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2018年1月27日の大崎裕史の今日の一杯

東京都世田谷区下高井戸

白醤油のワンタンめん

2000年5月馬込にて創業、2005年閉店。2010年9月三茶に復活オープンしたがまもなく店名変更してリニュアル。2013年10月「みき屋」が祖師ヶ谷大蔵でオープン、2017年桜新町へ移転、そして2018年1月下高井戸へ移転し、「醤屋」としてまたまた復活。今回は創業者自らの手による復活なので期待も高い。

ワクワクしながら行ってみると店主一人体制。大変そうだが人材採用はそう簡単ではないのでゆっくり募集するようだ。

今までは大きな通り沿いだったが今回は駅前で違和感があるとか。
メニュー構成は往年の「白」「紫」「黒」が揃っている。未発売だが各味に「濃厚」メニューがある。通常メニューは動物系を和出汁で割っているのだがその割合を変えることで「濃厚」なスープで提供するらしい。

今回は「白醤油のワンタンめん」980円と「紫らーめん」800円を注文。
昔のことを知らない人のために白は白醤油、紫は濃口醤油、黒が溜まり醤油。三種類の醤油ラーメンで話題になり、どれもおいしいので人気になったのである。

麺は昔とは変わって大成食品のパッツンとした低加水の麺。これが結構心地良い。スープはどちらも以前よりもパンチがあった。こういう「復活」店の場合、以前の味は「記憶で美化」されることが少なくない。しかし、「前よりいいのでは?」と思えるほど。「今風」ではないが、18年前の味でもない。昔ながらのコンセプトをそれ以降の経験でブラッシュアップして出来上がった「新醤屋」のラーメンと言っても良いであろう。どちらもおいしかった。黒と濃厚も食べに来たい。

お店データ

Soy Sauce Ramen Janya 醤屋

Soy Sauce Ramen Janya 醤屋

東京都世田谷区松原3-30-12(下高井戸)

このお店の他の一杯

大崎裕史
大崎裕史

(株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。