藤沢駅近くの間借り営業から始まった「53's noodle」。2018年に湘南台駅の線路際に店舗を立ち上げて人気店に。2021年12月には近くの2階店舗に移転して再スタートを果たした。移転前の場所はしばらく閉まったままだったが、この場所を使ってランチタイムに五味店主が新ブランドをスタート。
この店のテーマは、地元「藤沢市」。住宅地やキャンパスタウンのイメージがある藤沢だが、畜産や農業といった第一次産業も頑張っているとの事で、その食材を使い、知ってほしいとの店主の考え。ラーメンを通して藤沢市の生産者と食べ手を結びたいという思いから、店名に「結」の字を入れた。メニューは「醤油蕎麦-茜-」「潮蕎麦-藍-」「つけ蕎麦-山吹-」の3種類。
スープには鶏(ふじさわ軍鶏)、豚(みやじ豚)、牛(やまゆり牛・湘南ビーフ)といった藤沢育ちの食材を使用。麺には、パンでも用いられる「湘南藤沢小麦」をブレンドした、中太平打麺を自ら製麺。スープによく馴染みながら、グイグイ啜らせる勢いある麺に仕上がっている。具には煮豚と低温調理の2種類チャーシュー、肉ワンタン、青ネギ。見た目にはいわゆる「神奈川淡麗系」にも近いが、その特徴である鶏油は使わず、香味油にはラードを使用している。このラーメン提供前には、地元産野菜などを先付けとして出している。
潮蕎麦には「湘南ハマグリ」の出汁をプラスしているが、近年のラーメンで多い「煮干し」「節類」は加えなかったという。「他の人がやってる事と同じ事をしたくなくて」と語るご主人に、「自分の味」を出そうとする意欲を感じました。「藤沢の味」を広めようとするご主人に期待大です。
















