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2022年6月19日の大崎裕史の今日の一杯

【季節限定】冷たいスパイスカレーらー麺

もはや恒例となった「たかはし」の夏の焼きあご麺スタンプラリー。今年もやってきました。全9店舗で3週間ゴトに5種類の夏限定麺を順番に廻していくという企画。昨年は二日で5種類食べたが、今回は忙しいので一個に絞った。それが「冷たいスパイスカレーらー麺」950円。
まぁ、見事に社員教育が徹底しており、接客や声出しが素晴らしい。席に着くまでのホール担当の女性が新人っぽさを出しながらも一生懸命やっているのが好感が持てる。そして席に着くと自社新商品の「焼きあご白だし」を少し飲ませてくれる。新商品の試飲にもなるし、おいしかったら買ってもらえる。ラーメンを待つ間の飲み物にもなるし、「このダシを使っているのか〜」と思いながら飲んで待つことができる。スゴいなぁ。接客教育もスゴいし、この販売戦略をサービスに変えてしまうのも素晴らしい。やはり高橋社長は只者ではないと思わせてくれる。そして、水を得た魚のように活躍しているというか働かされている山口総料理長。今回の5商品もよくできていそうな気がする。
ラーメンを待つ間にこの「焼きあご白だし」の宣伝チラシを読むことになるのだが、無化調らしい。ということは、ラーメンも無化調なのかな。出てきたラーメン、ビジュアルが宣伝用とほぼ変わらない。こういうのも珍しい。たいがい写真はよくできているものだ。あえて並べてみたがほぼ同等。そして麺を盛り付ける際に一本一本箸でほぐしてから盛り付けているのもスゴい。ラーメンだったら「麺が伸びるから早く盛り付けて」と言いたくなるが冷やしだからまあいいのではないか。ものすごく丁寧にほぐしていた。それが私のところに来たのだが、、、、。(^^;
「冷たいスパイスカレーらー麺」もスパイスは効いているものの無化調らしい爽やかさがあった。逆言うと少し旨味が足りない。いや、おいしいんです。
このちょっとした変化がこれまでのお客さんにどう影響するのか?これからの1−2年で出てくるのでしょう。こりゃ、通常メニューも再食してみなきゃ。

お店データ

焼きあご塩らー麺 たかはし 銀座店

焼きあご塩らー麺 たかはし 銀座店

東京都中央区銀座5-10-10 オリジナル第一ビル1F(東銀座)

このお店の他の一杯

大崎裕史
大崎裕史

(株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。