺を選択。
基本のラーメンと「かぶとらーめん」の違いは、塩味の利いた“塩引き鮪”がトッピングされること。これがそんなに量は多くは無いのだがメチャクチャしょっぱい。確かに“塩味の利いた”と書いてあるが、これは激しょっぱ。しかし、うま味もたっぷり。うま味と塩分を煮詰めたものか?繊細なスープに塩味が移ってしまうのでは?と心配になるくらい。でも、酒のつまみには良さそう。チビチビ食べてグイッと呑んで。

塩は各種取り寄せて独自に配合し、スープに合わせたとのこと。出汁は鶏と魚介の白湯と清湯の中間くらい(少し濁り)。全粒粉入りの細麺もスープもなかなかいい。基本のラーメンにすればよかったかな。チャーシューやタケノコも個性的に仕上げている。

カレーも醤油味や担々麺も食べてみたい。

お店データ

レインボウスパイス食堂カブト

レインボウスパイス食堂カブト

東京都武蔵野市吉祥寺南町2-4-3(吉祥寺)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。