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2021年6月30日の大崎裕史の今日の一杯

東京都中野区中野

【リニュアル】味噌バラそば

中野で新店を食べた後、中野ラーメンストリートを散策していたら「バラそば屋」が6/18に一部リニュアルとの告知を見て急遽食べてみることにした。券売機の左上(お店のイチオシメニューが置かれてる場合が多い)が「味噌バラそば」980円になっていたのでそれを購入。

さて、「バラそば屋」とは?
「玉(GYOKU)グループ」は川崎の「玉」を行列人気店にし、今では9店舗展開。その後「三三七」(川崎・大森)、「赤備」(川崎・台場)、「超大吉」(上野、閉店)とブランドも展開、2015年8月に登場したブランドが「バラそば屋」。一時期店舗を増やしたがコロナ禍で今は中野と川崎の2店舗。

「玉グループ」は決して斬新さを狙わない。5年後でも10年後でも好かれているようなラーメンを出してくる。しかしながら、時代の流れを見て、随時変更もしてくる。「バラそば屋」のオープン当時は「肉そばしおとんこつラーメン」だった。決して新しいわけではないが、ましてや古いわけでもない。かといってどこかの真似でもなく、それでいてラーメン好きのツボを突いてくる。当時も個人的にはかなり気に入っていた。そして今回は主役変更で「味噌」がウリになっている。

さてさてお味の方は・・・。豚骨ベースに白味噌中心にした味噌スープは懐かしい感じ。私は「すみれ」系が好きでそれを好んで食べているから久しぶりの味わい。それ以外でも都内は濃厚系が多く、面白いところを狙ってきたな、というのが率直な感想。麺は味噌の中では細めの部類だが中太ストレート丸麺。札幌味噌や「どみそ」などに慣れてしまったせいか、味噌=太麺というイメージが多いがこの中太麺もまたスープと好相性でユニーク路線。野菜とスライスされたたっぷりチャーシューを麺と一緒にぐわっと口の中に放り込むとかなり楽しめる。

帰り際、スタッフに聞いてみると「昨年8月にオープンした川崎店で出した味噌ラーメンが好評なのでこちらもそれをメインにしました」とのこと。確かに、味噌をウリにしてもよさそうなおいしさだった。

お店データ

玉 バラそば屋 中野店

玉 バラそば屋 中野店

東京都中野区中野5-59-14(中野)

このお店の他の一杯

大崎裕史
大崎裕史

(株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。